気晴らしの焼肉だったはずが逆に疲れる…そんな筆者のどうでもよい悩み

本日は唐突に変なお話を一つしたいと思います。

『焼肉』って美味しいですよね。疲れた時やストレスが溜まった時なんかにパーッと気分を晴らしてお腹をいっぱいに出来る素晴らしい料理?イベント?です。

かくいう筆者も年に2-3回は親しい友人らと一緒に行きます。

食べ放題で1時間とか1時間半とかダラダラ好きなのを頼んで食べる訳ですが、楽しい焼肉イベントであっても筆者には一つ悩みがあるのです。

—――次の日、滅茶苦茶疲れるのである。

ホントに身体に運動して、ずっしり来るレベルの疲労感が全身に来るのである。

 

これは何故なのか…?

実は焼き肉が嫌いで、精神的に疲れたのか?…そんな事は無い。焼肉と白飯の組み合わせに勝る物は無いと思っているくらいである。

じゃぁ、誰かと行くのが疲れるのか?…それも違う。割とだらだらどうでもよい事を喋るのは大好きだし、一人で行ってもいつも通り疲れるのだ。

では、食べる量がいつもより多いからか?…それも違う。筆者は腹八分目を目安にして食べるので、羽目を外して食べすぎると言う事は絶対にない。

…しかし、次の日はものすごく疲労感を感じるのである…なぜ…

 

『焼肉を食べて元気になる!』と言う話はよく聞くが、事実、豚肉や牛肉、鶏肉にも疲労を改善してくれる栄養素がある。

豚肉なら『ビタミンB1』疲労回復物質として有名な物質であり、炭水化物と結合する事で疲労回復の為の物質へと変化するのである。

牛肉なら『へム鉄』鉄分は赤血球にて酸素を運ぶ役割を持つ栄養素になります。なので、鉄分が不足すると身体に酸素が行き渡らない…つまり身体が酸欠状態になり、疲れやすくなるのである。牛肉に含まれるヘム鉄はそれを解消してくれるのだ。

鶏肉に含まれるイミダペプチドという成分は、肉体疲労の原因となる活性酸素の発生を抑える抗酸化効果を持っている成分であり、疲労回復にもつながる優秀な成分。特に胸肉部分に多いのである。

 

このように、どの種類の肉でも身体の疲れを軽減する成分が入っているのだ。

であれば最初の通り、『焼肉を食べに行く=疲れが取れる』は、楽しくワイワイやって気晴らしして疲れを取ろう!という意味意外に、栄養的にも理にかなっているとも見える。んじゃぁ何で筆者は疲れるのだろうか…これは気のせいだったりするのか?

 

…肉を食べれば元気になれる。この原理は、先の通り疲労回復につながる訳ですが…どんな状況でもそうなるとは限らないのである。

例えば極端な話で、病気をして体力がない時や酷い怪我をして療養最中など、身体が非常に疲労している時にガッツリ肉を食べれば体力が戻るのか?と言えば、分かる通り回復しないのである。それどころかより一層酷くなる場合もあるのだ。

極端な例を出したが、理屈は一緒であり…疲労が強くなっている時にガツガツと消化に悪い肉類を食べると逆に身体が疲れてしまう場合もあるのだ。

肉は精が付く…のは間違いでは無い物の、あくまで疲労がピークに達してない時の話である。

逆に肉体的・精神的のいずれにせよ、それらの疲労が強くなっている時は無理に食べることでかえって体力を消耗し、疲労に繋がってしまう。
なので、逆に疲れている時はあっさり目で消化に良い物を食べる方がよいのである。

なるほど。疲れているからと言ってノリと勢いでの焼肉はかえって疲れるのか…と納得する筆者なのだが、同時に『別に特段疲れてる訳でもないんだよなぁ~』とも思い返す。

結果、筆者の場合は不明な訳であった…いったい何が問題だったのかすら全然わからないままである。うんぬぅ。