嫌な季節を乗り切ろう!花粉症対策に「コレ」を食べてみよう!

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さて、春の雰囲気も感じられるようになってきた3月。筆者を含む一部の人達にはつらい時期になってまいりました。

これからの春の時期…何が辛いかってそれはもちろん「花粉」になります。

日本人の約4割~5割が発症して言われている花粉症。3月からやってくるのは「スギ」「ヒノキ」「シラカバ」と言った所で、4月に入ると「ホソムギ」「オオアワガエリ」と言った所が追加されてきます。

 

さて、花粉症の原因となるのは「飛ばされた花粉を吸いこんで引き起るアレルギー症状」と言うのは知っての通りかと思います。

症状は、鼻水、鼻詰まり、目の痒みに、くしゃみの四つのセット。見た目は非常にシンプルな症状ですが、花粉症を持つ人であればその厄介さがよく分かるかと思われます。

この時期はしっかりとマスクをして予防をしておきたい所でありますが、実際にシーズンが始まるとマスクをしていても目が痒くなったりくしゃみが出たりと割と散々…

 

花粉症から身を守るためにはそういった物理的な対策も必要ではありますが、生活習慣や食生活を正す事によっ内側から行う花粉症予防・対策も実際大切になってきます。

アレルギーと生活習慣って関係あるの?と思われる方もいるかと思いますが、花粉症はアレルギー症状の一つであり、アレルギーとは免疫の過剰反応で引き起るものになり、そして、その免疫系を司るのが自律神経系の働きになっています。

それら自律神経のバランスが崩れる原因として挙げられるのが、ストレスはもちろんの事ですが、日常の生活習慣・食生活なども要因となるので、まったくの無関係と言う訳ではありません。

 

自律神経には、昼間に活発になる「交感神経」夜中に活発になる「副交感神経」の二つの種類が存在し、これらが交互に働く事で身体の調整が行われていますが、生活習慣の乱れや食生活の偏り、ストレスなどが重なることによって、これらの機能がおかしくなり自律神経の働きに混乱が生じたり、活動が過剰になったりすると言う事です。

特に、「副交感神経」側が強く働くようになってしまうと、これらが司っている「免疫機能の向上」や「粘膜からの分泌液の増加」などが過剰に強化されてしまう為にアレルギー症状として発症してしまうのです。

 

崩れた自律神経のバランスを元に戻すのには、生活習慣やストレスからの解放が最も早い方法かと思われるのですが、仕事や生活環境によっては習慣を正すと言われても難しい人も多いと思われます。

で、あればおすすめなのが「食事によってバランスを調整する方法」。

ストレスを緩和させる効果や、 神経の伝達物質のやり取りをスムーズに行わせるための餌栄養素がいくつか存在しており、それらを積極的に取ってあげる事によって自律神経の乱れ、つまりは花粉症の症状をなるべく抑える事が出来る訳です。

他にも腸内環境と自律神経は密接な関係にある為に、食生活の改善にて腸内環境を整えてあげる事も花粉症を予防する、症状を緩和する事に繋がります。

 

特に自律神経を調整してくれて、花粉症などのアレルギー症状にも良いとされるのが健康食の代表「ヨーグルト」になります。

ヨーグルトに含まれている「乳酸菌」「ビフィズス菌」は腸内の善玉菌の働きを助けて腸内活動を活発化さてくれます。これにより、悪玉菌の増殖を抑え便秘や下痢になるリスクを抑えると共にそこから来るストレスによる自律神経の乱れを回避してくれます。

また、ヨーグルトに含まれているトリプトファンセロトニンを作る為に必要な物質であり、抗ストレス作用や興奮の鎮静化、睡眠の安定化を促してくれます。

 

自律神経が花粉症に影響があると言いましたが、自律神経の乱れはアレルギーの他に免疫力の低下にもつながる他に、夏場だと熱中症の原因となる事もあります。

今期に限らず、日頃より腸内環境を整えて自律神経を調整し、万事に備える事が大事かもしれませんね。