海を漂う隠れた刺客!お前はもう刺されている

c4afc9a03dcd69b70a33078d460b109b_sさてさて、こう蒸し暑い日が続くと嫌になってきますよね~ホント。

昔の人は、こういう時にどう乗り切ったのでしょうか?何も使わず手軽に涼しくなれる方法…となれば夏の定番である「怖い話や不思議な話」がオススメ!季節ですから!!(強引)

 

では、ここで私から少し不思議な実話を一つ…この時期、太陽からくるUVBは紫外線の種類ですが、別なUVBとしてロシアの方に「UVB-76」と言う物があります。

このUVB-76は送信所なのですが…1970年代から現在に至るまでほぼ毎日、謎のブザー音を流し続けているそうで、誰が、何のためにそれを流しているのかは不明らしいです。ごくごく希にブザー音の代わりに男性の声でメッセージが入る事があるそうですが、その内容も意味不明らしく、さらには最初にそれが流されていたとされている場所も、モスクワから離れた森の奥地にポツンとあり、なぜこのような場所から送信していたのかも不明だそうです(現在は送信場所が移動しているらしいです)。ただわかることは、時折、物音や会話が入ることから録音や自動発信でなく「ブザーの前にマイクを置いく」というアナログな方法で音を出しているということだけらしいです。あまりにも不明な点が多いためか、知る人達からはさまざまな憶測が建てられているそうな…。色々な謎を引きずりながら、今こうしている間にも、UVB-76はロシアの何処かに存在し、何かに向けて延々とブザー音を放ち続けているのです。

恐くはないけど、不思議な話ですよね~。ちなみに下が実際の放送内容らしいです。興味のある方はどうぞ!

「(ブザー音)….. UVB-76, UVB-76, 93, 882, NAIMINA,74, 14, 35, 74, 9, 3, 8, 8, 2,…」

You Tube「Truth about UVB 76 'The buzzer'」Beowulf Radioさん 投稿より】

 

さて、本日のお題はいよいよ8月に入り夏もよい頃…まだ海に行ってない方はそろそろ行きたい頃。よし、海水浴へいこう!…なんて思っても、ちゃんと日を見てみてくださいよ~!お盆に入ってからは海に入っちゃだめですよ~!

お盆には悪さをする霊が海に入る人の足を引っ張り、道連れにするとか…おぉ~怖っ!

…とまぁ、そんな訳はなく、この時期になると毒性を持つクラゲが大きくなる為に被害が増すので注意が必要です。

特に危険なのは、沖縄のほうのハブクラゲ立方体の傘と、傘の四隅から無数に生える細長い触手が特徴です。ハブの名前がつく通り、大変危険で触れた瞬間に電気が走るような激痛が走り、触れた場所がミミズ腫れから水泡にかわり、そこから壊死になる事もあるのですがこの間わずか半日でそこまで症状が進むために早急な対応が必要です。正直、ハブの名を持ちますが毒性はこっちの方が遥かに上なのだとか…

全国規模だと海面から風船状の浮きを出して漂っているカツオノエボシこのクラゲ、毒性が強い他に10mにもなる非常に長い触手を持っているために、視界に入った時にはすでに敵の射程内に入っている訳です。たまに海岸などに打ち上げられたりもするのですが、それに触るのもNG。他のクラゲとは異なり触れられたら自動反射で毒針が出る仕組みですので、死んでいても刺してきますので大変危険です「電気クラゲ」と言えばこれの事です。

また、独特の放射状に広がる赤と言うか褐色の縞模様が特徴のアカクラゲ。上記の二種類よりは毒性は軽い物の、触れるとかなり強烈な痛みを放ちます

 

特に強い毒性の物を選びましたが、軽い毒を持つ物でも、刺されたことに驚いて溺れる方も多です。ははぁん…つまりこれが、「霊に足を引っ張られる」の正体だったわけですね。

クラゲに刺された場合の対処は、すぐに水から上がる事。刺したクラゲや他のクラゲに追加で刺される前に陸に上がりましょう!

そして、素手で触れないようにして、ピンセットやタオルなどを使いクラゲの触手を取り、その後、患部を氷で冷やしながら病院へ行きましょう!

 

やってはダメなのは、砂でこすったり手で擦ったりするのは決していけません。毒を広げたり、残った毒針で手もやられてしまう可能性もあります。また、真水で洗うのもNGです。触手がきれいに取れてからは良いですが、その前に真水をかけると触手が刺激されてさらに毒を出す事があります。

 

楽しい海の時間は雰囲気を壊したくないと刺されたのを我慢する人もいるようですが…それはマチガイ!危険な物を触ったのだからすぐに治療をしないと後々面倒になります。ショック症状を起こす方もいれば、数年前に刺された痕が消えないなんて事もあるそうです。

なので、刺されたら隠さずにしっかり応急処置をして病院に行きましょう!