「泣きっ面を蜂が刺す!」とはこの事かッ!痛い口内炎

614340これとは違うコラムを書いている時に、筆者は誤って舌を噛んでしまいました。 なもんで、今は舌が腫れていてすんごい痛いです。

 

そのつながりでは無いのですが、時代劇や事件物でたまにある「舌を噛んで自殺する方法」 。噛んだ舌が気道に入っての窒息死とか、失血死とかいろいろと言われているみたいですが、実際の所は舌を噛み切ると喉の所まで続いている舌の筋肉が麻痺収縮して喉を詰まらせるため窒息する…と言う物らしいです。

 

なるほど、それで死亡するわけですか…と、思いきや、そう簡単には死ねないのが現実らしいです。 先の通り麻痺収縮するのですが、それだけでは喉を完全にふさぐことはできないらしいみたいですね。 偶然、条件が重なって残った隙間を血液が固めてしまえば窒息死に至ると言いまが…口の中だと唾液等もあり血液も固まり辛く、やはり舌を噛んで自殺は難しいらしいですね。 筆者はそこまで強く噛んでいないので傷が出来たくらいです。 しかし、おまけでそこから口内炎になりかけている感じで酷いです。ハイ。

 

誰しもが一度は経験したことがあると思われる、口内炎。 口の中…歯茎や舌、唇などにポチっとできて、ちょっとしたことでも痛みが走ると言う何とも嫌な病気です。 筆者の場合は今回みたいに、口の中を噛んで出血するとほぼ確実に口内炎へと進化します。追い打ちですよほんとに。 大体は1週間前後で治るとは言われますが…広範囲に出来たり、複数個出来たりすると食事をするのもしんどくなります。

 

そもそも、口内炎にはいくつかの種類があり、原因も様々な物があるとされています。 細菌ウイルスアレルギー、さらには原因不明な物まで様々です。 また、誘因となる物にはストレスや体力低下、免疫異常や遺伝的な物、不摂生などから来ると言われています。 それらの口内炎の一例として…歯垢や口内への物理的な刺激、疲労や風邪などでの体力低下からくるカタル性口内炎」、ヘルペスウイルス等のウイルス感染からくるウイルス性口内炎」、常在菌である「カンジダ」が、患者の免疫力低下や栄養失調に伴い増殖して発症するカンジダ口内炎」、一般的に良く見る円形の白っぽい潰瘍ができるアフタ性口内炎」の四種類が主となります。

ちなみにもっとも一般的な「アフタ性口内炎」は原因がイマイチ分からないとされていますが、体力・免疫力が低下している時に口の中に傷が出来たりすると、そこから菌に感染して口内炎になるのでは?とされております。

 

痛い口内炎は早く治したい物ですね~…さて、大体の口内炎が細菌やウイルスによるものだと言う事が分かると思いますが、とどのつまりはその細菌やウイルスを何とかしてしまえば、何とかできると言う事…そこで使うのが、「塩」です。 ナメクジに塩をかけると干からびて死んでしまうのは「浸透圧」と言う、濃度が高い液体に低い液体の水分が奪われる作用の為で、この現象は何もナメクジに限ったわけでなく細菌やウイルスにも効果を現します。 其の為、塩には殺菌作用があると言われており、塩水を使ったうがいや、荒治療だと「塩を直接塗る」などで軽度の物であれば早ければ数日で治るとされています。 ただし、この塩を使った治し方は傷に塩を塗る訳ですので結構痛いので覚悟は必要です。

 

後は、あまり酷いようであれば近くの薬局などに口内炎の薬などが販売しているのでそれを使うのも良いでしょう。