ビタミンって…なんだろう?意外に多いぞビタミンの種類
世の中にはまぁ「ビタミン○○が豊富」とか「ミネラルである○○を摂れる」とか、そう言ったのを使う商品の多いこと多いこと…
まぁ、筆者もコラム内で頻繁にそれらを使うので、人の事を言えた義理ではないのですが…
ともかく、そういったことから始まる物っていっぱいあると思うのですが、そもそも「ビタミン」や「ミネラル」って詳しくどんなものかって話になった時にわかる人がどれだけいるのでしょうか?
そして、それぞれにどんな力があるのかわかる人ってどのくらいいますかねぇ?ちなみに筆者はイマイチです!(`・ω・´)キリッ
そもそも、ビタミンは生き物が生活するうえで必須な「炭水化物」や「タンパク質」、「脂質」以外の栄養素…それも【有機化合物】に限定した総称の事で、摂取する動物の種類によっては同じビタミンでもビタミンの定義から外れる場合があると言います。ややこしぃ…
「有機化合物がビタミンなら無機物は?」と思った方は偉い!無機物の場合はミネラルになります。
はい、これがビタミンとミネラルの一番の違いになります。
ちなみにビタミンには水溶性(ビタミンCやB)と脂溶性(ビタミンA,D,E,K 等)の二つの種類があり、水溶性は水に溶けやすい分体外に出やすく、脂溶性は身体に残りやすいという特徴があります。
ちなみに人が必要とするビタミンは…
【水溶性ビタミン】
ビタミンB群
ビタミンB1:酵母、豚肉、牛乳などに含まれている。不足すると脚気の原因となる。
ビタミンB2:鶏卵、アーモンド、干し椎茸に含まれる。不足で脱毛、口内炎の原因。
ビタミンB3:カツオ、サバ、マグロ等に含まれる。不足で皮膚炎の原因となる。
ビタミンB5:卵、牛乳、鮭などに含まれる。他の食品にも割と含まれている為に滅多に不足にはならない。
ビタミンB6:ニンニク、マグロ、レバーに多く含まれている。タンパク質の代謝に必須。
ビタミンB7:酵母や豆類に多く含まれるも、体内精製される為に普通では不足しない。
ビタミンB9:レバー、緑黄色野菜、果物に多く含まれる。別名「葉酸」。大量の飲酒はB9の吸収および代謝を妨げる。
ビタミンB12:海苔、貝に多く含まれている。野菜・果物には殆ど含まれていない。B9と一緒にヘモグロビンを作るのを手伝う。
ビタミンC:柑橘類や柿、アセロラ、トマト等に多く含まれている。加熱に非常に弱い。抗ストレス作用を持つ。
【脂溶性ビタミン】
ビタミンA:バター、ウナギ、ホウレンソウに多く含まれている。不足すると夜盲症になる。
ビタミンD:しらす干しや焼き紅鮭、焼きさんま等に多く含まれる。丈夫な骨を作る。
ビタミンE:魚卵類、青魚、マヨネーズに多く含まれる。過剰摂取で骨粗鬆症の恐れあり。
ビタミンK:パセリ、紫蘇、モロヘイヤに多く含まれている。不足で血液凝固能の低下をおこすと言われる。
以上が人にとってのビタミンになります。 ちなみに、かつてビタミンと思われていた物「ビタミン様物質」を含めると最大でビタミンVまであるそうで、これらは「誤ってビタミンとして認識されたもの」の集まりで、中にはアミグダリンのような毒性物質がビタミンに登録されていたこともあります。