危険な昆虫最前線

dd4d6d5abed0a8ded2549de2b166bd96_sさて、夏と言えば虫との関わりも多くなる季節でしょう。

ちなみに、うちの近くは木々や空き地も多く、虫もよく大量発生するのでこの季節は虫との戦争が激しく続いております。 今更感はあるとは思うのですが、虫との戦争最前線に立つ私が奴等の中でも特に危険な奴等についてお教えしましょう!

私のことは「軍曹」と呼ぶといい!

 

まずは、夏と言えばアレは外せないだろう!そう、【蚊】だ! 奴等の生息箇所は【屋外の草むらの中】が殆どだ!だから昼に家の中を探しても発見するのは難しい。 奴等が標的とする対象は【体温が高い人】、【運動や飲酒をした後の人】だ!どうやら二酸化炭素に反応して来るらしい。後は、【黒い色の服を着ている人】も要注意だ! なお、田舎に住む蚊には特に注意だ!奴等の毒は半端じゃない。お上品に育った街中の蚊とは違い、自然と言う厳しい環境の中で育った精鋭だからな!

 

次に注意を払いたいのは【アブ】だろう。 あのデカさに見るだけで精神的なダメージを追う人もいるらしい。奴等も蚊と同じく吸血をするのだが・・・奴等は刃物の様なあごを使い【皮膚を切り裂いて吸血】をしてくる為、独特の【痛みと痒み】を残す。【早朝、夕暮れ時】の【水辺】は奴等の行動場所だ!近づくなら【長袖、長ズボン】や【首元に厚手のタオル】を巻いて用心するのがいいだろう!

 

ダニと言うと小さくかわいらしい姿を想像するだろうが、【マダニ】は違う。 体長は1mm~3mm。しかし吸血を始めると100倍くらいにでかくなるから気持ちが悪いぞ!こいつらも蚊と同じく【草むら】【山の中の茂み】に隠れ潜み、動物が通るとジャンプして飛び乗ってくる。 こいつも吸血種なのだが蚊やアブと違い、厄介なのは無理に取ろうとするとマダニの体液が逆流し感染症を引き起こす】事がある。実際に感染症の被害で亡くなった方も多い。しかも自然に離れるのを待つと【一週間は離れない】と言う迷惑さ。一番手っ取り早い方法は【手術】にての摘出となる。 対処法としては簡単なのは【虫除けスプレー】だが、むやみに【草むらには入らないこと】が大切だ。また体が大きいため、【衣類についていないか確認する】のも手だろう!

 

他にもスズメバチアシナガバチの様な蜂類。奴等と出くわしたら【騒がずに体を低くして逃げる】のが大切だ!変に【刺激すると攻撃してくる】から気をつけろ!

後は最近増えてきているセアカゴケグモ。真っ黒な体に、腹部の赤い文様が特徴の毒蜘蛛である。コレに噛まれたと思ったら、患部を【流水や石鹸水で洗い】、多少出血があっても【包帯や止血帯をせずに】、即、近場の【病院に行く】事が必要となる。また、できれば噛んだ蜘蛛の種類が分かるように【殺した死骸を医療機関に持っていく】とよりスムーズだろう。

 

まだまだ様々な虫たちは多いが、今回はこのくらいにしておこう! 夏は気候が良くなる分、人も動物も活気が付いている。何も知らないままでは脅威にしかならないが、少しでもその特性、対処法を知っていれば必要以上に怖がる事は無い! 特に私から言えるのは「刺されたと」か「噛まれた」と思った時に対処法が分からなかったら【すぐに病院に行く】のが重要だ。素人では手出し出来ない事も良くあり、その大丈夫が後々酷いことになる場面もよくある事だ。 だから、大事になる前に【病院で見てもらう】!これが大切だ!これは「軍曹」との約束だ!