”恐怖”とはまさに過去からやってくる! 食わなきゃよかった!症状から分る食中毒分析

8d060928ab35ef0020b192a3dc648b04_s7月も第二週目に入り夏もいよいよ本番って感じになってきましたね。さてさて、夏と言えば「ひまわり」の花があるのですが…本日7月14日は「ひまわりの日」になっております。 夏のイメージフラワーとしてひまわりは有名ですよね!うんうん! さてここで、ひまわり繋がりの豆知識!ゴッホの有名な絵画に「ひまわり」ってありますよね?濃い黄色やオレンジをふんだんに使って明るい色ですが…ゴッホの作品って色が濃いものが多いですよね?有名な「星月夜」や「夜のカフェ」「糸杉と星の見える道」とか。

 

一説によるとゴッホ色弱(色を見分ける力が弱い障害)だったらしく、その為に色が濃い作品が多いらしいです。なので、我々から見ると濃い色合いですが、ゴッホの視点から見るともう少し淡く、暖かい色合いに見えたと言われています。芝居がかった言い方をすれば、我々健常者の目からは決して本物のゴッホのひまわりを見る事は出来ないのです。

ちなみに「東京都美術館」にて10月8日~12月18日までゴッホゴーギャン展があるみたいなので興味のある方は是非どうぞ。

 

っとまぁ、このままでは絵画の話だけで終わってしまう…いかん!いかん! さて、七月になって暖かくなってきますとイベントや旅行などで外に出て食べる事が多くなっていますよね?そうなってくると特に注意したいのが…そう、食中毒でございます。 去年も同じくらいの時期に…あっ、6月後半だった…まぁ、それはそうと、以前にも食中毒のお話をさせていただきましたが、前回は菌による食中毒の種類と症状、それに加えて若干の予防方法でした。しかしながら、いくら注意していてもダメな時もありますよね? しかもそういう時に限って、いろいろと食べた後だったりすると何が原因だったか分からない事もしばしば。 今回はそんな食中毒の主な症状の種類と原因となる食べ物を探っていきましょう!

 

*************「発熱」が現れる食中毒*************** サルモネラ菌:嘔吐から数時間を経て腹痛と下痢、38度以上の高熱を発症するのが特徴です。ただし、症状には個人差があるため軟便で済む人から赤痢に至る人まで様々。原因は主に「肉」や「卵」 O-157:かつて猛威を振るった大腸菌ですね。強烈な腹痛を引き金に下痢になり、その後、血便へと移行します。非常に感染力と毒性が強いので注意が必要となります。原因は主に「牛肉」 カンピロバクター:38~39度の発熱、下痢、腹痛が現れ、人によっては頭痛、悪寒、倦怠感、筋肉痛などが現れる事もあります。初期症状から風邪と間違われることもしばしば。原因は主に「鶏肉」、または「井戸水」「湧水」からも。 ノロウイルス:冬になると増える胃腸炎を起こすウイルスの代表格。嘔吐や下痢が主な症状 で、大体は軽症で済むのですが抵抗力が弱い人だと注意が必要。また、感染性が強いことも特徴。原因は主に「二枚貝*********** 「発熱を伴わない」食中毒 *************** 腸炎ビブリオ:さまざまな種類の下痢に加えて非常に強い腹痛が特徴です。人によっては嘔吐する場合もあるそうです。腸炎ビブリオは海水に好んで生息する為、「海産魚介類」が主な原因となるそうです。 ブドウ球菌:吐き気やおう吐、腹痛が主な症状となり、ひとによっては下痢を伴う場合もあ ります。このブドウ球菌は様々な所に存在し、あらゆる食品に発症する可能性がありますが、「穀類及びその加工食品」による食中毒が非常に多いです。 ウェルシュ:腹痛や下痢が主な症状で、特徴的なのは下腹部が張ることが多いです。症状としては軽症な物が多い。「肉類、魚類、野菜類を使用した煮物」などのが原因として多い。特に大量加熱調理され日が置かれた場合にはリスクが高まります。特に野外での大量調理したカレーなどには注意が必要。 セレウス :二つのタイプに分かれ「下痢型」は腹痛と下痢が主な症状で、お弁当などの米類に注意が必要となります。ただしこちらは56度以上の温度で5分以上の過熱を加えると毒素が無くなります。「嘔吐型」は腹痛と嘔吐が主な症状で、焼き飯や焼きそば、スパゲッティなどが主な原因となります。こちらは非常に熱に強く120度以上で一時間半加熱しても毒素は無くなりません。

 

食中毒の中には自宅療養で簡単に治る物もありますが、中には重症化する危険性を持つ物も数多く存在し、死に至る物もあります。自分で判断せずに、まずは医療機関にてちゃんと見てもらう事が大切になります。また、基本的には、体内にある菌やウイルスを出し切ってしまえば食中毒は治るのですが、それに伴って脱水症状などになりやすいためにこまめな水分補給…それも、冷たい物ですと胃腸に負担がかかるためなるべく常温、もしくは少し暖かめの物を取ると良いでしょう。