大人もちびっ子も大好き”ポテト”!あれって体にはどうなのよ?

4f6fcddf6719ade003eb204b2153e8d0_s筆者の家には小さいながらも花壇があり、色々な物が植わっています。 今ですと、なんやわからない花があったり、ブドウの木が伸びていたりします。ブドウは震災より前からあり、水に浸かっているのですがめっぽう元気で、毎年ちゃんとたくさんのブドウが出来ます。 もっと以前だと桜の木があったり、ネギ畑やトケイソウがあった時期もありましたね。 筆者的には次はジャガイモなんかもいいなと思っています。 ちょっと前なら、自宅に揚げ物(業務)用の大型フライヤーがあったのでフライドポテトとか作り放題だったのですが、劣化に伴って捨ててしまったのは残念の極みですね。 アレがあると凄いんですよ。フライドポテトの業務用(5kg)を一回で揚げてしまいますからね。10kgも下手したらいけるんじゃないかな?

 

と、フライドポテトの話つながりで…5月~6月は新じゃがの季節になります。おじゃが好きな筆者にとってはうれしい事ですね。 おじゃがは何をしても美味しくて大変よろしいです。ポテトサラダも良し、フライドポテトも良し、ハッシュドポテトも良し。ちなみに筆者は茹でただけでもいけます。

 

さてさて、筆者の大好きなおじゃがは、以前お話した「サツマイモ」と同じく救荒食物の1つであり、長い歴史の中で多くの人を救ってきました。最近の例でも北朝鮮が食料危機の際にジャガイモの栽培を徹底して行い食糧問題の解決を図った「ジャガイモ革命」などがあります。このジャガイモ革命…大成功をおさめ、今では大量に取れているらしく去年(2016年)は超が付く程の大豊作だったみたいです。が…なんと、ジャガイモは処分に困るほどあるのに農民も浮かない顔な上に、軍隊は相変わらずの食料不足だそうです。…一体どういう事…?

 

それはまぁ、置いておいて…なんとなくジャガイモからできているチップスやポテトサラダのイメージからカロリーも多いと思われるジャガイモなのですが、実際は思ったほどカロリーは高くなく、1個あたりのカロリーは76kcalと同量のサツマイモ1個分(132kcal)トウモロコシ1本(92kcal)と比べてもわかるように実はそんなに高くありません。 ジャガイモを構成する成分の殆どがデンプンと水分である為、実に米の半分…どころか四分の一以下のカロリーになっております。 では、ジャガイモ=高カロリーのイメージを作ったのは何なのか…はい、言わずもがな調理する際に使わる油のせいですね。 意外と低カロリーなのが分かったと思いますが、ではカロリーが無いから栄養素も少ないのか?と思いますと、実はそう言う訳でもなく多くのビタミンとカリウムを含んでいます。 特にジャガイモで目立つ栄養素はビタミンCで、含有量はビタミンCを豊富に含んでいる事で知られるミカンとほぼ同じくらいだと言う事です。知っている方もいるかとは思われますが、ビタミンCには免疫機能を高め、ストレスや肉体疲労を回復させる力を持っており、また、鉄分の吸収を助ける力がある為に鉄分と一緒に取ると貧血などの予防にもつながります。 そのほかにも、ジャガイモには体内の塩分コントロールをする「カリウム」が多く含まれており、必要以上に存在する血液中の塩分などを体外に排出して高血圧や動脈硬化などの予防ができ、カリウムが低下する事で起こる不整脈や糖尿病などの予防にもつながります。

 

ただし、かといってジャガイモの食べすぎは良いのかと言った場合は、当然そんな訳はなく、イモである為にデンプン類が多く含まれているのが災いして、多く摂取する事を日常的に行うと糖分からくる病気である糖尿病を引き起こす可能性があり、また、ジャガイモを使った加工製品の多くは何らかの油分を使っていることが多く、必然的に摂取カロリーが大きくなってしまうのも困った点です。 まぁ、しかしながらどれも食べ続ければあまりよろしくないという事であり、たまに食べる分には別に悪くはありません。そも、食べた瞬間から悪いのであれば食べ物として出されていないので…何物も程ほどにして食べる事が一番と言う訳ですね。