ラジオ体操第一

dd4d6d5abed0a8ded2549de2b166bd96_s私が小さい頃、朝の六時頃から公園に集まって良くやった夏の定番のひとつ「ラジオ体操」。

実に懐かしいですね~皆勤賞で何がもらえるのかなと思いながら毎日行って・・・やっともらえたと思ったらシャープペン。

まぁ、皆勤賞を貰うのが大事じゃなくて行き通した結果が大切なんですよね。

・・・あれ、最終日しか来て無いのに最後だからオマケだって貰っている奴がいる・・・

 

とまぁ、このラジオ体操。元となったのは、アメリカの生命保険会社が健康増進を目的として始めたラジオ体操番組「Setting up exercise」だそうで、最初に日本では東京中央放送局で放映されたらしく、その時に、ラジオ体操のために採用された元軍人の江木アナウンサーはブリーフ一丁でマイク前で体操を開始したとか。後に天皇陛下のご覧になっていると言うのを聞き、その日から突然「燕尾服」+「蝶ネクタイ」になったらしいですね。

 

87年前より続けられているラジオ体操ですが、この体操、実は一日に必要な最低運動量を15分で可能にしてくれると言う結構凄い運動なのですよ。

ラジオ体操の中には13種類の動きが入っており、全部すると約400箇所の筋肉を満遍なく刺激することになります。また、体操の動きの中には「有酸素運動」「ストレッチ」「筋肉トレーニング」「ストレッチ」「バランス運動」と各体操の動きが含まれている為に中々に侮れません。

また、ラジオ体操の順番も適当にあの順番になっているのではなく、最初は軽めの物から入り体を柔らかくし、徐々に筋肉を動かすものに変化させ、最後は再び負荷の少ないもので終わらす事により疲れを残さないようになっているのだとか。

この完成度の高さは専門家の目から見てもかなりのものらしいですね。

また、一回の運動でのカロリーの消費率が早めのウォーキングと同じくらいの量だとかで、結構軽めの運動に見えてもやっぱり見た目より体を動かすのですよ。

さてラジオ体操の効果については、様々な物があり細かに分けると書ききれないので大まかに体が柔らかくなる血行が良くなるダイエット効果免疫力強化内蔵機能の強化脳機能の強化」老化防止などが上げられます。

ちなみにラジオ体操の第一は「一般向け」、ラジオ体操第二は比較的楽目の「女性向け」となっており、もしそれに慣れてきたならば、幻のラジオ体操第三に挑戦するのもよいでしょう。幻になった理由としては戦後の動乱期と言う事もあったのでしょうが・・・個人的にはあまりに動きが複雑でハードと言うところを押して行きたい所です。

一度だけ動画を見てみましたが・・・この第三は結構柔軟性も必要なようですね。

とまぁ、今回はこんな感じでしたが、もし運動不足を感じるのであればラジオ体操は短い時間で体中の筋肉を動かすので素晴らしい運動と言えるでしょう。

夏太りを気にしている方はレッツチャレンジです!

・・・?ラジオ体操第四?・・・・なんじゃこれ!?