日本も英国もお茶が好き!お茶の種類とその効果

796deda9987b6f26d0a2217b1287f662_s日本とイギリス。地球の反対側にあるお国で、なんやかんやで明治時代に日本はイギリスをお手本とした所があり、その影響を結構受けていたりします。車の左側通行やポスト制度、議会制度に肉じゃが等々。なお、肉じゃがは、かの東郷平八郎がイギリスに留学した際にビーフシチューを大変気に入り、日本で再現しようとアレコレした結果こうなったらしいです。似せて…と言うか、もはや違う物…

しかし色々影な響は受けた物の、イギリスと日本は元から似ている所が多く「どちらも雨が多い島国」「お茶が好き」「礼儀やマナーを重んじる」等々と、出していくと結構あります。それを聞くと親近感がわくのは筆者だけでしょうか?

 

さてさて、先にも話した通り日本もイギリスもお茶が好きと言う事で、両国ともお茶については熱いのですが…世の中には様々なお茶があって、それぞれが独特の味や香り、効果を持っている物があります。前にも一度、ダイエットに良いと言われるお茶と言う物で紹介しましたが、今回はさらに効果別でどのような物があるかを見てみましょう。

 

*口臭予防・対策*

クマザサ茶:日本の山地に生えている、1m~2mサイズに成長するクマザサの葉を使ったお茶で、このクマザサは昔から薬草として使われてきた経緯があり、葉には殺菌・防腐作用があると言われています。ちなみに「熊笹」と表記の所もありますが、正確には「隈笹」。葉が越冬するときに茶色く隈取りされるところからこの名前が来ました。

 

*花粉症対策*

ルイボスティー:今からの季節に大変な花粉症。内臓機能が落ちていたり、自立神経が乱れていたり、免疫力が低下していたりと体が弱っていると花粉症になりやすくなってしまいます。ルイボスにはその免疫力を整えてくれる作用がある他、腸内環境を整えてくれる作用があります。ちなみにルイボスは、南アフリカの気候的にセダルバーグ山脈でしか栽培できず、世界各地にあるルイボスはここ一か所で採れているのだとか。

 

*にきび予防*

ハト麦茶:肌に関して昔から良いと言われているのがハト麦です。ビタミンB1、B2やタンパク質を多く含んでおり、なかでもハト麦特有の成分として「コイクセノリド」と言う物があり、新陳代謝を高める働きをして肌の細胞を新しくしてくれます。

 

*疲労回復*

ローズヒップティー:疲労やストレスが多い現代社会、「仕事ができる奴は疲労もためない」なんて言われても難しい所…そんなアナタにオススメのお茶。疲労回復の為のビタミンC、抗酸化力を高めるビタミンE、ストレスを取り除いてくれるカルシウム、そのカルシウムの吸収を助けるビタミンKなどの成分が入っている為に疲労回復に優雅に一役買ってくれるでしょう。

 

*精神安定*

ペパーミントティー:ペパーミントの精油分には精神を安定化させる作用があり、イライラや不安などをリラックスさせてくれる効果を持っています。また、ミントの持つ強い香りは古くより「気付け薬」として使われていた歴史もあり、その他にも集中力を高める力も持っていると言われています。

 

*血流改善*

ヨモギ茶:春の草餅などに使われる野草の1つヨモギ。海外でもハーブとして知られているみたいです。そんなヨモギには造血作用と末梢血管を拡張する葉緑素が含まれ、その他にも血を作るには欠かせない鉄分も含まれております。そのため血流改善と貧血予防の効果を持っています。また食物繊維も含まれている為に便秘にも効果があり、女性にとってうれしいお茶です。ちなみに、ヨモギの学名は「Artemisia(アルテメシア)」で、由来は月の女神アルテミスから来ているとされています。