「睡眠不足は女性の敵…」いえ、脳の敵です。こりゃ大変だ!睡眠不足

a8f5dde5ab70917635a8316360293c1c_s本日もまた唐突に、世の中には「早起きは3文の徳」と言うことわざがあります。

 

しかし、現代には「3文」という金銭単位はなく、具体的にはどのくらいの儲けが有るのだろう思い、色々調べましたら…まぁ時代によって金額に差が結構ありまして、ここはひとつ、そば1杯15文の江戸時代(前期)の頃が、今の金額に当てはめると「1文=25円」と言うのでそれを目安にしてみました。すると、まぁ計算するまでもなく3文の得は75円の徳と言う訳ですね。

うぅむ、あんまり得してないような…ちなみに三途の川の渡り賃として6文銭がありますが、こちらは150円相当になります。静岡県静岡市に江尻と塚間をつなぐ水上バスがありますが、運賃は最安で江尻~日の出で200円となっております。

川幅の問題もありますが、一区間として考えれば意外と妥当な値段だったりしますね。

 

さてさて、そんな得する早起きをするには何が大切か?ズバリ、早く寝る事です。

まぁ、当たり前ですがきちんとした早起きを実行する為には早寝も欠かせない訳で、夜の3時に寝て朝の6時に起きるのは別に健康的な早起きとは言いません。

しかしながら、現代社会は睡眠不足の方が多い物…かといって、「こうすると寝れる」とか「ああすると寝れる」っていうと「無理だし」って意地を張る人が多いので、今回は逆に睡眠不足になるとどういう症状が起きるのかを見ていきましょう。

 

そもそも、以前もお話したかとは思うのですが、睡眠を取る事は脳と体を休める大事な事である為、ほんの少しの睡眠不足でもその時の疲労は蓄積して後々に残ります。

ちなみに人はどのくらい眠らずに過ごせるのか?これについてはイギリス人男性の2週間の不眠という記録があります。「寝なくても結構耐えられるんじゃない?」なんて思った方。

そんな甘いものではありません。不眠に関してのギネスの記録はかつてありましたが、現在はその危険性から消去されております。

この時も初日は元気でしたが、断眠二日目で目の焦点が合わない、立体感覚がつかめないなどの症状があらわれ3~5日で精神が不安定になり、その後は幻覚・妄想に苦しみ、9日~はまともな会話ができない、手足も震えて無表情と言う異常な状態が続いたそうです。

まぁ、この場合は極端な例ですがこれだけ睡眠は身体にとって大切な物なのです。

 

長期的な睡眠不足じゃなくとも、度重なる睡眠不足によって身体や精神に数々の症状を起こします。

睡眠不足が重なると現れる健康面での症状として「免疫力の低下」「体の痛み」「アレルギーなどの疾患が悪化する」等があげられます。本来であれば、睡眠中に整えられ、体に蓄積した要らない物を排出し、体に必要な物を生成するのですが、それらの一切がちゃんとした時間に働かなくなるためにこれらの症状が現れます。

睡眠中に本来は作られるはずの免疫細胞がちゃんと作られなかったり、体を休める事により筋肉に休息を与えるはずが、ソレができない為に筋肉が固まってしまい腰痛・肩こりを悪化させ、体に蓄積していくアレルギー物質を取り除く機能も睡眠中に動くのですが、睡眠不足なためにちゃんと機能していなかったりと色々な箇所でそのダメージは自分に返ってきます。

特に睡眠不足が続き「吐き気・めまい」を感じるようになった場合は、体が危険信号を出しているのに他なりません。体中に疲労物質が蓄積しすぎて体が限界を現す際に、そういった吐き気やめまいといった症状が現れるのです

 

また日常生活の中でも、「記憶力が著しく低下」したり、「身体能力の低下」や「異常な倦怠感」「様々な事に無関心になる」など、うつに近い症状傾向が現れるようになります。

まぁ、実際に睡眠不足からうつになる方も多いらしいですね。

我々の脳は睡眠時間以外に休息を取る事が出来ません。なので、睡眠時間が短くなるとう事はそれだけ脳が休息できないと言う状態になるわけです。

上記の症状は脳の疲労が重なり、脳が正常な動きをできなくなり起きているのです。

 

いやはや怖いですね。これらの睡眠不足末期の症状が運転中や作業中に起ると大変な事に!皆さんもくれぐれも注意ですよ~。早起きの話から睡眠不足の話になりましたが、まぁ…これはこれでと言う事で。