サラダに欠かせないパリっとした葉野菜。種類も豊富なレタスのお話

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つい最近、お昼を何にしようか考えつつ適当にインターネットをいじっていた時に見つけた事…モスバーガーのメニューで、パンズの代わりにレタスを使用するハンバーガー(?)があると言う事実。

つまりレタス+細切れレタス+トマト+タマネギ+ハンバーグ+レタスとなる。

知り合いに聞いたら「前からあるよ~」の一言。全然知らなかった…

 

さて、冬の頃と比べて暖かくなるためにお野菜も様々なモノが旬を迎えるようになったり、先物として出回るようになるこの季節。

先のハンバーガーじゃないですけれども、レタスもまた春季には「春レタス」と言うのが出回ってきます。

日本では通年通してレタスが出回っているのですが、原産地のヨーロッパでは春の終わり~夏の初め頃までの野菜として流通しているようです。

 

普通、レタスと言うと葉っぱが折り重なるように丸くなっているあの姿を思い浮かべると思いますが、アレは「玉レタス(ヘッドレタス)」と呼ばれる種類であり他にも色々なレタスがあります。

サニーレタスのように葉に赤みを帯びた種類を「葉レタス(リーフレタス)」と呼び、白菜のようにまっすぐに立っている種類を 「立ちレタス」と呼びます。

見た目からはレタスのようには見えない「茎レタス(ステムレタス)」や、大昔に中国からやってきて日本に根付いている「カッティングレタス」等、様々。

同じレタスであってもそれぞれ色々な特徴を持っている為、料理に見合った種類のチョイスが大切。

 

さてさて、そんなレタスの栄養価はと言うと…特別に飛び出た含有栄養素はなく、含んでいる種類は多いも栄養価は低いそうです。なんだ…と…

レタスはその大半(95%)が水分で出来ている為に、同じような野菜である白菜やキャベツと比べて植物繊維も少ないとの事…

何か他にも栄養的には価値がないって野菜があったな…と思ったら、キュウリを思い出しました。

あっちも水分が殆どで、栄養も食物繊維も無いという。

しかし、逆を言えば水分が殆どである為にカロリーも非常に少なく栄養素の量が少ないだけで、含んでいる栄養の種類をみれば様々な栄養を満遍なく持っているという事である為にメインにはなり得ないが、他の食材とうまく組み合わせればバランスよく美味しく頂けるという事です。

 

特にダイエット時などには量を食べてもカロリーが低い上に、栄養素はバランスよく取れる為に心強い味方になるかもしれません。

 

レタスと言えばその昔、「レタスには睡眠効果がある」と言うお話があった事を思い出しました。

確かにレタスの特定の種類には「ラクチュコピクリン」と呼ばれる鎮静・鎮痛効果を持った成分が含まれている物もありますが…このラクチュコピクリンは、市場で出回っているようなレタスにはごく僅かしか含まれておらず、「ワイルドレタス」と呼ばれる同じレタスでも姿形が全然違う植物に含まれている為、レタスを食べたからと言って眠たくなると言う事はありません。