キュウリにトマトにウズラの卵…酢漬けにして美味しく頂こう!ピクルスの世界

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筆者は数か月に一度、無性にハンバーガーを大量に食べたくなる日があります。

でもって、筆者の中のマイルールとして必ず新商品を1品、ポテトとドリンクのセットで買って、あとはとはチーズバーガーを大量購入します。

さて、皆さんはハンバーガーに一緒に入っているピクルスはあったほうが良い派ですか?ないほうが良い派ですか?

ちなみに筆者はハンバーガーに入っているピクルスは大好き派なので、断然入っていてもらった方がうれしいです。なくても食べられますが、なんとなくさびしい感じにはなります。

出来れば、ピクルスバーガーとかでないかなぁ~位に思う時もあります。もう、ハンバーガー何処からかじってもピクルスが入ってるくらいの勢いがあると嬉しいですね。

まぁ、マクドナルドで実はできなくは無かったりする訳ですが…

 

さて、このピクルス…まぁ、日本語で漬物の事ですが、主に欧米風の漬物の総称的な扱いになっているようで、故に既存の日本の「漬物」はピクルスに入らず、「キムチ」「ザーサイ」何かも日本外の物ですが、欧米ではないのでピクルスにはなりません。

逆に同じ材料であっても作成過程が日本風なら「漬物」で、ヨーロッパ地方風なら「ピクルス」になる物もあります。キュウリなんかがいい例ですよね。(日本風=浅漬け、欧米風=ピクルス)

 

さて、本場のピクルスですがその特徴として「日本の漬物よりも酸味が強い」と言うのがあります。これは欧米の食形態が「肉」や「チーズ」を中心とした動物性の油の物が非常に多く、それに合わせて酸味が強く設定されているものかと思われます。

なもので、そのまま単品で食べると言うイメージよりも、何かに加えて食べる…例えばハンバーガーホットドック、サンドイッチなどに挟む方が多いみたいですね。

また、ピクルスを付ける為に用いる液。基本ベースは砂糖や酢なのですが、その他にも様々な香辛料などをいれる事も特徴の一つと言えるでしょう。

 

さて、いろいろ混ざりはしますが基本は「野菜の酢漬け」であり、体に良いとされる「酢」と「野菜」の栄養を同時に摂取できます。

ただ、野菜の面に関しては漬ける野菜の栄養価に左右される為に一概には言えませんが…ピクルスにされる代表的な野菜を例に挙げると「人参」には豊富なβカロテン、「パプリカ」にはカロテロイド、「ミニトマト」にはリコピン「キュウリ」には…キュウリには…残念ながらキュウリはギネス公認の「世界一栄養価の少ない野菜」だそうで…えぇい!「健康だから摂る」ではなく「食べておいしいと感じる事」が大事なのだからいいんです。問題なしです!

ともかく、その野菜ごとにその栄養価は変わる為に用途に合してでも良いでしょうし、作る側の好みでも一向に構わないという感じで、中には野菜ではなくウズラの卵をピクルスにする人もいるそうです。

さて、ではピクルスの酢の部分にはどういう効果があるのでしょうか?

野菜を漬ける酢には、「酢」だけではなく「砂糖」や複数の「香辛料」「ハーブ」等が含まれており、それらの栄養も中に溶け出ています。

お酢の特性として、肉体疲労に対して有効なエネルギー源を作り出すクエン酸回路…その体の仕組みを促進させる為に必要なアミノ酸クエン酸を酢の中には含んでいるので言わずもがな肉体疲労に効果を持ち、同じクエン酸の効果として血流を改善し、コレステロールの値などを減らす効果を持ております。

また、酢の香り成分の中には食欲の増進効果があり、夏のような熱く食欲が低下する季節には丁度いいかもしれません。

 

ピクルスは自分でもアレコレ手軽に作れる為に、自作する方も多いかと思われますがちゃんと出来なかったりすると瓶の内部で雑菌が発生する場合もあるみたいですので十分に気を付けて作る事が重要と、捨てるときは思い切って捨てる事が大切になってきます。

皆さんも思い思いの自分好みのピクルスを作ってはいかがでしょうか?