美味しいだけじゃ無いんだゾ!夏の定番トウモロコシ!

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7月の季節イベントと言えば7月7日の七夕祭り。日本では7月7日にやる所と、8月7日にやる所の二通りに分かれます。

この時期、夜空を横切るように見える天の川ですが…現在、人工光の影響によって天の川は見づらい、または完全に見えないのが現状です。

天の川を観察したい時は、月明かりの無い晴れた日に周囲に光の無い郊外で、かつ空気が澄んでいる標高い所に行くのがベスト。

淡い光の集合とは言え、数が集まればやはり光度は高い物で、最も天の川を 観察することに適した場所であるオーストラリアの砂漠上では、美しく見えるどころか天の川自体の光で地面に自分の影が出来るという。こういった地球上の物に影を作らせるほどの影響力を持つ天体は他に「太陽」「月」「金星」位しかないと言う。

 

f:id:pegasasu-0120:20190617100732j:plainさて、七夕のお話はこの程度にしておいて…時期も七月に入り、今ある梅雨が過ぎれば本格的な夏がやって来る頃。

夏と言えば「かき氷」とか「スイカ」とか「そうめん」とか出て来る訳ですが、筆者はたまに「焼きモロコシ」とか食べたくなります。

以前は夏祭りにて販売されていた記憶があった訳ですが…ここ最近のお祭りではとんと見た記憶がない…

 

トウモロコシと言えば筆者のように焼モロコシにしたり、茹でて食べたり、炒めて弾けてポップコーン等の食べ方もあり、穀物類ではある物の普段の食べ方はどちらかと言え食事ではなくおやつ的な感覚が強くあります。

社会の授業で習ったと思いますが、トウモロコシを主食としている国々もあり、中南米諸国にその傾向が強いと言う事。

実は日本でも、今でこそ米もパンも広く普及していますが…高度経済成長期以前の 日本の一部でも、堅粒種のトウモロコシをそのまま、もしくは粗挽きにして粥として煮て食べていた所もあったそうです。

トウモロコシを語る上で最も特徴的な点は「植物繊維」。
かつてトウモロコシの実の皮の部分は人体では吸収できない物質であるとされ、人体には要らない物質と言われていましたが、それが現在では見直されて、人間の身体にとって必要な物で健康にも良いと言われるようになりました。

トウモロコシの食物繊維であるセルロースはサツマイモの4倍もあると言われており、夏の時期は水分不足となりやすく、寒暖差から体調不良となってお腹が悪くなる人もいる一方で、疲労から便秘気味になる人も多くいます。

また、食物繊維の特性上、腸内の環境も自動的に整えてくれるので夏バテなどで弱り気味となった腸内環境を整えてくれるので、食欲改善へとつながる事もあります。

また、この時期に嬉しい疲労回復ビタミンであるビタミンB1を含んでいる事にも注目が行きます。

ビタミンB1は糖分をエネルギーに変換する為に必要なビタミンであり、同じく疲労回復の食べ物として名前が挙がる「うなぎ」 や「豚肉」等にも多く含まれています。

また、アルコール代謝にも関わるビタミンでもある為に、お祭りなどでアルコールを飲む機会が増える今時期には丁度よい感じになるでしょう。

また、本来ビタミンB1は水溶性なために、茹でたりすると水気と一緒に外部へと出て行ってしまうのですが、モロコシの場合は実が固い繊維にくるまれている他、内部のデンプン層に閉じ込められている為に茹でても外に出ていきにくいんだとか。

 

まさに夏にうってつけの食べ物がトウモロコシなのです。

しかも、あんなに甘くおいしいのにカロリーはそんなに高くないと言う、この気軽さに食べれる所も、トウモロコシの良い所。