怖いものは怖いんだから仕方がない!人によって千差万別「恐怖症」

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自分では大丈夫な物であっても他者はそれがダメだったりする事はよくある話で、その逆パターンもよくあります。

例えば筆者は蛇とか大丈夫でむしろ大好きなぐらいですが、蛇が大の苦手と言う人は数多くいると思います。そして、逆に虫は全力で排除にかかるほど嫌いですが、中にはそういった虫は全然平気と言う方も多くいるでしょう。

これらは、その人の生活の環境やトラウマから来ている物や、中には「何で?」と言われたら非常に困るけれど、とにかく嫌と言う人もいます。

ある特定の物や状況に対して起こるこれらの事を「恐怖症」と言います。

恐怖「症」と言うと病気のようなイメージですが、小さな物であれば誰もが何かしらに引っかかるような物も数多く存在し、逆に恐怖の度合いが酷いと「めまい」や「不快感」…さらには「吐き気」や「過呼吸」の様な症状も現れるようになるそうです。

 

【昆虫恐怖症】昆虫やクモなどの節足動物に強弱はあれ嫌悪感を抱く事。昆虫自体を嫌う場合もあれば、クモやムカデ、ゴキブリなどの特定の種類を嫌う場合も多い。まさに筆者。

【暗所恐怖症】暗所に対して強い恐怖・不安感を持つ症状。重い場合は息切れや動悸、現実感の喪失、震えや吐き気などもみられる。子供に多い。

【海洋恐怖症】その名の通り海に対して非常に強い恐怖を持つこと。海の広さと言うよりも、水底の「闇」が怖かったり、その底に何がいるのかが分からないと言うのが恐怖の原因。分かると思った筆者はもしかするとコレ?

【長い単語恐怖症】何か重要な場面などで長いスペルを間違えたりしてそれがトラウマになっている事。「ちゃんと覚えなきゃ」「間違えると恥をかく」と言う強迫観念が原因。

【閉所恐怖症】閉ざされた狭い空間や場所に恐怖を感じる事。比較的よく聞く恐怖症で、暗所恐怖症に近いと思いきや、全然違く「狭い」と言うイメージがダメで暗明や実際の広さは関係なく「狭い」と思えるだけでアウト。

【ボタン恐怖症】幼少期の頃にボタンにまつわる何か嫌な思いが強調され拡大され恐怖症になった物。頭の中ではボタンが何かして来る訳ないと分かっていても、触れただけで嫌悪感が走ったり、見ただけで気持ち悪くなる場合もあるんだとか。

【道化恐怖症】メイクをしたピエロ、またはピエロのキャラクターに対し非常に恐怖を感じる症状。幼少期の子供に多く見られ、そのまま大人になっても治らない人も多い。実はジョニー・デップも道化恐怖症で悩んでいたと言う。

【電話恐怖症】その名の通り、電話に強い恐怖があり「かける」のも「とる」のも出来ないという物。対人恐怖症の一種で、電話と言うよりもその先にいる「顔の見えない誰か」に恐怖しているのだとか。

【幸福恐怖症】吉報恐怖症と似ており、「幸せになると不幸もやってくる」「幸福な時も、それを失ってしまう恐怖を常に考えてしまう」と言った事から幸せになるチャンスを拒否してしまう事。女性の方に多いんだとか。

【集合体恐怖症】意外と多くの人が持つ恐怖症。凹凸の連続的に配列された姿(ハチの巣や蓮の花托)を見ると強い嫌悪感に駆られる症状。他の物と違い、トラウマ等の原因が絡む傾向が少なく、反射的にぞわぞわ来る人が多いのだとか。

 

「分かる分かる」となる物から、「こんなのまで?」となるような物まで色々とありますが、これらは実際にある恐怖症であり、中には「恐怖症」と言う事が分からず、自分がおかしいと思い込んで悩む方もいるんだとか。実際はこれを見てもらうと分かるように世の中には多種多様な恐怖症がある訳で、実際ここにある物以上に恐怖症は存在します。

怖い物を我慢しても酷いだけです。許すのであればもういっそのこと気の置ける誰かに話してしまう方が楽になる場合もありますし、今回のこれを見て自分だけじゃないと思えてもらえれば幸いです。ちなみに筆者は「対人恐怖症」の気が非常に強いです。