アナタの身近にも…死してなお害をなすアノ虫

mite-67638_960_720ゴールデンウィークが終わり、皆さん休みの気持ちはとれましたか?

あまりに長期休暇すぎると、仕事をするときに中々気持ちが戻らず集中できないもの…しかし!それはそれ、これはこれ!分別つけてこその大人です!

私なんかは出勤前に筋肉少女帯の「労働者M」を聞きながら会社に来ます。

興味のある方はコチラで視聴できるようです。働け~、働け~(Youtubeのため音量注意)

 

さて、冗談はさておき。この季節になると梅雨時期も近づいているために高温多湿の日が多くなってきていると思いますが…そうすると発生しちゃうあの生き物。

ゴキブリ?いえいえ、それもありますが…今回はアレルギーなどの原因にもなる「ダニ」のお話をしたいと思います。

 

目に見えるサイズの物もあるようですが、大抵は小さすぎるために直接目で見ることは困難なサイズです。しかし、刺されたり、寄生されたり、糞やその死骸でも害悪をなすとっても面倒な連中です。

ちょうどこの季節…五月上旬ころより活動が活発になり、暖かければ秋口頃までがダニの季節になるのです。そして、条件がそろうと大発生して大変なことになります。

 

特にダニが発生しやすい場所として、カーテンやエアコンのフィルターカーペット座布団布団やマットレスなどがあげられます。湿気の多いところや、暗がりで埃っぽい場所などが多いようですね。

 

ダニ退治で一番手っ取り早いのは、洗える物は洗って干乾しか乾燥機で干してしまうのが一番早いでしょう。

ただし、布団・マットレスにいるダニについては非常に面倒で、洗えればそれが一番なのですが、家庭用の洗濯機などではなかなか洗えないもの…なので干乾しだけになるかと思われるのですが…ここでポイント!わざと黒いビニール袋などに布団やマットレスを突っ込んで干す…と言うか「蒸す」ことによりダニを殺してしまうことができます。

なんでもダニは65度以上の温度でないと死滅しないとかで、日光だけでは不十分とのお話があります。なので黒ビニールでくるんであげることにより、内部で温度がガンガン上がり布団の芯からダニを死滅できるそうです。

やった後は、掃除機をかけてあげることでアレルゲンとなるダニの死骸も完全に除去できるでしょう。

ただし、この方法は布団の温度がなかなか下がらないので午前中だけやって、午後の早いうちから取り込み、布団を冷まさ ないと寝苦しくなるようです。

 

家の中のカーペットや絨毯のダニを洗わずにいくらかでも取り除きたいときの方法としては、まずダニのいる部屋を真っ暗にしてしまいます。ダニは夜行性なため明るいうちは絨毯やカーペットの奥に隠れています。なので、わざと部屋を暗くしてダニを活発にさせるところから始めると効果があるでしょう。時間にして1時間くらいした後に掃除機を使って、毛に逆らうように何度も吸い上げるとダニを除去できます。…が、この方法は「普通に掃除機をかけるよりも幾らか効果がある」程度のもので完全除去までには至りません。

 

そこでオススメの最終兵器「スチームアイロン」。先の通り、ダニの死滅する温度は65度以上が条件となっておりますが、スチームアイロンの温度は約100度。

効果範囲は狭く、広い範囲をやろうとするとかなりの労力が必要になりますがその効果はかなり大きいらしいです。しかしながら、やる際には火傷などに注意して、そして、スチームアイロンをかけていい物なのかどうなのかをよく検討してからやってみると良いでしょう。あと、最後に軽く掃除機をかけて死骸を除去する事をお忘れなく!