なり始めたら要注意ッ!ピーとかキーンとか意外とうるさい耳鳴り

79e15832e53f10bba10b00e2fe2f2f86_sさて、世間ではお盆に入り、実家に帰省する人、または親戚周りをする人など皆さん忙しいでしょうね。逆にちびっ子とかはこの時期にしか会えない親戚の子と遊んだり、爺ちゃん婆ちゃんの家でいつもと違った夏休みを満喫したりと楽しい事も多いかと思います。

筆者はお盆時期だと怖い話とかの特集が楽しみですね。特に【生存者が皆無なのに語り部がいる怖い話】とか、いったいどういう事?って言いたくなります。

まぁ、筆者は前職が葬儀系なのですがそういう体験はあまりしたことが無く、あるとしても大体原因が分かってる系ですね。でも、未だに裏方で夜中に聞いた「ま゛ぁ」っていう変な声は耳から離れません。何らかの動物だったと自分に言い聞かせてます。

 

空耳つながりで、人体器官の中でも外部情報を得る為の重要な部位として「耳」があります。

目や皮膚、舌と同じく感覚器官であり耳が司るのは「音」。もっと正確に言えば「音」の他に平衡感覚や回転した際の上下左右を適正に判断する機能も耳が司っております

 

耳が音を聞く事が出来るのは、耳の奥にある鼓膜が振動して、その振動を耳の中の骨が拾い蝸牛と言う器官に伝えて電気信号に変え、さらに脳に伝えるからです。

基本は空気振動が無ければ音は聞こえないのですが…時に何も無いのに耳が音を捉える場合もあります。甲高い音だったり低かったりと、このような外部振動でなく自分だけに聞こえる音を恐怖体験…ではなく耳鳴と言います。

 

実は耳鳴りは普段生活している時にも気が付かないだけで鳴っており、音がほとんどしない場所に行った時に、よく耳を澄ませると「シーン」と言う音が聞こえると思いますが、これがまさに耳鳴りです。ちなみにこれは誰にでも聞こえる物で、正常な物であります。

耳鳴りがなる原因は実の所、解明されておらず、一つ分かるのは耳内で何らかの異常があると起る場合が多いとの事です。

 

耳鳴りの種類としては自覚的な物他覚的な物と二通りの種類があり、覚的なのは生理的な物や不明な物が多く、自分にしか聞こえないのが特徴です。逆に他覚的な物になると何らかの原因が身体にあって音が出ている状態で、聴診器などを使うと他の人も聞く事が出来るそうです。他覚的な物の例として、耳周辺の筋肉の委縮音や骨の動く音が上げられます。

 

耳鳴りの音の種類では甲高い「キーン」や「ピー」と言った音から、低音の「ボー」や「ブー」等の音があり、それにより様々な症状が考えられます。

甲高い「ピー」とか「キーン」と言う音の場合は内耳の部分に何らかの原因があるものとされ、突発性難聴メニエール症等が上げられます。

ちなみに突発性難聴は筆者も経験済みで、今まで何ともなかったのに、突然甲高いキーンと言う音が耳に響きだします。突発性難聴どのくらい早く病院で見てもらうかが完治できるか否かの分かれ目になるので、もしなった場合は迷わず病院へGOです。

 

低音の「ボー」とかと言う音の場合は大体が中耳辺りの原因とされており低音障害型感音難聴などが怪しまれますが、ストレスや疲労、気圧の関係などからもなる場合があるそうです。

 

他には「パコ、ポコ」や「パタタ」という音がする場合は耳管狭窄症、もしくは開放症の疑があり、耳の中を動かした際などに聞こえてきます。筆者は狭窄症なのでよくあります。

 

まぁ、なんにせよ耳と言うのは重要な感覚器官なので、なにか異常がある場合は一度病院に行くことが良いと思います。海外のとある話で、朝起きて耳鳴りと痛みが酷いとして病院に行ったら耳にゴキブリが入っていたという事があるくらいで…しかも病院から言わせると「寒い時期ならよくある」と言う話らしいですね…てか、これが一番怖い話じゃないですかね?