空気が乾く…ッ!肌もだッ!この時期にやっかいな粉ふき肌
筆者はお酒は飲まないのですが、お酒のおつまみ系を食べるのは大好きです。
チーズとかビーフジャーキーとかスルメとか。特にこの時期だと、筆者の部屋は石油ストーブなので上で物を焼ける為に、スルメを焼いて食べるのが美味しいです。
ただ匂いが付くので、その辺の処理がしないとならないのは大変ですが…
さて、そんなお酒のおつまみには干物が多い訳ですが…やはり湿度も高くなく、空気が乾燥している為に冬場の寒い時期は干物が作りやすく美味しく作れると言います。
初めて作る方にはこの時期が丁度良いと言う訳なのですね。
乾燥空気によって、干物作りで綺麗に出来上がってくれるのは嬉しいのですが…その空気が肌にも健康にもダメージを与えてくるのはいただけないと言うものです。
そもそもなんで空気が乾燥するのか?乾燥の原理としては、空気中に存在する水蒸気の量は気温の上下に左右されており、気温が高くなると空気中の水蒸気量も多くなる訳あるが、逆に気温が低くなると存在できる水蒸気の量も少なくなります。
その為、冬の時期になると、気温が急激に低下を始めるので、当然に空気中の水分量がすくなくなり空気中の水蒸気量も少なくなる為に乾燥が起きはじめます。
もちろんそんな乾いた空気にまっ先に触れるのは皮膚な訳でして、乾燥によって皮膚上の水分が奪われてしまい肌までカサカサになってしまいます…
そして、その乾燥が原因で起こる肌の嫌な現象が「粉ふき肌」ですよね。水分を失いきって乾燥した肌の角質が、ぽろぽろと崩れ落ちる事で起こるのですが…それが、白く粉をふいたようになると見た目もかなり悪くなってしまうものです。男女共通の悩みですね。
原因はストレートに保湿不足である…と言う事で、保湿液や加湿器などを使い重点的に湿度対策を取る事によって回避することができます。と思ったら、それだけではまだ足りないのです。
粉ふき肌の原因となるのは何も乾燥だけではありません。この時期の寒さによって体表付近の毛細血管が縮んでしまい、また人体にとって寒さはストレスになり易く自律神経の乱れに繋がるために、皮膚上面まで栄養も水分も行き渡りづらくなって肌の再生が追い付かなくなることもやはり粉ふき肌の原因の一員なります。
つまり、保湿も大切ですがこういった内面からの症状を緩和させることも重要となるのです。
肌に良いビタミンとして有名な所では「ビタミンE」とか「ビタミンA」等になりますでしょう。
非常に高い抗酸化作用を持ち、血行を良くしてくれる作用を持っています。その為に寒さで細く硬くなってしまった毛細血管を広げ、体の隅々まで血液が行き届くようになると共に肌の新陳代謝を活発化させてカサカサになった角質の回復を促してくれます。
ビタミンEは主にアーモンドやピーナッツなどのナッツ系に多く含まれております。
油に溶ける油脂性ビタミンの一つ。皮膚や粘膜の機能維持に重要な役割を持っており、それらを健康に保つ役割を持つのと共に皮膚のバリヤ機能を司っている。
また、そのウイルスや菌の侵入を阻むバリヤ機能の維持という特性上、ビタミンAが不足すると皮膚の感染症や炎症などを引き起こす事もよくある。
この冬においしくなるカボチャやニンジン、レバーなどに多く含まれていますね。
食べ物の多くは腸より吸収されますが、その腸内の環境が悪いと悪い物質までもが腸内から血中に吸収されてしまう事もあり、それによって悪い物質が肌の方までやってきて肌の機能を低下させることもあります。ニキビなどがその良い例ですね。
腸内環境を整える事もまた、冬場の肌の状態悪化を防ぐために良いとされます。
冬場には鍋を食べる機会も多くあると思います。にんじんやゴボウ、白菜などの野菜もしっかり食べましょう!