鶏肉って色んな部位があるけど違うの?同じ肉でも意外と違うぞ!鶏肉の種類
子供の頃…男の子ならば、その多くが憧れを抱いたであろう恐竜時代。
今では考えられない程に巨大な怪物たちが世界を支配した夢の時代。ちなみに、この頃の一歩前の時代は昆虫がデカかったみたいですね…ひえぇ~筆者的には無理…
そんな恐竜達もある時期を境に絶滅し、その痕跡を今に残すことは無かった…と思いきや、実は生き残っているんだとか。
残った種は今どこに…!と思うと、我々のすぐ近くにいる鳥類がその末裔であると言う事にまたびっくり。
恐竜から分岐して進化していったのが現在の鳥類になるんだとか。へぇー。
と言う事は鶏肉を食べると言う事は恐竜肉を食べているという事と一緒になるのでは?と、そう考えるとちょっぴりワクワクしてきた筆者がここに居たりします。
さてさて、鶏は世界三大食肉の一つとして世界中で流用され重宝されております。
かく言う我が国、日本でも鶏肉は非常にメジャーな食用肉であり食べる機会が多い食物でもあります。
鶏肉には大きく分けると「手羽」「もも肉」「胸肉」「ささみ」と言った部位に分けられますが、これらの部位に栄養素的な違いって何かあるのでしょうかね?
★手羽
鶏の翼の部分。比較的、脂質が少ないとされる鶏肉の部位の中では多く含まれているが、コラーゲン等の他の身の部分にはない特有の栄養素も多く含まれています。
コラーゲンには肌の張りや弾力を与え、関節痛を緩和すると言う話はよく出てきますが、他にも骨を構成する成分としてコラーゲンが含まれている為に、骨の発育や骨粗しょう症の予防にも良いのではと言われております。
手羽は100gで約200kcal。
★もも肉
鶏の大腿部。食べ応えたっぷりでみんな大好き。
非常に脂が多い部分ですが、皮の部分をはずすと一気にカロリーが低下するために、もも肉本体の脂分は想像よりも少ない。
セレンと呼ばれる抗酸化作用を持つミネラルを多く含んでおり、セレンは抗酸化作用の他にも、ガン患者の血中でのセレン濃度が健康者よりも低い事や、土壌のセレン濃度が高い地域ではガンの発生率が低いなどの事から、ガンへの予防にも効果があるのではと言われております。
もも肉の100g辺りのカロリーは皮付きで約200kcal、皮無しで約110kcalとなります。
★胸肉
非常に多くのタンパク質を含んでいながら低脂質と言う、筋肉が欲しい方に優しい部位。
その為に非常にあっさりとしている物の、ビタミンKやパントテン酸、ナイアシンなど、割と多くの栄養素を持っております。
パントテン酸はビタミンBの一種であり、ストレスへの抵抗力を高めてくれたり…ビタミンKは血の凝固作用に関連する成分になります。
また、ナイアシンもビタミンB郡に属する栄養素であり、粘膜や皮膚に作用し、二日酔いを制御する役割を持っています。
★ささみ
胸肉以上に脂質が少ない部位。笹の葉に似た形状をしている為に「笹型の身」から「ささみ」となった。
最も脂肪が少なく、タンパク質が豊富に含まれている為に低カロリーで高たんぱく。
もも肉のようにセレンを含むほかにモリブデンも多く含まれている為、血液を作る為の鉄分の利用効率を上げてくれます。
やはり部位ごとに違う物なのですね。
鶏肉は全体的に脂肪が少なく高タンパク質な部位が多い訳ですが…運動に優れた恐竜の末裔だからと考えると、何となく納得してしまう自分がいる…