「ニンニク食べてピラミッドを建てよ!」太陽の王が認めたニンニクのパワー!

a47d1ee477f829ce7532ff8859a7ad70_s毎夜毎夜、走っているのに、お腹周りに脂肪と言う名の断熱材が装備された気がする筆者です。スペースシャトルのように途中で切り離せたらいいのにと思っても、そういう風に出来ていないのが残念な所。 まぁでも、毎夜走っているのはオンラインゲーム上の森林や荒野ですけれどねッ! 現実世界のステータスと、ゲームのステータスは反比例す物と決まってますしネ!

 

さて、気温が熱く湿度も高くなると運動をしてないのに、やたらに体力の消耗が激しかったり、疲労が取れなかったりするものです。 どうしてだろう?病気ですかね?なんて思ってる方!その体調の変化は「気候」の変化から来ているのかもしえませんよ? そもそも、人の身体…というか生物の身体は全体的に、急激な温度や環境の変化があっても大丈夫!…なように作られてなく、大体5度以上の急激な温度変化で自立神経に乱れが出て体調が悪くなります。 「そんな急な変化はないだろう」と、お思いの方。部屋の中の温度を見てください。 例えば部屋内が20度で外が25度以上だとすればこの時点で外と中では5度の違いが生まれています。

 

とまぁ、何が言いたいのかと言いますと。この時期はとても疲れやすくなるので何とかしたいと…そういう時は、この時期に旬のニンニクがあるではありませんか!

 

「ニンニク=スタミナをつける。疲労を回復する」と言うのは広く知られている物だと思いますが…初めてそれを発見したのは、なんと「古代エジプト人」らしく、以前に紹介した玉ねぎのお話同様、ピラミッドの建造に携わった人々の食料や報酬としてニンニクも配られていたようです。既に、この時のファラオ達はニンニクの疲労回復の効果を理解していた訳ですか…

建築と言えば、当時のファラオの中でも特にラムセス2世は自分の像や神殿を大量生産したファラオとして建築王の名を持っていますから、彼の時代には多量消費されたに違いありません。

ちなみにラムセス2世というと「?」となる人もいると思いますが、海を割ったことで有名なモーセ(モーゼ)が出てくる「十戒」のファラオと言えば分る人もいると思います。もしくは若い人、一部の人なら「オジマンディアス」の名前の方が知っているかも。

 

さて、ご存知の通りニンニクには疲労回復と滋養強壮の効果がありますが…その効果の中心となっているのが、ネギなどの匂いの元となっている「アリシン」と言う物質です。

「アリシン」はタマネギやニラ、長ネギなどにも含まれていますが…ニンニクには特に多く入っており、この成分のおかげで「疲労回復」「滋養強壮」の他、「免疫力向上」や「欲の促進」、「血流改善効果」等がニンニクから得られると言います。

特に後記の「血流改善効果」は末端の毛細血管を広げる効果があり、体の隅々まで血流を行きやすくさせるので、血流の滞りから起因する病気…「冷え症」や「血栓」、「」等にも良いとされております。

ニンニクを食べる際には細かく刻んだり磨り潰したりすることにより、ニンニクの細胞内にあるアリシンを効率よく取れる為にオススメされます。

しかし、生のニンニクの場合は貧血腹痛などの副作用も懸念されるため、多く摂取する事は止めましょう。

 

さて、話は変わりますが…ニンニクの外皮をむくとミカン状のニンニク粒が出てきますが、粒ニンニクの皮をむかずにそのまま曲線側を下にして皿等に置き、立たせた状態で電子レンジにかけると、ねずみ花火の如く超高速で回転し始めるそうです。

これは、ニンニク内部にある水分が電子レンジによって温められて水蒸気になるのですが、粒ニンニク周囲の皮は意外と固く、水蒸気の膨張程度では破れない為、比較的皮が薄い先端部分から内部の水蒸気が一気に噴出するので、それを動力としてニンニクが高速回転し始めるという寸法らしいですね。

夏休みの実験にいかがでしょうか?ただし、場合によって、破裂する事もあるので注意は必要ですよ~