強そうに見えるけど、原理を知ると何か…指ポキこと「クラッキング」の秘密

f:id:pegasasu-0120:20191227170633j:plain世の中には「無くて七癖」と言うことわざがあり、どんな人でも癖の1つや2つあると言う物です。さて、筆者も何か癖がない物かと考えてみると……筆者の場合は自覚している物で「爪切り」「指ポキ」 「貧乏ゆすり」、教えられたもので「考え始めると目がよそを向く」「立ち状態で足を交差する」らしいです。

さらりと出てきて5癖ですね。掘り下げればまだもっと出てきそうな感じですが。

 

筆者も癖でよくする「指ポキ」。アレの正式名称をクラッキングと言うらしいですね。

筆者の場合は主に手と足首がポキポキなりますが、中には背中、さらにはろっ骨なんかもなる人がいるとか。ろっ骨って大丈夫なんですかね?

 

では、なぜこのような音が関節から出るのか?

その正体については諸説が色々とあり、コレと断言できるものが少ないのですが「関節液内に出来た気泡破裂(キャビテーション)説」 靭帯が急に伸びたため説」「関節内で出来た癒着がはがれた説」など色々とあります。ちなみに、専門家の中でも一番支持率が高いのは最初にあげた「関節液内に出来た気泡破裂説」らしいです。

このクラッキング、筆者のように人によっては癖で鳴らす人も多いのですが、実はあまりやり過ぎると大変なことになってしまうらしいのです。ひぇー

 

一番支持率の高い説を元にお話をしますと、関節に負荷がかかった時に関節内の滑液の内部圧力が下がり気泡が発生し、やがて破裂します。その破裂音をクラッキングとして我々は認識しているのですが、破裂する際に微小ながらも衝撃波が発生します。それにより関節内にある軟骨の部分に僅かながらもダメージが与えられます。

整体を受けてや、たまたま鳴った等の1回程度のクラッキングでは何ら支障はありませんが、これが数十回、数百回と数を重ねていくとダメージも蓄積していき、関節に悪影響を及ぼします。これをエロージョン(浸食)と言います。

 

繰り返しクラッキングが行われると、破壊された 軟骨を修復する為に関節が肥大化し、やがてその関節部が動かなくなってしまったり、首等のクラッキングを常に行っていると、頚椎部分の骨が太くなり、さらには骨棘が派生したりすると神経を圧迫して下半身不随等の可能性もあります。

 

ではなぜこの関節を鳴らすのが癖になるのか?

無意識のうちにクラッキングを行うのは「リラックスした状態が欲しいから」と言うお話があります。以前にクラッキングを行った際に気持ち良かったり、スッキリした等の経験から、脳が無意識のうちに「クラッキング=リラックスできる」と言う事を覚え、癖になってしまうと言います。しかしながら、先の通りクラッキングをし過ぎると指が太くなったり、骨の異常が出てくるために抑えておいた方が良いでしょう。

ちなみに、バキバキ鳴らすと関節のズレが治ると思ってる方もいらっしゃいますが、全くの無関係になります。

高血圧と低血圧。よく耳にするけどどっちが悪いのだろうか?

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最近…仕事や私事が色々と重なり、もうストレスとイライラとで爆発しそうな筆者。

どうしてこう、続くんでしょうかね?厄介事って。もし、今の怒りをエネルギーに変換できるのなら、「地球ごと消えて無くなれぇ!!」って手からビームを撃って地球ごと吹き飛ばしてやるのに。

昔の諺である「短気は損気」にあるように、怒っても自分が損するだけだとは知っていても怒りは出てしまう物です。

そして、怒ることやイライラすることが癖になってしまうと血圧が上昇するので、高血圧の人なんかは血管リスクが高くなってしまいます。まさに自分が損している状態。

 

知ってる通り…と言うか、当然なのですが人体の至る場所に血管は張り巡らされており、その中を常に休まず血液が流れています。

この血管内を流れる血液の水圧の事を俗に「血圧」と呼び、血液を循環させるポンプの役割をする心臓が収縮して血管を送り出すときの圧力を「収縮期血圧(俗にいう「上の血圧」)」と呼び、逆に心臓が弛緩して元に戻る際に発生する圧力を「拡張期血圧(俗にいう「下の血圧」)」と呼びます。

正常値では、この収縮期の血圧が135未満で拡張期血圧が85未満になり、これを上回れば高血圧とされております。(上が140、下が90でも正常とする所もあり)

高血圧になると、それを原因とした様々な症状が出て来る事は皆さんもご存知の通りかと思います。

「脳卒中」「虚血性心疾患」「動脈瘤」「動脈硬化」などなど…様々な致命的な合併症を併発する恐れがあり、何より自覚症状が全くない事も怖い点であります。

 

一方で高血圧とは真逆の位置づけである「低血圧」

こちらは収縮期血圧(上の血圧)が100未満の状態の人を指すのですが、高血圧のようにきちんと決まった定義がありません。

血圧が高いと循環器に負荷がかかるのであれば、低い方は循環器に負荷がかからないので問題ないのでは?とも思われますが、実際はそうでもないようです。

高血圧のような急に心臓や血管に現れる症状はないのですが、「疲れやすい」「だるさ」「頭痛」「動悸」等の慢性的に続く症状が起こりやすくなり、日常生活に支障をきたす事もしばしばあると言います。そして、低血圧が長く続いた場合には「線維筋痛症」「低血糖」になりやすくなるという報告もあるそうです。

高すぎも低すぎもやはり身体に悪いと言う事ですね。

 

さてさて、高血圧はもちろん低血圧の方も数値が低すぎると身体に悪いのはこの通りだとして…高血圧も、低血圧も原因を分けた種類がいくつか存在しており、その種類によって治療方法や危険度も変わって来ます。

高血圧の大まかな種類は「本態性高血圧」と「二次性高血圧」の二種類。

本態性高血圧は、高血圧の約9割を占めている高血圧であり世間で高血圧と言った場合はコッチの方を指します。
本態性高血圧は食生活や生活習慣、ストレスなどが原因だったり時には遺伝性で発症する人もいる為に原因を特定する事は困難なのですが、遺伝性でなければ適度な運動や食事や生活習慣の改善などによって治療が出来るとの事。

二次性高血圧は何らかの疾患が原因か、もしくはその治療による薬の影響で血圧が上がる事を原因としています。

明確な原因が分かっている分、こちらはそこが改善されれば自然と高血圧も落ち着いていきます。

 

一方の低血圧は「慢性持続性低血圧」「急性低血圧」「起立性低血圧」にざっくりと分けることが出来ます。

中でも慢性持続性低血圧は更に、一般的な特に原因を持たない低血圧「本態性低血圧」と疾患やその治療の副次的な物として出来る「二次性低血圧」の二つに分かれます。

「急性低血圧」は外傷や内傷による出血、薬物投与のショック症状によって発生する非常に危険な急激な低血圧の事で、「起立性低血圧」はそのまま「立ちくらみ」とも言うタイプの低血圧になります。

 

症状的に危険な物が多い高血圧の方はもちろん、高血圧よりも危険性は少ないとは言え低血圧も症状が重くなれば日常で支障をきたす場合があります。

一般的に患者数が多い「本態性高血圧」や「本態性低血圧」は、食生活や生活習慣からコツコツ改善していけば症状を治せるものが多いので、常に気を付けて生活を心していくと良いかもしれません。

嫌な季節を乗り切ろう!花粉症対策に「コレ」を食べてみよう!

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さて、春の雰囲気も感じられるようになってきた3月。筆者を含む一部の人達にはつらい時期になってまいりました。

これからの春の時期…何が辛いかってそれはもちろん「花粉」になります。

日本人の約4割~5割が発症して言われている花粉症。3月からやってくるのは「スギ」「ヒノキ」「シラカバ」と言った所で、4月に入ると「ホソムギ」「オオアワガエリ」と言った所が追加されてきます。

 

さて、花粉症の原因となるのは「飛ばされた花粉を吸いこんで引き起るアレルギー症状」と言うのは知っての通りかと思います。

症状は、鼻水、鼻詰まり、目の痒みに、くしゃみの四つのセット。見た目は非常にシンプルな症状ですが、花粉症を持つ人であればその厄介さがよく分かるかと思われます。

この時期はしっかりとマスクをして予防をしておきたい所でありますが、実際にシーズンが始まるとマスクをしていても目が痒くなったりくしゃみが出たりと割と散々…

 

花粉症から身を守るためにはそういった物理的な対策も必要ではありますが、生活習慣や食生活を正す事によっ内側から行う花粉症予防・対策も実際大切になってきます。

アレルギーと生活習慣って関係あるの?と思われる方もいるかと思いますが、花粉症はアレルギー症状の一つであり、アレルギーとは免疫の過剰反応で引き起るものになり、そして、その免疫系を司るのが自律神経系の働きになっています。

それら自律神経のバランスが崩れる原因として挙げられるのが、ストレスはもちろんの事ですが、日常の生活習慣・食生活なども要因となるので、まったくの無関係と言う訳ではありません。

 

自律神経には、昼間に活発になる「交感神経」夜中に活発になる「副交感神経」の二つの種類が存在し、これらが交互に働く事で身体の調整が行われていますが、生活習慣の乱れや食生活の偏り、ストレスなどが重なることによって、これらの機能がおかしくなり自律神経の働きに混乱が生じたり、活動が過剰になったりすると言う事です。

特に、「副交感神経」側が強く働くようになってしまうと、これらが司っている「免疫機能の向上」や「粘膜からの分泌液の増加」などが過剰に強化されてしまう為にアレルギー症状として発症してしまうのです。

 

崩れた自律神経のバランスを元に戻すのには、生活習慣やストレスからの解放が最も早い方法かと思われるのですが、仕事や生活環境によっては習慣を正すと言われても難しい人も多いと思われます。

で、あればおすすめなのが「食事によってバランスを調整する方法」。

ストレスを緩和させる効果や、 神経の伝達物質のやり取りをスムーズに行わせるための餌栄養素がいくつか存在しており、それらを積極的に取ってあげる事によって自律神経の乱れ、つまりは花粉症の症状をなるべく抑える事が出来る訳です。

他にも腸内環境と自律神経は密接な関係にある為に、食生活の改善にて腸内環境を整えてあげる事も花粉症を予防する、症状を緩和する事に繋がります。

 

特に自律神経を調整してくれて、花粉症などのアレルギー症状にも良いとされるのが健康食の代表「ヨーグルト」になります。

ヨーグルトに含まれている「乳酸菌」「ビフィズス菌」は腸内の善玉菌の働きを助けて腸内活動を活発化さてくれます。これにより、悪玉菌の増殖を抑え便秘や下痢になるリスクを抑えると共にそこから来るストレスによる自律神経の乱れを回避してくれます。

また、ヨーグルトに含まれているトリプトファンセロトニンを作る為に必要な物質であり、抗ストレス作用や興奮の鎮静化、睡眠の安定化を促してくれます。

 

自律神経が花粉症に影響があると言いましたが、自律神経の乱れはアレルギーの他に免疫力の低下にもつながる他に、夏場だと熱中症の原因となる事もあります。

今期に限らず、日頃より腸内環境を整えて自律神経を調整し、万事に備える事が大事かもしれませんね。

これってどうして?消毒(アルコール)が菌やウイルスだけを殺せる訳

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怪我をした時や感染予防の為にシュシュっと行うアルコール消毒。ガーゼ、液状、スプレー式など様々あります。

ここ最近はマスク共々店頭から姿を消しており、品薄状態が続いています…

さて、そんな消毒薬ですがここで基本的な疑問を一つ…「なんで、アルコールは菌やウイルスを殺せるのか?」

商品名で「99%除菌○○」のような物も見かけ、それだけ菌を殺す力を持っているのなら使用した手も痛めてしまいそうな物ですが、そうはなりません。

また、傷口にアルコール消毒を使用した時も殺菌はしても、傷口がどうにかなる訳でもない…まして 「ウォッカ・スピリタス」なんてお酒になれば、アルコールの濃度的にはもはや消毒と変わらないのにお酒として飲まれている。

…なんでアルコールは菌やウイルスだけにあんなに反応するのでしょうかね?

 

・「なぜ?アルコールは菌やウイルスを殺せるのか?」

大雑把にお話しすると、実はアルコールはタンパク質や脂質を変質させる効果を持っています。

その為、タンパク質で作られた殻「エンベローブ」を持ったウイルスや、そもそも生物なのでタンパク質で構成されている細菌類がこのアルコールの成分を受けると、タンパク質が変質を起こしてしまう為に死んでしまうのです。

簡単に言えばこれが「細菌」や「ウイルス」に消毒が効く理由になります。

逆を言えばタンパク質の殻(エンベローブ)を持たずに別な殻で身を守るウイルス(ノンエンベローブウイルス)や、種のような状態になり保存状態に入っている菌(細菌芽胞)んかはアルコール消毒が効かなかったりします。

 

・「タンパク質を変化させるのになぜ人は大丈夫なのか?」

先の通り、アルコールにはタンパク質を変異させる物質を含んでおります。

その原理から言えば普通の人でもアウトなんじゃ?と思われますが、人間は大丈夫ですよね。なんでなんでしょう?

これは言われれば簡単な事で、「構成する細胞の数」が大きな点になります。

ウイルスにしろ細菌にしろ、構成する細胞の数は1つであり増殖力は極めて高い訳ですが、この1個の細胞がやられれば当然死滅する訳です。

しかし、人間は複数の細胞から成り立つ多細胞生物であり、数個の細胞が変異・死滅しようとも平気であり…さらには皮膚上であれば皮膚の上に存在する不活性となった 細胞の層である「角質」があり、消化器官に関しては 「粘膜層」がある為に直にアルコールを受ける事も無い為に大丈夫なのです。

 

・「お酒はアルコール消毒の代わりになるのか?」

最初のお話にも出したお酒の中で最も強いとされる「ウォッカスピリタス」。 アルコール濃度96度であり、お酒の癖にまさかの第4類危険物の扱いを受け 「ガソリン」と同じ取り扱いをしないと危険と言う…

さて、消毒用アルコールに含まれるエタノールのアルコール濃度は40%から殺菌能力を高めていき70%が最も効果がある濃度だと言われています。

エタノールはその通り殺菌成分としても使われるのですが、その通りお酒の主成分でもあります。

消毒用と飲料とではまたちょっと違いますが、エタノールの部分だけ見れば同じ物であり、使い方と濃度によっては効果を発揮する事も出来ます。

その為、度数が70度以上のお酒。「ウォッカスピリタス(96度)」や「ロンリコ151(75.5度)」 「ドーバースピリッツ88(88度)」なんかであれば、アルコール度数的には消毒の代用にはなるでしょうが…大人しくアルコール用毒を買ってくる方がめんどくさく無いし、安上がりになります。
 

逆に消毒用アルコールをそういった度数が高いお酒の代わりに出来るのか?と言うと、結論から言うと「代用になるも、どうなっても知らない」と言う感じです。

消毒用アルコールには、先の通りお酒と共通のアルコールである「エタノール」が入っている物と、「メタノール」と言うまた違う物が入っている物もあります。

このメタノールを摂取すると、中毒症状を起こして失明を引き起こす事があり、摂取量によっては死亡する場合もあります。

また、エタノールで構成されている物であっても、エタノールの揮発を防ぐために様々な化学物質を配合している事もある為、摂取後に身体に何が起こっても不思議でも何とも無いんだとか。

コッチもそんなリスクを賭けるなら普通にお酒を買って飲んでくる方がよさそうですね…

体幹を鍛えよッ!あなたは大丈夫?意外と崩れやすい身体のバランス能力

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その昔…バラエティ番組にてやっていた事。

目を閉じて片足でどのくらい立ち続けることが出来るか?と言う至極単純なゲーム。

ゲーム中に両足を付いたら当然失敗だし、物に触れて身体を支えるのも失敗。

まぁ、目を閉じたとしても、今の状態をそのままにして重心をずらさなきゃよいだけの事であるから余裕である。当然、余裕しゃくしゃくで鼻でふふんと笑えるほどに簡単であった。

…あれから僅か5年。同じ事をやっても数秒もキープできないという現実。自分で自分に問いたい。いったい何があったのか?。

 

と、いう訳で今回見てみるのは体のバランス能力のお話です。

この目を閉じて何秒片足立ちできるか?」と言うのは、その通り自分の体幹(バランス能力)を簡易的に調べるテストになります。

大まかな目安として、20代なら20~60秒。30代なら15~55秒。40代なら10~40秒。50代なら7~25秒と言った感じになるそうです。

実際やってみて、キープできる時間と自分の年齢を照らし合わせてみて、出来てない時はちょっと気を付けた方が良いかもしれませんね。

しかし筋力が低下したならば「体力が落ちる」とか、免疫力が低下したならば「病気にかかりやすい」等の事があげられますが、体幹力が低下したならば具体的にどんな影響が身体にある物なのでしょうか?

 

体幹が悪いと起こる事】

・腰痛の悪化

体幹が悪い人に多い特徴が「前傾姿勢になりやすい」と言う物です。頭が前に出る為に、自然と上半身が前に倒れてきて前景の姿勢になる…これはよく携帯端末をいじる人やパソコンを多く使う事務仕事の人に多くなります。

身体が前に倒れっぱなしになると必然と腰の部分に負荷が集注するようになる為に腰痛の発生や、悪化する可能性が非常に高くなります。

・転倒の危険

身体のバランス能力が低下すれば当然ながら、バランスを崩しての転倒事故が起こりやすくなります。

高齢での転倒事故は寝たきりへの確率が高くなる他、高齢でなくとも階段や急な段差での転倒は大惨事へつながる原因となります。

・お腹が出る

体が前傾姿勢になると、背筋は引っ張られている訳ですが腹筋は常に緩んでいる状態になります。使われない筋肉はより早く弱くなっていくという、人…と言うよりも生物の体の法則にしたがい、腹筋が非常に弱くなってきます。

腹筋が弱くなればお腹にも脂肪が付きやすくなり、でっぷりと前へと出やすくなります。

また、腹筋が弱くなる事に良より背筋に掛かる負担が大きくなる為、腰痛の悪化を招く事もあります。

疲労しやすい

常に体のバランスが悪い状態である為に、負荷がかかる場所、かからない場所の差が大きくなり知らないうちに体力を消耗し、休息しても身体が休まらないようになってきてしまいます。

 

思った以上に様々な弊害があるのですね。であれば、どうしたらこの体幹を良くすることが出来るのか?と言うと身体を動かす運動をしましょうという事になります。

普通の腕立てとかランニングのような運動でも体幹は鍛えられ、スポーツをすることでも鍛えられます。

他には「体幹トレーニング」と言った、体幹を鍛える事のみに重点を置いた運動もありますので、自分の身体に合わせた運動方法にて行うのがよろしいでしょう。

…と言いつつ、筆者もそう言う事をちゃんとやらないといけないなと実感するのであった。

鶏肉って色んな部位があるけど違うの?同じ肉でも意外と違うぞ!鶏肉の種類

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子供の頃…男の子ならば、その多くが憧れを抱いたであろう恐竜時代

今では考えられない程に巨大な怪物たちが世界を支配した夢の時代。ちなみに、この頃の一歩前の時代は昆虫がデカかったみたいですね…ひえぇ~筆者的には無理…

そんな恐竜達もある時期を境に絶滅し、その痕跡を今に残すことは無かった…と思いきや、実は生き残っているんだとか。

残った種は今どこに…!と思うと、我々のすぐ近くにいる鳥類がその末裔であると言う事にまたびっくり。

恐竜から分岐して進化していったのが現在の鳥類になるんだとか。へぇー。

 

と言う事は鶏肉を食べると言う事は恐竜肉を食べているという事と一緒になるのでは?と、そう考えるとちょっぴりワクワクしてきた筆者がここに居たりします。

さてさて、鶏は世界三大食肉の一つとして世界中で流用され重宝されております。

かく言う我が国、日本でも鶏肉は非常にメジャーな食用肉であり食べる機会が多い食物でもあります。

鶏肉には大きく分けると手羽」「もも肉」「胸肉」「ささみ」と言った部位に分けられますが、これらの部位に栄養素的な違いって何かあるのでしょうかね?

 

手羽

鶏の翼の部分。比較的、脂質が少ないとされる鶏肉の部位の中では多く含まれているが、コラーゲン等の他の身の部分にはない特有の栄養素も多く含まれています。

コラーゲンには肌の張りや弾力を与え、関節痛を緩和すると言う話はよく出てきますが、他にも骨を構成する成分としてコラーゲンが含まれている為に、骨の発育や骨粗しょう症の予防にも良いのではと言われております。

手羽は100gで約200kcal。

 

★もも肉

鶏の大腿部。食べ応えたっぷりでみんな大好き。

非常に脂が多い部分ですが、皮の部分をはずすと一気にカロリーが低下するために、もも肉本体の脂分は想像よりも少ない。

セレンと呼ばれる抗酸化作用を持つミネラルを多く含んでおり、セレンは抗酸化作用の他にも、ガン患者の血中でのセレン濃度が健康者よりも低い事や、土壌のセレン濃度が高い地域ではガンの発生率が低いなどの事から、ガンへの予防にも効果があるのではと言われております。

もも肉の100g辺りのカロリーは皮付きで約200kcal、皮無しで約110kcalとなります。

 

★胸肉

非常に多くのタンパク質を含んでいながら低脂質と言う、筋肉が欲しい方に優しい部位。

その為に非常にあっさりとしている物の、ビタミンKパントテン酸ナイアシンなど、割と多くの栄養素を持っております。

パントテン酸はビタミンBの一種であり、ストレスへの抵抗力を高めてくれたり…ビタミンKは血の凝固作用に関連する成分になります。

また、ナイアシンもビタミンB郡に属する栄養素であり、粘膜や皮膚に作用し、二日酔いを制御する役割を持っています。

 

★ささみ

胸肉以上に脂質が少ない部位。笹の葉に似た形状をしている為に「笹型の身」から「ささみ」となった。

最も脂肪が少なく、タンパク質が豊富に含まれている為に低カロリーで高たんぱく。

もも肉のようにセレンを含むほかにモリブデンも多く含まれている為、血液を作る為の鉄分の利用効率を上げてくれます。

 

やはり部位ごとに違う物なのですね。

鶏肉は全体的に脂肪が少なく高タンパク質な部位が多い訳ですが…運動に優れた恐竜の末裔だからと考えると、何となく納得してしまう自分がいる…

宮城と言ったら牛タン?今時期なら「セリ鍋」でしょ!隠れた宮城の名産「セリ」

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鍋を食べに行きたいな、と思う筆者。

この時期であれば「しゃぶしゃぶ」「すき焼き」みたいな肉鍋系を食べたいな~と思ったりするのですが…ここはやっぱり今の時期にしか食べられない「セリ鍋」を押したい所。

セリ鍋は全国共通…と思いきや、宮城県だけの郷土料理と言う事でちょっとビックリ。

「セリ鍋」は取り扱うお店や、作る家によって入れる物も変わりますが、基本的にはこの時期旬の野菜「セリ」と「鶏肉」。後は鍋の定番「ネギ」や「キノコ」、「豆腐」を入れて…と言った感じになります。

 

さて、野菜で「セリ」なんて聞いても「?」な人も多いと思いますが、セリは「春の七草」の一つで「七草がゆ」等にも入れられる野菜(野草)の一つです。

セリは主に湿地帯のような水気を含んだ土壌を好んで生息し、野生であれば田んぼの畦道や休耕田などに生えている事があり、水田にて野菜として栽培する場合もあります。

宮城県ではその通り「セリ鍋」ですが、秋田県では「きりたんぽ鍋」にセリが入るようで、鍋的にもそちらの方が全国で有名。

 

春の七草の一つでもあるセリ。正直、他の野菜と比べるとその知名度がグンっと下がるのですが…古くから日本にある食材の一つで、中国とかでは生薬としても使われる漢方薬的な野菜でもあります。

セリは野菜では珍しく、葉や茎はもちろん根っこまで食べられる野菜であり、セリ鍋やきりたんぽ鍋にも根っこも一緒入れられます。

セリは豊富にβカロテンを含んでおり、βカロテンはカルテノイドの一種であり強力な抗酸化作用を持つ栄養素になります。

体内ではビタミンAに変化されて使用され、免疫機能を向上させて、皮膚や粘膜を修復してくれます。

また、豊富に含まれている食物繊維には腸内の老廃物質を運搬してくれる作用を持っており、体外への排出を手伝ってくれる他、コレステロールの低下を助けて糖質の吸収抑制をお手伝いしてくれます。

 

先の通りセリのは生薬としても使われており、茎や葉を乾燥させて粉末化して使用されます。この生薬として加工されたセリは「水芹(すいきん)」と呼ばれ、適量を煎じて飲めば食欲増進、解熱、神経痛、リューマチ、黄疸に効果があるとされております。

 

色々な栄養素や、生薬としての効果を持っているセリ。

その通り、野生の物も多く生えている為に慣れた人であれば自分で採取する事も可能ですが、その際の注意点もいくつかあります。

姿形が非常に似ている物の毒性を持った「ドクゼリ」と呼ばれる種類の植物があり、慣れた人でも年に何回か食中毒をおこしている物があります。

ドクゼリは毒草として知られトリカブトと並んで 日本三大毒草に入る危険な植物です。

食べてしまった際には「頭痛」「痙攣」「嘔吐」と言った食中毒症状をはじめ、「意識障害」や「呼吸困難」を引き起こし死亡する例も多いそうです。

また、「キツネノボタン」と呼ばれる種も、セリと比較的生息範囲が近く近場に生えていると言う事も多い毒草であり、こちらは葉や茎から出る汁に毒性がある為、誤って触れるとかぶれたり、若葉だとセリと間違う場合もある為に食べた後に口内や消化器官に炎症を起こす事があるので注意をしたい。

他にも「セリは生で食べた方が栄養価が高い」と言う話もあるも、生のセリには「肝蛭」と呼ばれる寄生虫が潜んでいる場合がある為に、生の場合はちゃんと洗ってないと大変な事になります。

 

まぁ、自分で取りに行く人たちはその辺りの事をキッチリ知ってから行かないと大変な事になりますよと言う話ですね。

筆者は多分その辺の見分けがつかないので、普通に購入して食べます。