寝ている時の困りもの、いびきの原因と対処

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人だけでなく、生きているならば必ず必要とする『睡眠』

無防備かつ何が起こっても熟睡中は反応できない為、何かされても当然感知できない。
逆に此方が何かしていても知る余地は無く、その最たる例が『いびき』になります。

睡眠が浅い時などは、自分の『いびき』で起きる事もあるが、大抵の場合は凄まじい『いびき』をかいていても知る方法は無く、大体後から聞いて分かる事が多い。
自分一人の時などは当然気にならないだろうが、誰かが近場にいたりする場合は相手に不快な思いをさせることも…このいびき、どういう原因で引き起るのでしょうか??

 

『いびき』と言うと、ちょっと前のテレビなんかでも『無呼吸症候群』等の病気の前触れとして紹介されていたこともあり、『いびき=病気』と捉えがちな人も多いのですが、寝ている間のいびきの全部が病気から来ている訳ではありません。

何らかの原因で上気道が狭くなり、空気の通り道が狭くなる事でいびきは発生するのであるが、その原因が口蓋垂(のどちんこ)や舌が大きい為』扁桃腺アデノイドが炎症を起こして狭くなっている』だったり、『アレルギー等による鼻詰まり』、更には疲労からくる舌等の筋力低下』だったり『肥満』だったり、と病的な原因以外の物も多いのである。

逆に起きている時に何らかの原因があって意識を失う⇒いびきをかくの場合はほぼ確定で緊急事態になります。良い例として、急な飲酒や頭部に怪我をした等で 意識障害が起こってからのいびきがそれにあたります。(どちらも脳に障害が出てのいびき)

 

ともあれ様々な症状を原因として『いびき』が引き起る訳ですが、病的な物でないにしても呼吸器官が詰り呼吸がしづらくなっている状態である為に、まともに睡眠(休息)が取れているのか?と言うと取れていない状態になります。

ちゃんと睡眠がとれている状態でもなければ、疲労が回復された状態でもないので結局日中に眠かったり、身体が疲れやすかったりして集中力が続かないなんてことも多くなります。後は自分では知らずとも、いびきによって周りの人にも迷惑が掛かってしまう事もありますしね…

 

さて、本格的ないびきの治療…となると、早急な方法で手術等があるのですが『いやぁ、流石にいびきの治療で手術は…』となるのが殆どだと思いますし、例え筆者が勧められても渋るかと。

自分で治す為の方法も何種類かあり、その通り筋力不足や脂肪が身体につくのが原因の一つである為、太り気味だなぁと思う人や、運動不足だなぁと自覚できる人はとりあえず「運動を習慣づける」がその一歩になると思われます。

また、その通り気道が狭まってと言う事ですので、気道を確保するために仰向けでは無く横向きに寝る事も簡単ではある物のいびきを止める方法の一つになります。

ただし、人間は寝ている間にも寝返りを何回も打つため、あくまで一時的な解決方法でしかなく根本的な解決にはなりません。

後は使っている枕の素材を柔らかい物から少し硬めの物に変えて、変える方法や、寝る前にお酒を飲む習慣がある人はなるべく寝る前の飲酒は避けるようにした方が良い感じでしょう。

寝る前にアルコールを飲むことで眠りが良くなると思っている人も少なからず存在していますが、実際は眠りに入りやすくなるのですが睡眠の質は悪くなります。

また、アルコールには筋肉の緊張をほぐす作用もある為にそれによって気道周辺の筋力が落ちて下がり、いびきの原因となります。

寝る前のアルコールはいびき以外にも色々と身体が悪くなる原因となるので、寝る前のアルコールは避けるようにしましょう。

 

また、いびき専門外来などがあればですが、歯医者さんでも『いびき相談』を行っている場所がある為に調べてみるのも一手です。

気になる方はぜひ一度調べてみてくださいまし。