夏の甘酸っぱい果物『パイナップル』のお話

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夏っぽい果物って結構あると思うのですが…まぁ旬であるスイカとかメロンとかはその代表な感じで、他にもマンゴーとかキウイなんかが筆者の頭の中に浮かんでくる。

中でも最近よく耳にするパイナップルなんかも夏の果物であり、加工品なんかも色々な所で見かける次第。

我が家でもたまに台湾産パイナップルを買ってきて食べてるのですが、最近は暑い日もある事から凍らせて食べる事もしばしば。

さて、国産のパイナップルは大体7-8月旬と言う事で、まさに今が旬真っ盛りな感じですが、海外からの輸入品もある為に基本的には365日いつでも食べれられる果物です。(その分少し割高になるのですが…)

甘くて酸っぱいパイナップル。そのまま食べてもンまいし、ジュースやシャーベットにしてもンまい。そんなパイナップルについてあれこれ見ていきたいなと思います。

 

パイナップルはその通り「 Pine + Apple 」から成り立っており、直訳すればPaine(松)Apple(リンゴ)となるのだが、昔のAppleの意味はリンゴに限らず木の実や果実全般を指していたとも言われる為にPaineApple(松の実、松かさ)と言った意味の方が正しいと言われているようだ。(諸説あります)

日本でも沖縄での栽培がされている物の、断然海外からの輸入品の方が多くタイやフィリピン産が多い。ちなみに買ってきたパイナップルのヘタを取っておいて水に浸けておくと、根や新芽が出て来るので上手くいけば自宅でもパインを作れる。

 

食べると割と甘く、パクパク食べていくと結構お腹いっぱいになるパイナップル。もし、丸っと一つ食べたら結構なカロリーになりそうな予感。

と言う事で、さっそく計算。通常サイズのパイナップルで可食部(パイナップルの葉っぱ底を切った状態)の大きさが大体400g前後で、ネット調べによると100g辺りのカロリーは凡そ53kcalと言う事で全部食べても約212kcalに。思ったより少ないぞ。

 

栄養素の方は酸味の元となっている 「クエン酸」疲労回復ビタミンである「ビタミンB1」、ストレス緩和にも役立つ「ビタミンC」を豊富に含み、食べた感じからも分かる通りに食物繊維も豊富に含んでいます。

 

クエン酸  :疲労回復効果、代謝率アップ
・ビタミンB1:疲労回復効果
・ビタミンC :ストレス緩和、免疫力アップ、貧血予防
・食物繊維  :整腸作用
・ブロメライン:消化を助ける、舌苔の除去

 

特にこの時期は暑さからの夏バテも多いですので、疲労回復効果やストレス緩和作用などがある事は嬉しい所。
水分も豊富ですので、暑さで水分不足になりがちな身体にも効くし、加えての食物繊維によって便通もよくなるので、嬉しいことづくし。

さて、美味しいパイナップルを見分ける方法として…色を指摘する方もいるようですが、パイナップルの種類によってはそれが見分けづら物も多いので、香りや触った時の感じで見分ける方が分かりやすいのである。
「香りが強く」「下部に弾力が出ている物」が分かりやすい所かと。
せっかく買うなら甘い物がやっぱりほしい所ですよね。

ちなみに、あんまり若いパイナップルを食べると含まれる「シュウ酸カリウム」のおかげで口の中が荒れ、加えてパイナップルが持っているタンパク質分解酵素「ブロメライン」の効果で出血する場合もあるので注意が必要。
口の中痛いなと思ったら止めるのが吉。「この痛みがたまりません~ぐふふぅ~」みたいな人は食べても良いかもしれないけど…