げげっ!こんな所にッ!出来ると嫌な汗疹(あせも)の話

e031fe226a1c6d4b367288a4cf0cc51f_s本日7月7日は七夕として有名ですが、他にも様々な日になっております。

例えば、「ゆかたの日」。日本ゆかた連合会が制定した日であり、中国の七夕の行事に因んで制定され、若い人たちにも浴衣の良さを知ってもらおうと言う記念日みたいです。学生時代…いつもは何とも思ってない女子が、祭りのときに浴衣で来た時はドキッとしたものです。

他にはカルピスの日。七月七日がカルピスの誕生日らしく、1919年に誕生して今まで続いているので90年以上続いてる訳ですか。ちなみに同年は第一次世界大戦終結の年ですね。

他にも「竹・筍の日」と言う事で、全日本竹産業連合会が他の様々な産業連合会の方々と話し合い「かぐや姫が竹から生まれたのは7月7日じゃない?」となり制定されたそうな。

ちなみにかぐや姫の話に出てくる5つの難題の中には実在する宝があるのだとか。

それが、「焼いても燃えない布:火鼠の裘」だそうで、その正体と思われているのが、鉱石でありながら綿のような繊維状の鉱物、「石綿」だと言われます。

鉱物である以上、燃えることは無く…しかしながらその特質上、布のようにも扱えるそうです。実際にエジプトではミイラの布としても使われたそうです。

石綿というと聞きなれないかもしれませんが、「アスベスト」だと皆さんも聞いた事があるのでは?主にニュースなどで。

 

さて、余計な話が続きましたが…まぁ、そろそろ温度と言い湿度と言い、良い具合に高くなってくる季節になるかと思われますが、そうなってくると嫌でも汗をかくようになってきます。でもって、汗をかくようになると出来やすいのが…汗疹(あせも)になります。

小さい頃になった事がある方は多いと思いますが、赤く痒くなって嫌な症状ですよね~。

 

そもそも汗疹は汗腺(汗の出る所)が詰まってしまう事で起こる症状で、詰まった箇所の深さによって種類が変わります。

今回は普段よく見る赤くぶつぶつが出る汗疹…「紅色汗疹」についてお話をします。と、言うのも、もう一つは症状が軽い為に痒みも赤みも出なく、気が付かずに治る場合も多く…もう一つは熱帯地方や高温環境の中でよく見られる汗疹であり、亜熱帯地域や製鉄所・ガラス工房などの特殊な仕事環境でない限りは滅多にならない為に今回はスルーします!

 

さてさて、出来てしまうと痒くなる汗疹…これにさらに雑菌が加わって化膿してしまうと膿疱性汗疹になってしまいます。こちらになると最悪切開しての治療となったり、薬物投与での治療でも肌に跡を残す可能性が高くなります。

そうならないように、初期の段階の汗疹から治療と予防を徹底していきたい所です。

「汗をかかないようにすれば?」と思う方も居ると思いますが、そう言う訳にはいきません。

汗は、体にたまった毒素を外に出す為にあり、それを止めてしまうと、体内に毒素が蓄積するので、あまり使用し続けると体臭悪化の原因となってしまいます。

 

汗疹が出来て、赤く痒くなった場合は、炎症を抑える事から始めなければなりません。

抗炎症効果のあるステロイド系軟膏が自宅の薬箱にある場合は、それを塗る事により、取りあえず炎症と痒みと言う不快な状況を打破する事が出来ます。

もしそれが無い場合は、冷たい濡れタオルや氷で患部を冷やすと良いでしょう。ステロイドまでは行きませんが、冷やす事によって炎症の治りを早め、痒みを抑える事が出来ます。

発疹が出てしまうと、掻いて傷を付けないようにして炎症が引くのを待つしかありません。

そうならない為に予防策として、汗をかいたままにせず、ふき取ってあげのが良いと言います。その際も、乾タオルではなく絞った濡れタオルで拭いてあげるのが良いでしょう。

また、汗を流す目的でシャワーを浴びる場合は熱いシャワーよりも水のシャワーで汗を流す方が良いでしょう。暑い場合、その後に余計に汗をかく可能性がありますので。