世にも奇妙な病気の種類

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世の中には様々な病気や症候群があるようで、こんなものまで本当は病気だったの!?と言う物や、逆に自分だけだと思っていたら他の人もなっていた、とか、こんな変な症状なのに病気とは無関係だったなんてものもありますね。

そこで今回は、自分だけかと思ったら他の人も経験していた、名前があったんだと言う物を揃えてみました。アナタもこんな症状ありませんか?実はけっこう多くの人が体験していたり、後に何らかの症状だったと分かるケースも多くあるみたいですね。

 

・頭内爆発音症候群

まさに眠りに付こうとしているさなか…突然「バーン!」とか「ドーン!」みたいな爆発音で驚き目が覚めるも、周りで何かあった訳でもなく、他の人に聞いても「知らない」と言う。聞こえているのは自分だけなのか…と不安に思うアナタ!それがこの「頭内爆発音症候群」です。中には爆発音だけではなく、それに伴っ閃光も感じ取る人もいるらしいです。

この症状、特殊な病気と思いきや…アメリカの調査で、とある学校の生徒200人近くを対象にこの症状の経験の有無を聞いた所…実に5人に1人は「なった事がある」もしくは「よくなる」と回答し、その多くの生徒が脳の異常などを不安がっていると言います。

この症状の正体は未だ不明な点が多いのですが、今の所は原因として「過度の疲労やストレスにより身体と脳、神経のバランスが崩れ起こる」と考えられています。

特にこの症状が起きたから脳神経系統に何らかの異常があると言う訳ではないので、とりあえず落ち着く事が大切です。

 

・ヒステリー球(咽喉頭異常感症)

喉の奥に何か詰まっているような…引っかるような感じがし、医者に行くも「特に何もない」と言われる。それでも何かあるような…そんな時に考えられるのが、この「ヒステリー球」。

ヒステリー球と言うと微妙な感じに聞こえますが、別名で「咽喉頭異常感症」と呼ばれます。

原因は、これも色々と考えられているのですが「ストレスによる自律神経の乱れ」から来るのでは?と言うのが主らしいです。そして、正体不明の違和感と言う所から「ガン」を連想する方もいますが、咽喉頭異常感症はガンとは関係ない為に安心してよいらしいです。

治療としては対症療法になりますが、その症状に合わせた治療方法が必要になるのだとか。

 

・アリス症候群

突然、目の前の物が遠くあるように見えたり、逆に遠くのものが近くに見えたり、大きい物が小さく、小さい物が大きく見える感覚に陥るのを皆さんは体験した事がありますか?

これらの症状は「不思議の国のアリス症候群」と呼ばれ、主に子供が一時的にかかる事が多いらしく、特に脳の障害とか視覚に異常があると言う訳ではなく、時間と共に治っていくらしいです。しかしながら、その症状の多くが子供であるにかかわらず、中には大人になってもこの症状に悩まされる方もいるそうです。

具体的な原因は不明で、これと言う仮説もないのが現状だと言います。ただし、一つだけ分かっている事が、定期的に不思議の国のアリス症候群にかかる大人の多くが偏頭痛を持っている事になります。

 

むずむず脚症候群

座っていたり足を延ばしていたりすると突如として、足にソワソワして様なムズムズとしたようなそんな感じが現れ、動かすと一時的に和らぐのですが、ほおって置くと再びソワソワと…そんなあなたは「むずむず脚症候群」かも知れません。

このむずむず脚…もとい「レストレスレッグス症候群」と言うのは鉄分の不足から起こると言うのが原因の一つに挙げられ、また、家族に同じ症状の方がいる場合、遺伝でなりやすくなると言います。

こちらの病気は、一般でこそ認知度が低く腫れたり発心がでたりと目に見える症状でない為に放置されがちなのですが、医療関係者の中では割とメジャーな病気の為、診断によりそれに合わせた治療が可能になります。専門科は睡眠専門医や睡眠障害を扱う精神科医、または神経内科になるそうです。レストレスレッグス症候群を持っている方の多くは、その症状により睡眠障害を抱えている為に睡眠専門医になるそうです。