12月11日は胃に良い日!胃を大切にしよう!

忘年会にクリスマス、年越しにお正月と…これからの時期、何かとイベントが多くなって自然と飲み食いが多くなる感じになります。

いつも以上に不規則な時間に動いたり、たくさんの物を飲んだり食べたりする時間が多くなるでしょうが、それによって次の日にずしッと身体にのしかかる胃もたれや二日酔いと言った症状も多くなる…
辛いんですよね~…だけど、知っていても止められないと言うのが人間と言う物。

 

さて、そんな事があるからか…又は語呂合わせの結果偶然だったのか…12月11日は『胃に(12)良い(11)日』と言う事で、胃について考える日になっております。

と、言う訳で…先のお話から、この時期になると多くなってくる「胃もたれ」のお話。

様々な人の話を聞いていると胃もたれ「胸やけ」を一緒の物と考えている人もいるようですが、両者は全く異なる物です。

胸やけが胃酸の逆流によって発生するのに対し、胃もたれは消化サイクルと胃の内容物を腸に送り出す運動とが上手くかみ合わず、長時間胃の内部に消化物が残る事で起こる現象である。

 

胃に入った物は大体平均して2-3時間、油っこい物だとより時間がかかり4-5時間かけて消化されて腸の方へと移動させられます。

しかし、何らかの原因で胃の消化能力が下がっていると、通常の時間を大きく超えて胃の中に物が滞在する事となり…それが胃もたれの原因となります。

消化機能が低下する原因としては様々な物が考えられ、例えば『加齢』『ストレス』『肉体疲労『飲みすぎ・食べすぎ』等、多岐にわたります。

 

「胃の中なのだから物があって胃もたれはおかしくない?」と考える人もいると思うのですが、胃の中に物が長時間ある事によって胃酸が分泌され続けるのですが…その胃酸と、長時間物がある物理的な刺激によって胃の粘膜が荒れてしまい、胃もたれの症状が出るのである。

な物で、先に消化に悪い物として油っこい物を上げましたが、『辛い物』のような刺激物も『胃を荒らす原因=胃もたれの原因』となります。
また、お酒のようなアルコールも胃の粘膜を弱める原因となる為に同じく胃を荒らし、胃もたれの原因となります。

治すには時間経過か薬くらいしか手段が無いので、一度嫌な気分を体験したのならば次からは注意して飲んだり食べたりするようにしましょう。

その通り、胃壁が荒れている状態になる為にただの胃もたれだと思っていても、悪化すれば胃潰瘍などの原因になり痛い目を見ることも。

 

…と、普通の胃もたれならそれでいいのですが、中には『数日しても治らない』『薬飲んでも治らない』『しょっちゅうなる』と言った胃もたれもあります。

其方の方は非常に注意しなければならない…と、言うのも先の通り胃が荒れて胃もたれが起こる訳ですので、続くと言う事は何らかの異常が胃壁に起こっていると考えられます。

この場合は、慢性胃炎ピロリ菌による感染症重篤な物となると胃がんの初期症状もまた胃もたれのような感覚がある為に注意が必要です。

長引く胃もたれを、薬飲んでおけば治るだろうと言う感覚で放置していたら大変な事になったorなってたと言う事も珍しくないのである。

 

これから増えて来るだろう、食事やイベントの季節。胃薬片手に挑む前に、胃薬を飲まなくて済む食事の仕方を考えて行動しましょう!