花粉症?アレルギー?いえいえ××かもよ?
もう花粉症もなくなる季節だというのに筆者の鼻は一向に治る気配を見せず、常時鼻詰まり状態で結構つらいです。
まぁ、私の場合はいろいろなアレルギーを持っていますので、それのせいだと思うのですが…皆さんはいかがでしょうか?
単なる「鼻づまり」と思ってかかっていると、そこから思わぬ「病気」や「障害」が併発する場合が結構あるので注意です。鼻が詰まっているから強く鼻をかむようになってしまった結果!耳が常に気圧が高いところに行っているような変な感じになったり(耳管狭窄症)…鼻で呼吸できないから寝ているときに口呼吸になってしまい喉や肺をやられたり…一度なってしまうと結構しんどいです。ちなみにどちらも筆者だったりします。
もともと鼻水は体の防御反応であり、外からのウイルスやごみなどの侵入を防ぐ機能なのですが…時として、鼻に異常があって鼻水が出ている場合もあります!
そんな鼻の病気として有名なのが「副鼻腔炎」…おそらくは「蓄膿症」の名前のほうが知られているかもしれません。頬よりもちょっと上ぐらいの位置と眉の上あたりの位置にある骨の空洞…副鼻腔の中に膿がたまる病気です。症状としては頭痛や頭が重い感じ、鼻水、鼻づまりとなっており、治すのに中々に時間がかかる病気です。
以前は鼻の病気として蓄膿症の方が多かったらしいのですが…近年ですと、その状況も変わり以前とは違う病気も徐々に増え始めてきたと言います。
この時期、湿気が多くなってくると様々なところに現れる“カビ”。時としてそのカビが鼻に重大なダメージを与えてくる場合があります。それがこの「副鼻腔真菌症」です。
我々が普段生活している際にも空気中には様々なものが飛んでいます。その中にはカビの胞子も混ざっております。ふつう、これらのカビの胞子は体内に取り込まれても免疫細胞によりやっつけられちゃうのですが…免疫力が異常に下がっていたりしますと、鼻の中の空洞…副鼻腔の中にカビ胞子が入り込みそこから繁殖を始めます。症状としては鼻水や鼻づまり、あっても頬の痛みがせいぜいなのですが…ごくまれに鼻腔の骨を壊したり、全身症状などを引き起こすことがあります。
さらに恐ろしいのは「上顎洞癌」と呼ばれるガンです。この病気もまた上顎洞と呼ばれる副鼻腔に出来るガンなのですが…自覚症状がほとんどなく気付いた時にはかなり進行している…と言う事が多い病気です。幸いにも転移することは殆どないのですが、いかんせん場所が場所なだけに(上顎洞は鼻のすぐ脇)、腫瘍が成長しすぎると骨を突き破り、その時の出血で脳神経を圧迫して死に至る場合もあります。
特徴としては両鼻のうち、片方だけが詰まり黄色い赤い血が混ざった悪臭のする鼻汁が出る事です。これは、両鼻同時に癌ができる確率が非常にまれである事と、死んで膿となった癌細胞が鼻から排出されるところにあります。また、場合によっては片方だけ目が涙目になる場合があるそうです。これは、癌細胞により涙腺が圧迫されるためにおこるそうです。
書いといてなんなのですが…筆者はかれこれ数年近く「片方だけ常に鼻づまり」で「そっちから黄色い鼻水」が出ている状況で頭痛も良くするのですが…えっと、鼻の異常を感じたら早期で治療をすることが肝要。それにより危険性は大幅に軽減される可能性がある。とのことのなのでちょっと病院に行ってきます。