【4月1日】肉体・精神疲労によく効く「猫吸い」「犬吸い」
海外では9月を新年度としている国が多いのですが、日本では今の時期4月を新年度として区切っております。
新たな始まりと共に、正直、精神的・肉体的にも割と疲れるのが今の時期。新たな生活には夢や希望もありますが、その分苦労もあります。
そして、この時期に溜まった疲労、ストレスがやがて5月頃になると鬱として現れる事も…五月病の正体ですね。
そのせいで、気分が沈み何事にもやる気が起こらなくなってしまう人も実に多い。
こういった気分の消沈やストレス、疲労などに近年効果があると言われ、研究されているのが『猫吸い』・『犬吸い』と言われる物。ペットで犬か猫を飼っている人ならば聞いた事があるかも。
使用法は至極簡単。猫や犬の身体に顔を当てて、ぐりぐりしながら呼吸をする…ただそれだけで、緊張緩和、リラックス効果、血圧の低下、自律神経を整えるなどの作用があります。
基本的には顔を当てる部位はお腹でも背中でも尻尾でも頭でもどこでも良く、身体のふかふかの部分に顔を深く当てて一度深呼吸をする事で効果を発揮します。
この効果の事を『モフリラックス効果』と呼び、最近まで研究こそされなかった物のその効果は昔から知られていました。
日本の歴史では、豊臣秀吉や島津義弘、伊達政宗等が猫を愛し、太田資正や酒井忠以、そしてご存知、西郷隆盛が犬を愛していました。
これ等の偉人が混乱の世で活躍できたのも、やはり緊張時でも柔軟な発想や思考を巡らせられる犬や猫の『モフリラックス効果』があったからでしょう。
また長期間、限られた空間で生活をする船の中でも同様の理由から猫を乗せている船が昔から多くありました。
長期間の狭い環境下での集団生活は、どうしてもストレスがたまる物です…その溜まったストレスを効率よく解消するために猫を乗せているとかなんとか。
まだ完全解明はできていない物の、この『モフリラックス効果』はペットの身体から発せられる『フンワリホルモン』と呼ばれる物質が脳の交感神経を急激に刺激し、身体を休息状態へと移行させるからという見方がされております。
一方で、このフンワリホルモンには高い依存性があると言う研究もあり、過度に吸い過ぎることでモフモフを見るだけで摂取したくなる、離したくなくなる可能性があり、そうした場合にはペットに嫌われる・距離を置かれると言う危険性がある為、注意を促す論文もあるとか無いとか。
脅威の癒し効果である『モフリラックス効果』にて、疲弊する心身を改善しましょう。
…とまぁ、エイプリルフールなんですけどね。
『モフリラックス効果』や『フンワリホルモン』たるものは当然存在しないのですが、ペットによる癒し効果の研究は実際にされており、動物と触れ合っている際の人間の脳内では「オキシトシン」と呼ばれる「幸せホルモン」と呼ばれる一種のホルモンが分泌される為です。
そのホルモンには『幸福感』『ストレスの緩和』『恐怖心の軽減』等が実際にあるとされ、それを使った例として『動物セラピー』がある訳なのです。
ちなみにこちらのオキシトシンは実際に動物へ触れても効果が出るのですが、『ペット動画を見る』等の直接触れ合う以外でも効果があると言います。
ネタのフンワリホルモンよりも優秀である。