頭痛
来月から二月に入りますね。いやはや、ひと月経つのは早いものですね。
と、そんな事を考えながらも、来月の2月3日は節分ですね。
「福は内、鬼は外」の掛け声と共に豆をまくのが主ですが、一部の神社やお寺により変わってくるって皆さん知っていましたか?
例えば、神社やお寺の中でも「鬼神」を祀っている所では出て行かれると困るので、「福は内、鬼は外」の掛け声はタブーとされております。鬼神を祀っている所は結構あり、「毘沙門天」も元々は夜叉鬼神の長で、阿吽で有名な「金剛力士」も別名「大力鬼神王」と呼ばれています。他だと「鬼子母神」とか。「火付盗賊改方・鬼の平蔵」・・・は違うか・・・でも、こう考えると結構あるものですね?
さて、節分の話で盛り上がりましたが・・・節分の前日、2月2日は「頭痛の日」となっております。
頭痛薬「タイレノール」を販売しているジョンソンさんが作ったとされる日で、できたのは2001年だそうです。これと同じく頭痛に悩む人たちの為の「頭痛撲滅委員会」も制定されたのですが・・・今は動いていないようですね。
さて、頭痛と言うと簡単ですが、様々な種類があり単純なものから不明なもの、さらには重大な疾患の前段階など症候学の上ではかなり重要なものであります。
ちなみに日本人は4人に1人が頭痛もちとされており、その大半が緊張性頭痛で、次点が片頭痛、その次に群発頭痛となっております。
それぞれの特長について、今回はまとめて見ましたのでよろしければお付き合いください。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 頭痛の種類 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
【緊張性頭痛】
日本人が最もなりやすい頭痛です。首の辺りや肩がこる感じと共に少しずつ後頭部に痛みが現れ、片頭痛よりも比較的長く痛みが継続します。中には頭が重くなる感じや、頭を締め付けられるように感じる方もいるみたいです。
原因は首や肩の周りの血管が収縮する事により、肩こりなどが発生。
血管が収縮するのでもちろん脳への酸素も不足していきます。そうすると脳が酸素不足により危険信号を放ち頭痛につながります。
緊張性頭痛の悪い所はストレスによる発生が多い為、ストレスにより肩こりになり、肩こりから頭痛になって、頭痛によってストレスが出て・・・と無限ループになってしまうことです。
対策としては、首周りの血行による発生が大きいので、暖めてあげるとかストレッチによって首の血行を良くしてあげると良いでしょう。
【片頭痛・偏頭痛】
女性に多いといわれる頭痛ですね。片方の頭痛と書くように頭の側面、もしくはこめかみの辺りが脈打つように痛くなり、身体を動かすと激しい痛みがあったり、光や音に対して過敏になる。またはチカチカしたものが見える等、症状は様々です。
原因は不明な点が多いものの、頭部にある血管が拡張する事により炎症を起こして痛くなるものと考えられています。
対策としては緊張性頭痛とは違い、身体を温めるなどして血流の流れが激しくなると余計に悪化するので静かな部屋で安静にするのが効果的でしょう。
ちなみに筆者も偏頭痛もちです。あの痛さは知っている人には恐怖です。
【群発頭痛】
上記の二種類に比べると希なケースで、どちらかと言うと男性に多い頭痛です。
名称の理由は群発地震のように、ある期間に集中して頭痛が訪れるところからで、1~2ヶ月の間で大体決まった時間帯に1時間~2時間、激しい痛みが続き徐々に引いていくというらしいです。症状としては「両目をえぐられるような痛み」「錐(キリ)で刺されるように痛い」と言われるほど凶悪で、あまりの痛みにじっとしている事が困難であるらしいです。
原因としてはまだ不明な点の方が多く、眼球の後ろにある血管が拡張して痛みが起こるのだといわれています。また、群発頭痛が起きている期間中に飲酒をするとほぼ確実に症状が出る為、症状を持つ人たちはその期間は飲酒を避けていると言います。
対処としては薬物療法と痛みを和らげる為に、純酸素吸入法が薦められています。