熱中症

dd4d6d5abed0a8ded2549de2b166bd96_sさて、いよいよ熱さも増してきて夏が近づくのを感じ始めた今日この頃・・・

夏といえば、ちびっ子達にはワクワクの毎日じゃないですか?何にも無くても夏だと言うだけでワクワクしたあの日々・・・あの頃の私はどこに行ってしまったのでしょう?

 

まぁ、私のそんなことはどうでも良く、この季節に気をつけなければならないのは「熱中症」。

毎年、死亡者が出ているようで、あの有名な「ハリー・ポッター」に狼人間役として出ていた俳優のデイブ・レジェノさんも熱中症で2014年の7月に亡くなっています。

熱中症は、皮膚からの放熱や発汗により下がるはずの体温が、外気の温度や湿度が高すぎてうまく放熱できず熱が体内にこもる症状です。つまり、家の中でも起こりうる症状なのです、家の中だから大丈夫と言う事は無いのですよ~。

ではでは、今回は熱中症対策の基本である【水分補給】について雑談して行きましょう!

 

最初に、人の体というものは一日のうちに約2.5ℓの水分が失われています。夏場は余計に汗を出す分、ちゃんと水分補給をしなければいけません。

1:水分補給って言ってもどの位とれば?

成人が1日に必要とする水分量は「1.5 ℓ~2.0 ℓ」が良いとされています。まぁ、コップ1杯(200CC)なら8~9杯が目安ですね。

「1日に無くなる水分が2.5ℓなら、摂る水分量も2.5ℓじゃ?」と思った方は流石よく見てらっしゃる!しかしながら、実は体内でも僅かながら水分を作っており、他にも、食べ物からも水分を摂っています。なので、人による差は有るものの、この位で良いみたいですね。

2:よっしゃ!なら2ℓ一気飲んで置けば後は大丈夫!

一気に摂ったからといってその水分全部を吸収することは出来ません。一回の水分摂取で胃が吸収できる水分量は200~250mlと言われています。1ℓ飲んでも最大250ml!2ℓ飲んでも最大250ml!せっかく水分補給するのにコレではもったいないですよね?ですので、上手い水分摂取の方法としては、コップ1杯分の水分を1日複数回に分けてゆっくり飲むのがベストです。

3:キンキンに冷えたビール・・・ジュース!これも、水分!!

ところがどっこい、水分補給できてない!これが現実!!・・・変なテンションですみません。

ジュースは皆さんもご存知の通り糖分を多く含んでいるため血糖値を上昇させる働きを持っております。そして血糖値が上がると、さらに喉が渇くようになりと、悪循環に陥ります。

また、酒類に含まれるアルコールは脱水作用が強く、あまり取りすぎると熱中症の中でも一番死亡者数が多い脱水症状を引き起こします。

「ビールはアルコール度数が低いから大丈夫」・・・そこがビールの落とし穴!夏場のビールは冷やして飲むために他のお酒より余計に尿意を覚える特徴があります。

勢い任せにビールを飲むとアルコールの力と利尿作用により、飲んでいる量よりも多くの水分を失っていたりしますので注意です。

 

スポーツ飲料は汗と一緒に出てしまう塩分を補給できるため、運動したときなどには最適ですが、塩分の他に糖分も含んでいるため常用するのにはちょっと微妙なところはあります。

 

まとめて簡潔に熱中症対策を言いますと・・・「少しずつ、たくさんの水分を、アルコール飲料やジュースよりも水から取りましょう」ということですね。

夏は楽しいですが、熱中症は怖い・・・みなさんも熱中症には気をつけましょう!