力が高まる…溢れるッ!ニンニクに負けないスタミナ食材『ニラ』

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季節は三月に入り、急激に暖かい日が増えたと思う今日この頃。

そして寒さが引いて良かった…と思ったら今度はこの「風」の強さ。もう、家がガタガタ揺れる程の風の強さで、まるで台風を彷彿とさせる勢い。

まぁ、春一番は風が強いと決まっている訳ですが…にしても、もうちょっと軟めでお願いしますと言いたい所。

家のニャン共も、この風の前にはびっくり気味である。リードを取り付けて玄関までルンルン気分で走っていくのに、玄関開けた途端に後ずさり…

そしてら、事情を知らない別の一匹が隙を突いて外に逃げ出てしまい、急いで追っかけるが風も強いし、色んなものも飛んでくるしで追跡不能となってしまう…まぁ、そのあとすぐに 毛をボサボサニして帰ってきたのですが…

 

さて、そんなニャン達は置いといて…3月に入れば4月はもうすぐそこ。

新学期、新生活と色々と新しい日々が来るようになる訳で、疲れる日々も増えて来るかと思われます。筆者はもう 寒暖差も含めて身体がヘロヘロといった感じです。

そんなこの時期の身体の疲れを吹っ飛ばす何かないかなぁと考えていたら、そう言えば3月はニラが旬の季節でした。

レバニラ炒めとかギョーザとかに入っているあの「ニラ」ですね。

 

中国では『薬膳』として使われ、日本でも薬用として使われる事があり、古い時代から親しまれてきた野菜の一つ。

日本ではギョーザでお馴染みの宇都宮あたりで生産が盛んであり、多量生産しての流通が当たり前になってきたのはつい最近の事なんだそうです。

レバーや豚肉とかと一緒に炒めて食べたり、ギョーザに入れて食べたり、卵の味噌汁にいれて食べたりと使い方は様々。

中には寿司ネタとして「黄ニラ」が使われるや、ニラを添えた蕎麦…ニラ蕎麦なんてものあったりします。

 

さて、先に薬膳として使われるとも言ったとおりに栄養価については非常に高い水準であり、様々なミネラル類を含んでいる他にβカロテンの含有量も非常に豊富。

また、他の野菜ではあまり見られない栄養素「ビタミンE」も含んでいる点も特徴と言えるのである。

ただし、これらの特徴的な栄養素は日光の力で育った葉部分が含有する物であり、そもそも陽の光を遮断して育てる「黄ニラ」や、葉っぱじゃない部分を可食する「花ニラ」ではあまり含まれてない…しかし、食物繊維はどれも変わらず豊富に含んでいます。

 

他にも、ニンニクでお馴染み匂いの元である「アリシン」をふくんでいる為に、豚肉やレバーなどのビタミンB1を含む食材と食べる事でその吸収率を非常に高め、糖質の分解も促進してくれます。

また、アリシンには血行を促進させてくれる効果もある為に血栓を予防し、血液循環を良くすることで新陳代謝を活発化してくれます。

疲れやすいこの時期には何ともありがたい効果であります。

 

しかし、その一方でどうしても気になるのがその匂い。

先のとおりニンニクと同じく アリシンと言う成分を持っている為にどうしても独特な匂いが残ってしまうのです…むむぅ。

ニンニクでも同じことが言える訳であるが、この手の臭いの原因となるのはアリシンが空気と触れることによって酸化させて匂いを発生さえてしまうのである。

つまりは、この酸化の速度を遅らせる事で匂いの発生を防ぐことが出来ると言う事である!…とはいえ、これを完全に消す事は文字通り「不可能」である為に、どのくらい軽減させるかが重要な点になって来るのかという。

と、そこで取り出しますのは「リンゴ」。じつはこのリンゴに含まれているポリフェノールがアリシンによる不快な匂いを分解してくれるとの事で、対策に良いのだとか。

 

まぁ、ニンニクなら焼肉とかで結構ガッツリ食べる事もあるかと思いますが、ニラをニラだけガツガツ食べる場面って少ないと思われますので、気になるならブレスケアでも良い様な感じはしますが…