今年は酉年!ヘルシーな鳥肉の世界!

90baa0000c9e42cb160fad1929d55150_sさんあけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!

さてさて、本日も唐突に…今年の干支は日本では酉(鶏)になりますが、干支は意外にも日本や中国のみならず世界各地にあると言う事で、中には不思議な干支もあるそうです。

先にも言った通り今年は日本では「」ですが、場所が変わってインドになると今年は「ガルダ」年になるそうです。

「ガルダってなんぞや?」となる人が多いかと思いますが、ガルダとはこの動物の事になります。…動物…なのか…?

ちなみに他の変わった干支ですと「丑年」はベトナムでは「水牛」となり、「未年」もタイやベトナムでは「山羊」と一文字足されるために微妙に違う感じになります。他にもモンゴル・トルコでは「寅年」が「豹年」となり、「辰年」はイランだと「鯨年」、アラビアでは「ワニ年」、トルコでは「魚年」となります。ワニ年は雰囲気だけは分かりますが…ワニかぁ…

他にも「兎年」をベトナムベラルーシでは「猫年」とし、同じくブルガリアでも「寅年」を「猫年」とするそうです。猫好きとしてはうらやましい限りです。

とまぁ、他の国の干支をネタにしてはいましたが、日本の「亥年」も世界から見たら変な干支の1つらしく、日本以外は皆「豚年」になるらしいです。そうだったの…か…?

 

さて、話は戻り今年の干支の鳥。

鳥と言う存在は、日本の食文化には古来よりかかせず…というか、昔の日本は、仏教伝来と共にその教えに従って獣肉を食べる習慣が薄まっていた(無かった訳ではありません)ので、必然と魚と鳥が食用として使われる事が多かった訳ですが…その中でも特に日本人から昔より好まれて家畜として扱われているのが鶏です。

食肉用として、食卵用として、糞は肥料にして、羽毛は良質な水鳥の物よりも安価である為に価格を抑えたジャケット等に使用され、時にはペットとして飼育される物もいます。

 

鶏肉と言うと、種類は結構多くあり…一つ一つ説明できればよいのですが私の技量では難しいため今回は一般的に知られ、よく使われる部位であろう「むね肉」と「鶏モモ」について見ていきましょう。

最初は「胸肉」。ボディービルダーの愛用する食材の1つとして思い浮かべる人も少なくないと思いますが…実際、その通りで低脂質・高タンパク・低価格と食べてうれしいお財布にもうれしい仕様となっており。さらに鳥胸肉にはタンパク質の吸収を良くするビタミンB6も含まれている為、筋肉が欲しい人にはもってこいの食材なのです。

加えて、ビタミンKやナイアシンも含んでおり、ビタミンKは「骨の健康を保つ」栄養素であり、ナイアシンは「二日酔いの防止」としてもサプリ等で有名ですが、他にも「血行促進」や「皮膚健康を保つ」栄養素でもあります。

ちなみに、鶏肉は肉部位と皮の部分の間に脂肪の層がある為、ひと手間加えて皮を削いであげるとさらにカロリーをカットできます。

 

次に「鶏モモ肉」。こちらも食べる機会が多い鶏肉の1つだと思いますが、こちらは胸肉よりもタンパク質の量が下がり、脂質がちょっとだけ上がっています。とは言え、こちらも皮を削いでしまえば脂肪も一緒に落ちるために高タンパク低脂質と言う事に変わりはなくなります。こちらは鉄分やビタミンB2を多く含んでいる為、【貧血予防】や【疲労回復】、【皮膚や粘膜の健康維持】にもなります

余談になりますが、双方のカロリーは100g計算で鳥胸肉おおよそ108kcal、鶏モモ肉おおよそ116kcalとなっております。

 

しかし、鶏肉にも注意しなければならない点があります。鶏肉は基本、焼いたり煮たりと熱を通して食べるのが一般的ですが、火が完全に通っていなかったり、刺身のように生で食べたりした場合に食中毒を起こす可能性があります。

調査によりますと、市場に出回っている鶏肉の2割前後にその食中毒を引き起こす要因が潜んでいるのだとか…まぁ、生食しなければ大丈夫なわけですが…

起こす菌の名前は「カンピロバクター」と言う物で、平均2~3日、長くても一週間以内に症状があらわれ、下痢や発熱、おう吐、頭痛、悪寒などの症状を引き起こし2~5日続くと言われています。自然治癒をするようですが、中にはギランバレー症候群やフィッシャー症候群を引き起こす原因となる場合もあります。

なので、鶏肉を調理する時は十分に火を通してから食べるようにしましょう。