8月2日は「蜂蜜の日」!蜂蜜は何故健康に良いのか?

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8月にも入れば夏のお終わりももう間近…長いようで短い夏ですよね。

だが、夏は終わるが暑さが終わるとは一言も言ってないんですけどね?

去年はえらく気温が高い時期が続いたようですが、今回はどうなるのやら…

 

さて、8月2日の本日はハニーの日」。明日である8月3日は「蜂蜜の日」となっております。ご存知の通り蜂蜜は主にミツバチがせっせと集めた花の蜜であり、その花の蜜を 人間様が持っていくことで市場に蜂蜜が出回っています。

 

ちなみにハチを使わずに人がせっせと花の蜜を注射器みたいなので集めていっても蜂蜜が作れるのか?と言ったら、実はできないのだ。

小さい頃にツツジホトケノザのようなラッパ上の花をむしり取って、花の根元から花の蜜を吸ったことがある人もいるかと思いますが(最近の子供は知らないかな?)…確かに甘いと言えば甘いのですが、蜂蜜と比べると甘さは控えめ…ちなみに実際にハチが集める花の種類から吸ってみても同じ結果。

それもその筈、花にある状態の蜜は糖度が5%-10%。蜂蜜は70%-80%と言う事で全然濃度が違うのです。この差は、ハチが蜜を貯蔵したさいに蜜内部の水分が発散させられる事によって起こると言う。

さて、蜂蜜と言うとその通り大半が糖分から出来ている訳ですが…ここで一つ疑問。ほとんどが糖分で出来ており、その通りカロリーも高い蜂蜜は、近年の健康の話題から考えれば非常に身体に悪そうなイメージになりそうなものですが…なぜ、蜂蜜は健康に良いとされるのでしょうか?

 

★蜂蜜の糖分

蜂蜜を構成する物の内約70-80%を糖分が占めており、ご存知の通り非常に糖度が高くなっています。しかしながら、蜂蜜の糖分は砂糖のように「ショ糖」を原料としているのではなく、その前形である「ブドウ糖」 「果糖」と言った単糖類を主原料としています。

砂糖の主成分でもある「ショ糖」は、体内で即利用が出来ずいったん「ブドウ糖」と「果糖」に分解しなければいけないのですが、元々その二種類の糖が使われている蜂蜜は体への吸収率がよく、即エネルギー源として利用され体にも蓄積されづらい特徴を持っています。

また果糖はショ糖と比べると糖度が高い為に砂糖の代用として使える他、砂糖よりも少ない量で同等の甘さを引き出す事が出来ます。

 

★蜂蜜の栄養価

蜂蜜には糖分の他にも良質なビタミン類やミネラルも含まれている。

特に蜂蜜が持つビタミンの内の9割近くが少量で摂取効果を得られる物であり、蜂蜜内にある限りは長期間失われずに保存されると言う点があげられる。

また、蜂蜜の持つビタミンの種類は「何の花からハチが蜜を集めたか」によって大きく変動する点も特徴の一つ。

カリウムを始め多くのミネラルが含まれている。

 

★蜂蜜は傷薬

古来より蜂蜜は人間に使われてきた食材であり、その一方で 薬としての使い方もされてきました古くより蜂蜜の殺菌力の高さは知られており、様々な国でのみ薬、塗り薬、張り薬等々様々な使い方をされました。

何故、薬として使われるようになったのか?というと、蜂蜜に秘められた非常に高い抗菌・殺菌作用がその裏にあるからです。

とある事例では抗生物質の投与でさえ治癒しずらかった傷が、蜂蜜を塗ったところ著しい改善がみられ、傷口付近が無菌状態に近くなったと言うケースもあるほど。

 

ただ、甘いだけではない蜂蜜。「即座にエネルギーとして利用でき、甘さも強く、その分利用料も少なく済む」「豊富でありながら少量で身体に力を与えるビタミン・ミネラル」「非常に高い抗菌力・殺菌力」この三点があるからこそ蜂蜜は身体によいと言われる訳ですね。

また、蜂蜜は食べても虫歯にならないと言う報告もあるから驚きである。

ゴキブリ…?いや、違う。気付きたくなかった謎の虫「紙魚」

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先月ゴキブリのお話をさせていただきましたが、今夏もまた害虫繫がりのお話を一つ。

足が速く、狭い所に潜り込み、 テカテカとした光沢のある体でソコソコでかい事が嫌われているゴキブリ。

蚊やハエも嫌ではありますが、あの大きさと動きの前ではゴキブリの方が上回ります。

嫌であってもそれが「ゴキブリ」と正体が分かっているのであれば、まだ対処の使用があります…しかし、それがゴキブリと同じような動き、大きさでありながら全く違う生き物であれば、そこに「正体不明」という恐怖が加わる訳ですから最悪です。

「そんなのは見た事無い」と思っている人は幸運です。実は知らないだけで、ゴキブリ以上の絶望感を与える害虫がいるのです。

 

その名も「シミ」。漢字で「紙魚」と書き、体長は1cm前後と言うも、以前筆者が見たものには1cm以上ある物もいた為、個体差は大きいようです。

形状は細長い涙滴型(漫画表現の涙とか汗の形)をしており、尾となる部分に三本の長く比較的太い毛が三本生えています。

身体の色は銀色で、その為に英語圏では「silverfish(銀の魚)」と呼ばれています。

翅は無く、強靭な顎や毒針、毒粉、毒液なども無いのですが、色が銀色をしている理由として体全体を鱗粉で覆っている事があげられる為、掴むと鱗粉が付く。

紙魚」、「silverfish(銀の魚)」の名前がさす通り、高速かつ泳ぐように床、壁面を這うのが特徴。あの蛇行移動は恐怖すら覚える。

 

埃や紙などの繊維状の物を好んで食べる為、散らかっている部屋よりも埃などが溜まっている家は要注意。また、繊維を食べる特性上、ペットを飼っている家でも抜け毛の季節で湿度気温が高まる時期には注意しなければならない。

夜行性かつ光に敏感で、光を放つ物の傍にはあまり寄らないと言う特性を持っています。

寿命は昆虫の中では非常に長い部類に入り7-8年は生き繁殖力も高いと厄介なことだらけ。

 

まだ救いな事が、食性が乾燥した繊維類である為に腐肉などを漁るゴキブリのように食中毒菌を宿さない事や、生活圏がカビなどが生えるジメジメした場所などで無い事から、体に危険な雑菌や微生物がゴキブリほどつかない所くらい。

 

見かけた際は、その特性故に割かし速い速度でランダムに逃げる為、ゴキブリ退治の時のような先読み攻撃が出来ず、ゴキブリホイホイには引っかからない(そもそも食性が違う為)事が非常に厄介。

ただし、 飛ぶための翅がなくジャンプする脚力も無く、比較的凹凸が無いと壁面の移動も出来ない為にガラスやプラケースのような、つるつるした壁面の物に落ちると脱出できなくなるので、これを使って罠を張る方法が駆除の手として使われる。

また、食性として繊維質な物を食べるほかにデンプン質の物にも引き寄せられる習性があります。

その習性を利用して、蒸したジャガイモを潰しておいておくと、シミがそれに引き寄せられてやって来る為、それを捕獲罠組み合わせて一網打尽にする方法や、気にならない人であれば物理攻撃に対する防御力はゴキブリよりもはるかに下がる為、軽く一撃を加えるだけで倒せてしまう。あまり強烈な一撃だと、身体が脆すぎる面から炸裂するように身体が四散する為に注意はしないといけません。

 

また、ジャガイモを主原料としてホウ酸団子を利用する手もあり、この場合には玉ねぎを混ぜるとゴキブリとシミの二通りに効果が在るホウ酸団子が作れます。

即効性と持続性がある為に効果は高いのですが、子供やペットが誤って食べてしまうリスクもある為に使用時には注意が必要です。

忌避方法としてラベンダーを使用する方法もあり、こちらは直接殺す事はできずともシミを寄せ付けない手としては有効です。

 

害虫は現れると直接な害が有るにしろ無いにしろ人を不安にさせる物です。しかし、的確な処理方法を知っていれば、実際に見かけた時に自分がどうすべきか落ち着いて判断も出来ます。害虫のお話、今回は紙魚についてでした。

夏が熱いのは知ってるが…やる気が失せる夏バテの対策

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日中は太陽光があって暖かくとも、午後から雨が降ったりして急に寒くなる事もあり、今度は晴れてよかったと思いきや降った雨のせいで湿度が一気に上昇して、蒸し暑くなったりと…色々と、環境の変化が著しいのが日本の夏であります。

海外にはもっと湿度が高い地域気温が高い地域もある訳ですが、そう言った人から見ても日本の夏は「異常」だそうで、日本よりも赤道に近い位置のアジア圏の方々ですら日本の暑さの前にバテてしまうようです。

しかし、この気温の高さ、変化具合、湿度を前にしてバテてしまうのは海外の人だけでなく、日本人も一緒な訳でありこの時期のバテ症状…夏バテには多くの人が困っています。

 

温度の急激な変化や、高温多湿の連続等によって生じる自律神経の急激な乱れを起因として生じる様々な症状の事。と、難しく言いますが夏バテは皆さんご存知かと思われます。

「疲れてやる気が出ない」「食欲がない」と言った所が、夏バテの典型的な症状としてよく知られているかと思いますが、この他に「頭痛」「めまい」「発熱」を伴う事もあります。

夏バテになって無気力になると仕事にも遊びにも活が入らなくなり、せっかくの夏がもったいない…と言うか日常生活にもいろいろと支障が出てしまいます。

それを避ける為に、夏バテを初期から治すor予防する試みをする人も多いのですが…そのやり方は本当に正しい夏バテへの対処法なのでしょうか??

 

【多すぎる水分補給】

気温が高く、汗となって出て行ってしまう水分を補給しようとする試みは非常に良いのではあるが…あまり冷えた物を飲み続けると、内臓を冷やしやすくなり、身体の外の温度と内側の温度との差から、夏バテの症状を助長する事もある。

全くとってはならない訳では無いのだが…適度に飲むようにした方がよいでしょう。また、水分の体内吸収率は水分の温度が体温に近ければ近い程に吸収されやすい傾向がある。

 

【ガッツリ食べて元気回復】

食欲がない…けど食べなければ体力が落ちてしまう。多少無理をしてでもいっぱい食べようではないか!と、確かに食欲がないからと言ってそのままにしておけば、より体力がなくなり食欲もさらに落ちると言う悪循環になります。

しかし、かといって焼肉にようないかにも「スタミナ」と言った感じの物をガッツリ食べるのは、胃腸の機能が弱っている以上オススメはできません。

急激に食べる、消化に悪い物を食べる事によって胃腸に余計な負担をかけて逆効果になる事もよくある事です。

 

【シャワーでさっぱり】

何かと汗もかき易いけど、お風呂に入ると逆に汗をかいてしまいそう。だったら手早くシャワーでいいや!と、なる人もいるかと思いますがそれは実は逆効果だったりします。

冷房や冷えた食べ物・飲み物によって実は身体の内側が冷えやすくなっている現代の夏。その体の内側の冷えと外側の暑さの温暖差からくる夏バテ。

シャワーを浴びて汗を流す事はできても、全身を温める事によるリラックス効果は得られません。全身入浴する事によって副交感神経が活発化されて、リラックス効果が得られるようになります。そうすると、睡眠時に安定した休息を取れるようになり、夏バテの疲労回復に良いとされています。

ただし、熱めのお風呂に入ると暑苦しくなるので、少しぬるめの入浴が良いでしょう。

 

【根性論】

夏バテになるのは精神が貧弱だからだ。病気や怪我でもないのに身体が調子悪いと言うのは弱っちい心が、怠けたいが為に理由を付けているに過ぎない。こういう時こそ、気合を入れ押忍の精神で挑まねばならぬ。

と、身体に病気やケガが無くとも何かしらの不具合があるからにして具合が悪くなる訳でして、元気があれば何でもできる!が押し通らない場面だっていくらだってあります。

…まぁ、時には根性論で押し通す事も必要ですが、ちゃんとした原因を見出して解決しない事には意味はありません。

新鮮魚介には要注意!アニサキス以外にも結構いる寄生虫!

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毎年この時期になると報告され始めてくるのが「食中毒」

気がつかないうちに食中毒菌に侵された食べ物を食べて発症する人が多い季節ですね。

高温多湿と言う季節柄、食べ物が思った以上に痛みやすく…また、菌も繁殖しやすい絶好の環境と言う訳で、勿体ない気持ちもある訳ですが…日を置いてしまった食べ物は捨ててしまった方がよい季節です。

しかし、かといって新鮮な物も安全かというとそういう訳でもなく、去年なんかに騒がれた「アニサキス」のような刺身に潜む寄生虫もいます。色々と食について考察させられる季節ですね…

さて、そんな 寄生虫のお話になる訳ですが、魚の寄生虫と言うと「アニサキス」はよくお話に出ますが、実際はアニサキス以外にも魚に宿る寄生虫は存在しています。

そして、せっかく買ってきた魚であるのに寄生虫がいるせいで食べれるのか食べられないのか分からに状況も致しがたいと言う所…本日はそんな寄生虫の色んな寄生虫に付いて調べていきましょう。

 

【アニサキス】:とりあえず、基本は抑えておくスタイル。食中毒を起こす寄生虫として近年有名な虫。見た目は半透明な白色の線虫。体長は3cm程度。最終宿主は海洋哺乳類である為に人では成虫になれない。体内に侵入すると内臓を穿孔して内部に侵入しようとしてくる為に激痛とアレルギー反応を起こす。その為に激しい腹痛や吐き気を伴う症状を出す。これでも人に害をなす寄生虫の中では優しい部類。

 

【ニベリニア】:タラやイカに寄生している事が多い乳白色の寄生虫。米粒みたいな大きさで、半身を器用に蠕動させて移動する。蠕動している方が前方で、触覚みたいなものが最大で四つ出たり入ったりしてくる。これを宿主に刺して寄生する。人には寄生しないし、毒性もない。食べてしまってもタンパク質として消化されておしまい。

 

【テンタクラリア】:前記のニベリニアにそっくりな寄生虫。色も形も大きさも大体同じで、唯一の違いがカツオに寄生していると言う事くらい。それもその筈で、同じ種類の寄生虫と言う事。食べても問題なく、見かけても包丁の先端で簡単に落とせる。

 

【ブリ糸状線虫】:割と見かけるとショッキングな大きさ。ブリに寄生している線虫の一種であるが、大きさが10㎝を超える物もかなりあり、最大で50cmに至る時もある。

大抵の寄生虫が内臓やその付近に寄生するのに対し、これは筋肉に寄生しており魚屋などでも完全除去は無理。食べても問題ないが大きさが故にトラウマになる人も。取り付いていた筋肉部分は線虫の影響で変質しているので取り除いた方が(精神的に)良い。(食べても問題ない)

 

【サンマヒジキムシ】:上記の寄生虫と比較するとよく目立つ寄生虫。サンマの体表に付く上に大きさが数センチと大きく、全体的に黒いが棒が刺さっているようにしか見えない為にゴミが付いているように見える。しかし、立派な寄生虫

サンマヒジキムシは錨上の頭部をサンマの内部に固定している為、中々に取りずらい。また、無理に取ると頭だけ残ると言う…ちなみに頭は固いだけで食べても問題は無い。
後、サンマは夏に食べられなくもないが、旬は秋なのであんまり今の季節は関係ないかも。

 

【ウオノエ】:タイの餌とも言う。今まで紹介した寄生虫とは違い、線虫のように細長かったり軟体だったりではなく、ダンゴムシのような形をしている。

魚の体表、もしくは鰓部分、口の中に潜んでおり目視して取れる部分に存在していれば簡単に取れるも、口の中とかだと魚をさばくときに初めて気づいて驚く事もよくある。
食べても問題はない。

 

割と見かけるとショッキングな寄生虫種類も様々ある訳ですが、基本的にはそれ自体が毒性を放っている事は無いので、寄生部分が何かしらで汚染されていることは無く取り除いてしまえば宿っていた魚介類は食べても構わないようですね。

比較的食べても問題ない物が多いように見受けられるようですが、アニサキスのような例もあるので見かけたらやっぱり取り除く事が大事です。

まぁ、見つけてもそのままいける人は色々上級者のようにも思えますが…

美味しいだけじゃ無いんだゾ!夏の定番トウモロコシ!

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7月の季節イベントと言えば7月7日の七夕祭り。日本では7月7日にやる所と、8月7日にやる所の二通りに分かれます。

この時期、夜空を横切るように見える天の川ですが…現在、人工光の影響によって天の川は見づらい、または完全に見えないのが現状です。

天の川を観察したい時は、月明かりの無い晴れた日に周囲に光の無い郊外で、かつ空気が澄んでいる標高い所に行くのがベスト。

淡い光の集合とは言え、数が集まればやはり光度は高い物で、最も天の川を 観察することに適した場所であるオーストラリアの砂漠上では、美しく見えるどころか天の川自体の光で地面に自分の影が出来るという。こういった地球上の物に影を作らせるほどの影響力を持つ天体は他に「太陽」「月」「金星」位しかないと言う。

 

f:id:pegasasu-0120:20190617100732j:plainさて、七夕のお話はこの程度にしておいて…時期も七月に入り、今ある梅雨が過ぎれば本格的な夏がやって来る頃。

夏と言えば「かき氷」とか「スイカ」とか「そうめん」とか出て来る訳ですが、筆者はたまに「焼きモロコシ」とか食べたくなります。

以前は夏祭りにて販売されていた記憶があった訳ですが…ここ最近のお祭りではとんと見た記憶がない…

 

トウモロコシと言えば筆者のように焼モロコシにしたり、茹でて食べたり、炒めて弾けてポップコーン等の食べ方もあり、穀物類ではある物の普段の食べ方はどちらかと言え食事ではなくおやつ的な感覚が強くあります。

社会の授業で習ったと思いますが、トウモロコシを主食としている国々もあり、中南米諸国にその傾向が強いと言う事。

実は日本でも、今でこそ米もパンも広く普及していますが…高度経済成長期以前の 日本の一部でも、堅粒種のトウモロコシをそのまま、もしくは粗挽きにして粥として煮て食べていた所もあったそうです。

トウモロコシを語る上で最も特徴的な点は「植物繊維」。
かつてトウモロコシの実の皮の部分は人体では吸収できない物質であるとされ、人体には要らない物質と言われていましたが、それが現在では見直されて、人間の身体にとって必要な物で健康にも良いと言われるようになりました。

トウモロコシの食物繊維であるセルロースはサツマイモの4倍もあると言われており、夏の時期は水分不足となりやすく、寒暖差から体調不良となってお腹が悪くなる人もいる一方で、疲労から便秘気味になる人も多くいます。

また、食物繊維の特性上、腸内の環境も自動的に整えてくれるので夏バテなどで弱り気味となった腸内環境を整えてくれるので、食欲改善へとつながる事もあります。

また、この時期に嬉しい疲労回復ビタミンであるビタミンB1を含んでいる事にも注目が行きます。

ビタミンB1は糖分をエネルギーに変換する為に必要なビタミンであり、同じく疲労回復の食べ物として名前が挙がる「うなぎ」 や「豚肉」等にも多く含まれています。

また、アルコール代謝にも関わるビタミンでもある為に、お祭りなどでアルコールを飲む機会が増える今時期には丁度よい感じになるでしょう。

また、本来ビタミンB1は水溶性なために、茹でたりすると水気と一緒に外部へと出て行ってしまうのですが、モロコシの場合は実が固い繊維にくるまれている他、内部のデンプン層に閉じ込められている為に茹でても外に出ていきにくいんだとか。

 

まさに夏にうってつけの食べ物がトウモロコシなのです。

しかも、あんなに甘くおいしいのにカロリーはそんなに高くないと言う、この気軽さに食べれる所も、トウモロコシの良い所。

それは深々と降る雪のように…って埃ゃねぇか!気がつくと溜まっていく埃

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誰もが学校の歴史の授業で一度は名前を聞いた事がある有名な哲学者「アリストテレス」

様々な哲学を解き、世界の様々な謎を解き明かそうとした人物ですが…彼の出した生命起源説の一つにこんなのがある事を知っていましょうか?

その名も「自然発生説」アリストテレスは生命の起源を探るべく、様々な生物の繁殖・誕生を研究た中でふとある事を発見しました。それは「特定の生物は“親”からではなく“物質”から生まれてくる」という物です。

いったいどういう事?と思うと、テレス曰く…「昆虫は“草の露”からも誕生する場合があり、タコやイカなどは“海底の泥”から生まれる事がある」という事らしいです。

んな馬鹿な。と、現代の知識で言えば思う訳ですが、当時からすれば自然の中に無数に存在している虫なんかは、自然そのものが生み出しているとも思えたわけでしょうね。

 

さて、現代の自然の法則からすれば「何も無い所から自然に何かが発生する」なんてことは無い訳ですが…気がつくと部屋の隅やら物の上やらに溜まっていく「埃」。自然発生居てるようにしか見えないアレはどっから来るのでしょうか?

 

365日、気温にも、季節にも、湿度にも関係なくたまり続ける埃。気がつくとたまっており、掃除をしても次々に何処からともなくたまっていきます。

そもそも粉っぽかったり、糸っぽかったりするこの埃は何からできているのでしょう??

「埃」と言うと一言で終わってしまいますが、埃は複数の物質から出来ており単一の物質ではありません。埃を構成している物質は、繊維(55%以上)・土砂(27%以上)・食物、毛類、紙片など(どれも3%以下)から成り立っており、これらの物質の集合体となります。

 

ほとんどが繊維物質で構成されている一方で、構成物質に「土砂」がある所でお気づきの人もいるとは思う訳ですが、埃の素材となる物は室内だけでなく屋外からやって来る粉塵もまた埃を作る原因となっている訳です。

繊維質の集合体となっている為に、最初は小さくとも周囲の埃を集め取って大きくなっていき、その際にカビの胞子ダニなどもからめとってアレルゲンとなる訳ですね。

また、先の通り屋外からやって来る土砂もまた埃の原因となるのですが、屋外には様々な化学物質が存在している訳で屋外からやって来る埃はそういった土壌に含まれている毒性の物質も運んでくることがあります。

一つ一つはわずかな量であっても、塵も積もればなんとやら…体内に蓄積していけば影響を出す事もあったり、なんでも口に入れてしまう子供などには非常に危険な物となります。埃と言って侮っていると大変な事になる訳ですね。

 

では、完全に家の中と外を遮断して閉め切った状態にしてしまえば、屋外からの埃は入ってこないのでしょうか?というと、完全に閉め切っても実際は無理らしく入って来るようですね。また、内外を行き来する人に付着して侵入してくる事もありますので。

 

次から次へと湧き出るように出てくる埃…これらを増やさない為にはどうすればよいのか?また、意外とたまる場所とはどこなのでしょうか?

埃には様々なサイズがあり、比較的大きなものであれば自重が重い為に自分で落下し、比較低い位置にとどまります。しかしながら、粉塵のように細かい粒子状になっている物では一度空気中に舞うと長時間大気の流れに乗って飛び続ける事になります。

大気中を長時間舞うような粒子に近い様な埃は高い位置に蓄積しやすく、これらも寄り集まればいずれは大きな埃となって落下してきます。

目に見えるような大きな埃よりもこういった細かな埃の方が実に厄介なのは明確で、粒子状の埃は高所の他にも壁面や静電気を発する電子機器などにも付着しやすい傾向があります。特に、電子機器の持つ静電気には引かれる性質があるので埃が付きやすくなるでしょう。

 

なので、床端に溜まっている大きな埃はもちろんなのですが、そういった小さな埃も見て取るようにする事によって埃が溜まる率はぐっと下がります。

もし、金銭的に余裕があるのであれば空気清浄機なども粒子状の埃を吸い取ってくれるために埃を溜めにくくしてくれます。あくまで、溜めにくくの程度ですが…

後はやっぱりこまめな掃除が最も単純かつ効果的なのではないでしょうか?

暖かい時期の黒い悪魔…ゴキブリの季節がやって来る!

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暖かい時期になって来ると冬はなりを潜めて大人しくしてきた様々な動植物が姿を現してきます。そして、気温が上がればさらにその活動は活発化させていきます。

何が言いたいのかと言いますと…もうじき筆者の大嫌いな「虫」の季節になるってお話です。

日本には約32000種類以上の虫がいると言われ、害がある物ない物様々存在している訳ですが…さてその中でも、嫌ってる人が多いであろう蟲が「G」事、「ゴキブリ」でしょう。

このゴキブリも気温が上がり始める3月4月ころから活動が活発化し始め、7月8月の暑い時期を活動のピークとして動き始めます。

 

筆者もゴキは嫌いな訳ですが、しかしよく考えてみると他の害虫のような何か実害があるのか?というとゴキ自体はハチのような毒針や、カミキリムシのような強靭な顎がある訳でもなく、白アリのように建物をダメにするわけでもなければ、アブラムシのように農作物に被害を出す訳でもない…と、すれば実はゴキブリは見た目がアレなだけで実は無害なのでは?と、すればそんなに恐れる必要もないのでは??とも、一瞬だけ思ったり。

 

…まぁ、実際はそんなわけないんですけどね。

確かにゴキブリ自体には毒針も毒毛もありません。が、ゴキブリは大量の食中毒菌やら毒性の強い菌を保有しており、特にゴキブリの糞はそれらを内包している上に最初は固形や液体状でも時間が経つと風化して塵より小さく、空気中に舞いやすくなる為に知らず知らずに体内へと侵入してきます。

そうでなくとも、ゴキブリの糞や死骸はアレルギーの原因となります。

また、ゴキブリは噛まないと思っている方もいると思いますが、実際は噛みつきます。

ゴキブリの語源と言われているのは江戸時代頃まで使われていたゴキブリの名称である「御器囓り(ごきかぶり)」だとされ、書いて字の如く「御器=器」を「囓り=かじる」事がゴキブリの名前の由来になります。

その為、稀に噛まれてケガをするケースや、電気コードなどをかじり切ってショートを起こし火事の原因ともなっています。特にゴキブリの住みかとなり易い場所が、冷蔵庫や洗濯機などの家電の裏である為に非常に危険となります。

 

さてさて、そんなゴキブリですが…駆除方法としてよく使われるのが「殺虫剤」or「叩き潰す」でしょう。効果的と思われている殺虫剤も様々な種類があり、当然、一長一短な所も多くあります。

 

手元や近くに対ゴキブリ用の道具があるのならば良いのですが、そういう時に限って何もないと言う物。テレビや漫画の世界では新聞紙やスリッパを使ってパツンと叩いて潰している訳ですが、先の通り様々な菌を宿している為に潰すとそれらが飛散してしまったりする場合もあり、それ以外の手段がない場合の最終兵器として見るのが良いでしょう。

 

身近な物でのゴキブリの弱点は結構あり、冷却スプレーを見て分かる通り冷える事にも弱いのですが、意外と高温にも弱いとの事。

熱湯をかける手もありますが、簡易的にも逃げられないような状態にできるのであればドライヤーの熱でも殺す事が出来ます。

意外にもドライヤーの熱は一般の物でも吹き出し口から3cm前後で100度近くあり、ゴキブリの死ぬ温度が60度との事でいったん動きさえ止められれば熱で殺す事が可能です。

 

また、意外な物で除菌アルコールスプレー等。アルコールにはゴキブリの体表に付いている油分を溶かす作用があり、それによってゴキブリの気門を封じる事が出来る為に窒息させることが出来るんだとか。

同じ理由でアルコール度数が高いお酒でも効果が有り。しかし、量が少ないと死なない点や実際に窒息させるまでに時間がかかる点にも注意。ただし、アルコールは揮発する際に熱を奪うので寒さに弱いゴキブリの移動速度を下げられると言う効果もあります。

後は身近な物であれば「洗剤」や「布用消臭スプレー」等も「界面活性剤」を含んでいれば同様の効果が在ります。

 

ただし、どれも言える事が…ゴキブリの死骸をそのままにしておくと、その匂いに他のゴキブリが集まってくる効果が在ると言います。死骸はそのままにせず、ちゃんと処理するように心がけた方がよいでしょう。特に、死ぬ間際に物陰に逃げ込んだ際は注意が必要ですね。