花粉症は春で終わりだと言ったな…あれは“嘘”だ。実は季節は関係ないよ!花粉症ッ
4月をとうに過ぎ、本来なら穏やかになる時期なのに何やら筆者は穏やかではありません。
何が穏やかでないかと言うと、花粉症らしき症状がずるずると今もなお続いております。
幾ら鼻が悪いという筆者でも、ここまで引きずる事は珍しくなんや嫌な予感がするので、次回は血液検査をして何に反応しているのか調べてみる運びとなりそうです。ほんと何が原因なのかしら… 世間一般で花粉症と言うと大体の方が2~4月位に起こる「スギ花粉」での花粉症を連想するかと思われます。まぁ、日本人はスギ花粉の花粉症が一番多いのでやむなしですが…実際はそれ以外の植物からの花粉症も結構あります。
植物の種類が異なれば、発症時期もずれてくるわけで…多種類にわたって花粉症を持つ方だと、それぞれの時期が微妙にずれる事により長期にわたっての花粉症になる事も結構あります。 例えば
・ブナ・カバの樹:花粉症シーズン1~6月
・ヒノキ:花粉症シーズン1~6月
・イネ:花粉症シーズン5~10月
・ブタクサ:花粉症シーズン8~10月
・ヨモギ:花粉症シーズン8~11月
・カナムグラ:花粉症シーズン8~10月
上記の種類はあくまで一つの例であり、このほかの花粉症も多数存在します。 ざっと見た感じでも12月以外はいつでも花粉が飛んでいるみたいですね~嫌になります。
また、花粉ではなくなるのですが…カビやダニ、埃やペットの毛などから起こる通年性のアレルギーなんかも存在し、こちらの症状もまた花粉症と似たり寄ったりになりますので治らない花粉症だと思ったらこっちだった等の場合もあるみたいですね。特に小さなお子さんに、この通年性のアレルギーの症状が多いみたいです。 げげ、筆者の家には猫が3匹いるのでそれが原因の可能性も…
予防対策方法はスギ花粉症と同じように専用のマスクやメガネをしてアレルゲンへと近づかないようにする事が一番ですが…、そのためには今、自分が何でアレルギー症状を出しているのかを知らなければなりません。敵を倒すにはまず敵を知る所から始める訳です。
しかし、これだけは自分の力で知る事が出来ないので、耳鼻科での血液検査をするのが一番です。
行う場所によって、血液検査で分かるアレルギーの種類や重症度が変わって来るので、一概には何とも言えませんが…周囲のお話を聞いて総合すると大体5000円前後と言ったところになるみたいですね。
その辺りは、行きつけの耳鼻科であればそこで聞いてみて…もしくは、今から行こうと思っている耳鼻科があればいったん聞いてみるのが良いでしょう。筆者の病院では土曜日も病院をやっているのですが、血液検査は平日しか受け付けてないので要注意です。
それにしても、海外だとあまり花粉症と言う物を聞かないのですが…外国では花粉症が無いのですかね?
と、思いきや海外にも花粉症はあるらしく海外では花粉症の事を「hay fever」と呼び、日本のようにスギ花粉ではなく、ブタクサやイネ科の植物からくる花粉症が多いみたいです。
そして、このブタクサとイネに日本のスギ花粉を加えて「世界三大花粉症」と呼ぶみたいですね。
ちなみに沖縄と北海道はその特異な気候からスギが育ちにくい為、スギ花粉の花粉症は無いようです。が、代わりにシラカバ花粉症(北海道)とサトウキビ花粉症(沖縄)が多いようですね。我々の安住の地はないのでしょうか?