季節性アレルギー性鼻炎 いわゆる花粉症

dd4d6d5abed0a8ded2549de2b166bd96_s二月の後半から三月上旬になると全国でスギ花粉が飛来する季節となってきます。

いわゆる花粉症の季節ですね。いやはや嫌な季節ですね~。

筆者も実はつい数年前から、花粉症になり始めて、それまではなんて事も無かったのですがある日突然、目のかゆみと鼻水が始まり、花粉症の脅威を目の当たりにしました。

 

ちなみに2月20日はアレルギーの日と言いまして、この日より一週間の間、日本アレルギー協会がアレルギーに関する啓発活動を行うらしいです。

 

そもそもアレルギーというのはいったいどういうものなのでしょうか?

人の身体には、細菌やウィルスといった外部の敵から身を守る為の防衛機能が備わっています。いわゆる免疫機能です。これらがあるおかげで我々の体はそう簡単に病気にならないようになっているのですが・・・この免疫の機能がある種の食べ物・花粉・ダニやホコリなどに反応して、過剰に機能してしまう事があり、それがアレルギーと言われています。

これらがなぜ起きるのかという原因は明確には分かっておらず、生活環境や遺伝的な物があるのでは?と言う意見があります。つまり、今まで大丈夫だった物に対して突然アレルギーになる可能性もあると言う事なのです。

 

さて、話しは戻り花粉症ですが先の通りアレルギーはいつなってもおかしくない物・・・

しかも、花粉症を含めアレルギー反応と言う物は一回でも発現してしまうと、完治という事はまず出来ないものです。

・・・中には「花粉症になって見たい!」と言う方もいるようですが・・・殆どの人は出来れば無関係のまますごしたい物です。そこで、これからの季節、花粉症にならないようにするにはどうすればいいのでしょうか?

 

・マスク

花粉症予防の基本中の基本ですね。どのくらい効果があるのか?といいますと、ちゃんとした使い方をすれば飛散量の多い時で花粉の吸い込む量を三分の一から六分の一まで減少できるとの厚生労働省からの発表です。

 

・うがい

風邪やインフルエンザの対策もかねてすれば一石二鳥ですね。うがいはのどに付着した花粉を除去し、体内に侵入するのを防ぐ事が出来ます。

また、洗顔や手洗いも効果的です。身体に付着した花粉を洗い落とし、家の中に入るのを防止します。

 

・食生活に注意する

花粉症になりやすい人たちの食生活は、大体が脂肪分の多いものを多く摂取している傾向にあるらしいです。バランスが取れた食生活を送る事にポイントがあるようですね。

また、アレルギーの症状を緩和する、又は予防に役立つ食べ物として次の物が上げられます。

 

シソの葉:シソに含まれているα-リノレン酸とルテリオンがアレルギー症状を緩和させ、その原因物質の働きを抑える事ができます。

青魚:魚の中でも特に青魚(サバ、イワシ、マグロ)などの中に含まれているEPA・DHAはアレルギーを促進させる酵素を阻害する働きがあります。

乳酸菌が含まれる発酵食物:乳酸菌には免疫のバランスを正常に整える機能があると言われており、特に花粉症に対しては効果的だとされています。

 

総合してみると、結局のところ小さい頃からよく言われていた手洗い・うがい、外に行く時はマスクをして、野菜もきちんと食べると言うのが重要なのですね。

花粉症はなってか後悔しても遅いものです。花粉症で無い人はどうぞ、しっかり予防してならないようにしていきましょう!