8月2日は「蜂蜜の日」!蜂蜜は何故健康に良いのか?

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8月にも入れば夏のお終わりももう間近…長いようで短い夏ですよね。

だが、夏は終わるが暑さが終わるとは一言も言ってないんですけどね?

去年はえらく気温が高い時期が続いたようですが、今回はどうなるのやら…

 

さて、8月2日の本日はハニーの日」。明日である8月3日は「蜂蜜の日」となっております。ご存知の通り蜂蜜は主にミツバチがせっせと集めた花の蜜であり、その花の蜜を 人間様が持っていくことで市場に蜂蜜が出回っています。

 

ちなみにハチを使わずに人がせっせと花の蜜を注射器みたいなので集めていっても蜂蜜が作れるのか?と言ったら、実はできないのだ。

小さい頃にツツジホトケノザのようなラッパ上の花をむしり取って、花の根元から花の蜜を吸ったことがある人もいるかと思いますが(最近の子供は知らないかな?)…確かに甘いと言えば甘いのですが、蜂蜜と比べると甘さは控えめ…ちなみに実際にハチが集める花の種類から吸ってみても同じ結果。

それもその筈、花にある状態の蜜は糖度が5%-10%。蜂蜜は70%-80%と言う事で全然濃度が違うのです。この差は、ハチが蜜を貯蔵したさいに蜜内部の水分が発散させられる事によって起こると言う。

さて、蜂蜜と言うとその通り大半が糖分から出来ている訳ですが…ここで一つ疑問。ほとんどが糖分で出来ており、その通りカロリーも高い蜂蜜は、近年の健康の話題から考えれば非常に身体に悪そうなイメージになりそうなものですが…なぜ、蜂蜜は健康に良いとされるのでしょうか?

 

★蜂蜜の糖分

蜂蜜を構成する物の内約70-80%を糖分が占めており、ご存知の通り非常に糖度が高くなっています。しかしながら、蜂蜜の糖分は砂糖のように「ショ糖」を原料としているのではなく、その前形である「ブドウ糖」 「果糖」と言った単糖類を主原料としています。

砂糖の主成分でもある「ショ糖」は、体内で即利用が出来ずいったん「ブドウ糖」と「果糖」に分解しなければいけないのですが、元々その二種類の糖が使われている蜂蜜は体への吸収率がよく、即エネルギー源として利用され体にも蓄積されづらい特徴を持っています。

また果糖はショ糖と比べると糖度が高い為に砂糖の代用として使える他、砂糖よりも少ない量で同等の甘さを引き出す事が出来ます。

 

★蜂蜜の栄養価

蜂蜜には糖分の他にも良質なビタミン類やミネラルも含まれている。

特に蜂蜜が持つビタミンの内の9割近くが少量で摂取効果を得られる物であり、蜂蜜内にある限りは長期間失われずに保存されると言う点があげられる。

また、蜂蜜の持つビタミンの種類は「何の花からハチが蜜を集めたか」によって大きく変動する点も特徴の一つ。

カリウムを始め多くのミネラルが含まれている。

 

★蜂蜜は傷薬

古来より蜂蜜は人間に使われてきた食材であり、その一方で 薬としての使い方もされてきました古くより蜂蜜の殺菌力の高さは知られており、様々な国でのみ薬、塗り薬、張り薬等々様々な使い方をされました。

何故、薬として使われるようになったのか?というと、蜂蜜に秘められた非常に高い抗菌・殺菌作用がその裏にあるからです。

とある事例では抗生物質の投与でさえ治癒しずらかった傷が、蜂蜜を塗ったところ著しい改善がみられ、傷口付近が無菌状態に近くなったと言うケースもあるほど。

 

ただ、甘いだけではない蜂蜜。「即座にエネルギーとして利用でき、甘さも強く、その分利用料も少なく済む」「豊富でありながら少量で身体に力を与えるビタミン・ミネラル」「非常に高い抗菌力・殺菌力」この三点があるからこそ蜂蜜は身体によいと言われる訳ですね。

また、蜂蜜は食べても虫歯にならないと言う報告もあるから驚きである。