忙しい現代人の強い味方…バナナの秘密

fb589f8a4169e32c19b44f808c490c62_sさて夏も後半戦となり、今月が過ぎればもう9月とあっという間に秋が迫ってきます。

むむ…なんでこう夏は短いんですかね?筆者的には暑いのは慣れっこなので、もうちょっと夏があればなと思ったり…いや、でも虫が出るか~虫は許さんッ

 

さて、前のお盆。筆者の家にも親戚が来た際に色々と頂いた訳ですが、痛む前にとちょいちょい食べている次第でした。お盆で貰うバナナは大体が青バナナですがあれって放置してたら黄色くなるんですかね?とか思ったらなるみたいですね。青い種類かと思ってた…と思ったら、青いままの種類もあるのだとか!…ど…どっちだッ!?

さて、大人もちびっ子も大好きな果物バナナ。ご存知かと思われますが、日本で売られている物の大半が外国産となっております。

熱帯地方でしか栽培できない植物だから海外から輸入しかないか~…と思いきや、実は日本産の物もわずかながら存在し、やはりと言うかなんというか沖縄や奄美大島、鹿児島などの比較的暖かい地で栽培されているみたいですね。

しかしながら、バナナの育成のために必要な気温ギリギリな環境の為、バナナの実自体は小さくなり、傷みやすい性質となっているみたいです。

 

さて、昔から入院のお見舞いの定番として使われるバナナ。忙しい時の朝食にもバナナでダイエットにもバナナ…様々な場面で見るバナナですが、なんでバナナなんでしょうかね?

 

バナナにはブドウ糖やショ糖、デンプンなどが多く含まれており、エネルギーを補充する役割としてはかなり優秀で、バナナ一本でもご飯半膳分のエネルギー量を持っています。

このエネルギー量を多いとみるか少ないとみるかで、色々と変わっては来ますが…ご飯の半分量のエネルギーを取りつつ食物繊維や、ポリフェノールなどの抗酸化物質も取れるたにダイエットにも使われ…逆に二本食べればご飯一膳分のエネルギー量を摂取できることに加え、エネルギー源となる糖類や炭水化物、ビタミン類なども多く入っている事と、手軽に食べられるという事から朝食代わりにとかお見舞いに使われる訳なんでしょうね。

ちなみに、世界の地域の中にはバナナを主食としている地域もあり、その場合のバナナは焼いたり揚げたりして食べられているみたいですね。

もの凄く甘ったるそうなイメージになるのですが、この場合のバナナは我々が普段目にしている果物としてのバナナではなく、料理用のバナナである為に甘さもほとんどなく、どちらかと言ったらイモ類のようなイメージらしいですね。

 

バナナにはカリウムも含まれており、カリウムには末梢血管を拡張させて血行を良くし、血圧を硬化させるほかにも、余分なナトリウムを体外に排出するのを手伝ってくれるため浮腫み等の解消にも効果的…なのですが、実はこのカリウムの含有量が厄介な点でして、バナナのカリウム量は360mgとサプリメントに匹敵するほどの含有量を持っており,何らかの治療中でカリウムの制限が掛けられている人にとって注意が必要となります。

 

また、バナナに含まれているシュウ酸。これも実は厄介な代物であったり…

シュウ酸と言うのはバナナ以外の物だとホウレンソウココアなどに多く含まれている物質で正式名称をシュウ酸カルシウムと言い、体内にて結晶化をする事によって悪さをする物質で…とまぁ、要は尿結石の原因物質です

このシュウ酸の割合がバナナも結構高く、なおかつシュウ酸は食材を湯通しすればだいぶ減らす事が出来るのに対して、バナナの湯通しと言うのは聞いた事がありません。

ですので、あまり食べすぎると尿結石の原因にも繋がる可能性があるので注意が必要です。

しかし、シュウ酸はカルシウムと一緒に取る事により、先に結晶化させて吸収させづらくする方法がある為、牛乳を一緒に飲んだりすれば予防にはなります。

はは~ん、朝食に牛乳とバナナと言いますが…栄養学的な事に加えてそういう意味もある訳ですかね?