鬱な春の季節、鬱になる前にこれを食え!おふくろの味…ひじき

b60bb5624bc59e8c6e19815cff17fa04_s3月も中旬となれば、春の季節と言っても過言ではないでしょうか。

春が来た~春が来た~どこに来た~。山に来~た~、里に来~た~…とまぁ、この歌では山や里には春が訪れたらしいのですが、少なくとも筆者には来ておりません。どんな春かだけは伏せておきますが、季節的な春ではないとだけ断言しておきます。あと、財布の中も未だ春は来ずです。こっちは永久凍土であり常に真冬の状態です。逆にいつ温暖化が進むのか見ものですね。

おっと、ちょっとネガティブな話になってしまいました。精神が不安定なんですかね?

しかしながら、この時期は季節の移り変わりで自立神経も乱れまくり、新生活も増え始めるので心の隙からどんどんと闇が増えていきます。まさに鬱の季節!皆さんも注意ですよ~

 

さて、そんな方々にオススメする今が旬の食べ物。はい、ズバリ「ひじき」でございます。古き良き日本の家庭の味。ひじきの煮つけとして食べたことがある人がほとんどかと思います。

ちょうどこの時期3月~4月にかけて採取の時期で旬となっておりますが、大体が皆さんもご存知の通り乾物として流通しているので、今は通年通していただけます。

ただの黒いもしゃもしゃだと思われがちでしょうが、実際はさまざまな栄養素を含んでおり、小さいながらも万能な食材と言えます。

 

ひじきには先にも話した通り、精神を落ち着かせる効果があり、これはひじきに含まれるカルシウムが主に効果を発揮しています。カルシウムは天然のトランキライザー(精神安定剤)と呼ばれる成分で神経の苛立ちを抑える効果があります。

また、骨や歯を構成するのもカルシウムであります。カルシウムが不足すると骨や歯の発達に影響を及ぼし、骨密度の低下にも関係してきます。ひじきにはカルシウムの他にもマグネシウムマンガンと言った骨や歯を丈夫にする成分がバランスよく含まれている点にも注目です。

ひじきに含まれている栄養素はまだあり、血液の成分の1つであるヘモグロビンの材料となる鉄分や、体の新陳代謝を促進させる甲状腺ホルモンの材料となるヨウ素

海藻類である為に豊富に含まれている食物繊維には、コレステロールの吸収を抑えて血中のコレステロールの増加を抑制します。そのため動脈硬化についても予防の働きがあると言えます。

 

また、コラムを作る上で色々見て見ましたら「ひじきにはヒ素が含まれてるから危険」との事があったので、気になって見てみました。

何でも2004年の英国食品規格庁にて発表されたらしいのですが、日本政府の調査によると「継続的に毎週33g以上を摂取しない限り大丈夫」「通常の食べ方では健康リスクが高まることは無い」との事らしいです。しかし、農林水産省の方でもこの話が出たからなのか「食品中のヒソに関する情報」という形で様々な情報や質問に対する答えを公開しております。

 

しかしながら、この手の食べ物の「危ない」とか「安全」の議論は常につきない物です。

「天然の物には毒がある」「有機野菜は本当は危険」と来たから、ではちゃんと人の手で管理されている物なら安心か?と思いきや「農薬は危険だ」「養殖物は危ない」となるもんだから、ではでは加工食品のような物なら確実だろうと思えば「添加物には発がん作用が」「体に悪い加工食品」みたいなものになりと結局全部ダメとなるのがオチですからね。そういった情報に頼りすぎるものもいかなものか?

一番安全なのは、仙人のように霞を食べてればいいんですかね?いやいや、最近は大気汚染も激しいので霞なんかも危険ですぞ~