本当は××な風邪の治療
10月は紅葉の季節ですね。木の花と書いても【椛(もみじ)】と呼ぶように、色んな花が咲いてるかのように葉っぱが色づいてます。
ちなみに日本以外でも紅葉は見られるのですが、東アジアの一部とヨーロッパの一部、アメリカ東部とごくごく限られています。しかも日本ほど彩色豊かではなく、また、日本の場合ですと雪が降ったりすることで、よりいっそう紅葉の美しさが際立つのだそうな。
皆さんも、せっかくの季節ですので世界一美しいとされる日本の紅葉を見に行っては如何でしょうか?
さてさて、外出といえばこの季節は寒いので、変に薄着とかすると風邪を引いて大変な事になってしまいます。空気も乾燥してきているのでよりいっそう風邪を引きやすく・・・
本日はそんな風邪に関する雑談で、良かれと思ってやっていた事が実は・・・なんて、お話をして見ましょう。
★★★ 風邪に冠すること ★★★
1:氷枕 おでこを冷やす
風邪を引いて熱が出たら氷枕、とかオデコを冷やすとか・・・と、経験した方は多いと思います。でも、実際問題でどの位コレは効いているのでしょうか?
実は解熱と言う効果で見ると「効果はありません」。せいぜい冷たくて気持ち良いくらいの効果しか無いのが現実だそうです。
2:温かくして汗をかく
「熱が出たら布団をかけて汗をいっぱいかけ」。いわれた事がある方は多いと思いますが・・・これも実際はどうなのでしょうか?
実はこれも「風邪には良くない」と言う事だそうです。悪寒がするくらいの熱であれば、身体を温めるのは必要ですが、汗をかくくらいというのが問題だそうです。
無理やり汗をかく事は、体力の消耗につながり逆効果であると言う事と、身体が欲している水分を汗として出してしまうため脱水症状になる危険性もあるとか。
3:栄養をつける為に食べる
身体が弱っているのだから無理にでも栄養を取って体力をつけないと・・・と思われるでしょうが、実際はどうなんでしょうか?
身体が弱っていると言う事は内臓も弱っていると言う事。無理に食べると胃に負担が掛かり吐いてしまう可能性がありますの無理やり食べるのはやめたほうが良いでしょう。
食欲が無いならば、水分補給だけにして後はじっくり休むのがベストです。
4:「風邪の時は熱いお風呂に入る」「お風呂に入っちゃダメ」どっち?
これも昔から言われている事なんですが・・・どっちが正しいんでしょうか?コレは私もうんと気になります。
実はこれ、お医者さんによって言われが色々で、さらに医学的な調査はされていないのでなんとも言い難い所らしいですね。
そもそもお風呂に入ったらダメと言うのの始まりは、まだ各家庭に風呂がなかった頃・・・銭湯とかに皆さん行っていた時代に、お風呂に入っても外を歩いている時に外気で冷えてしまい、かえって風邪を悪化させる恐れがあるため「風呂には入るな」と言う話が出来たとか何とか。
なるほど。風邪のときに良いと思っていたのにあまり効いてないのが現実なんですね。
んでは風邪を引いたらいったいどうすればいいのでしょうか?
実は、何もせずに安静にして水分をこまめに取る事が風邪を治すのに手っ取り早い方法なんですって。身体を暖かくする事により免疫力を強くして、栄養ドリンク等で体力をつけながら自然に治るのに任せる・・・なるほど、いつでもどんなときでも最後に信じられるのは己の身体だけだと言う事ですか。
ちなみに「アルコール消毒」と称して風邪の時にお酒を飲む方がいますが・・・あれは、実際は逆効果なので注意しましょう。