体幹を鍛えよッ!あなたは大丈夫?意外と崩れやすい身体のバランス能力

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その昔…バラエティ番組にてやっていた事。

目を閉じて片足でどのくらい立ち続けることが出来るか?と言う至極単純なゲーム。

ゲーム中に両足を付いたら当然失敗だし、物に触れて身体を支えるのも失敗。

まぁ、目を閉じたとしても、今の状態をそのままにして重心をずらさなきゃよいだけの事であるから余裕である。当然、余裕しゃくしゃくで鼻でふふんと笑えるほどに簡単であった。

…あれから僅か5年。同じ事をやっても数秒もキープできないという現実。自分で自分に問いたい。いったい何があったのか?。

 

と、いう訳で今回見てみるのは体のバランス能力のお話です。

この目を閉じて何秒片足立ちできるか?」と言うのは、その通り自分の体幹(バランス能力)を簡易的に調べるテストになります。

大まかな目安として、20代なら20~60秒。30代なら15~55秒。40代なら10~40秒。50代なら7~25秒と言った感じになるそうです。

実際やってみて、キープできる時間と自分の年齢を照らし合わせてみて、出来てない時はちょっと気を付けた方が良いかもしれませんね。

しかし筋力が低下したならば「体力が落ちる」とか、免疫力が低下したならば「病気にかかりやすい」等の事があげられますが、体幹力が低下したならば具体的にどんな影響が身体にある物なのでしょうか?

 

体幹が悪いと起こる事】

・腰痛の悪化

体幹が悪い人に多い特徴が「前傾姿勢になりやすい」と言う物です。頭が前に出る為に、自然と上半身が前に倒れてきて前景の姿勢になる…これはよく携帯端末をいじる人やパソコンを多く使う事務仕事の人に多くなります。

身体が前に倒れっぱなしになると必然と腰の部分に負荷が集注するようになる為に腰痛の発生や、悪化する可能性が非常に高くなります。

・転倒の危険

身体のバランス能力が低下すれば当然ながら、バランスを崩しての転倒事故が起こりやすくなります。

高齢での転倒事故は寝たきりへの確率が高くなる他、高齢でなくとも階段や急な段差での転倒は大惨事へつながる原因となります。

・お腹が出る

体が前傾姿勢になると、背筋は引っ張られている訳ですが腹筋は常に緩んでいる状態になります。使われない筋肉はより早く弱くなっていくという、人…と言うよりも生物の体の法則にしたがい、腹筋が非常に弱くなってきます。

腹筋が弱くなればお腹にも脂肪が付きやすくなり、でっぷりと前へと出やすくなります。

また、腹筋が弱くなる事に良より背筋に掛かる負担が大きくなる為、腰痛の悪化を招く事もあります。

疲労しやすい

常に体のバランスが悪い状態である為に、負荷がかかる場所、かからない場所の差が大きくなり知らないうちに体力を消耗し、休息しても身体が休まらないようになってきてしまいます。

 

思った以上に様々な弊害があるのですね。であれば、どうしたらこの体幹を良くすることが出来るのか?と言うと身体を動かす運動をしましょうという事になります。

普通の腕立てとかランニングのような運動でも体幹は鍛えられ、スポーツをすることでも鍛えられます。

他には「体幹トレーニング」と言った、体幹を鍛える事のみに重点を置いた運動もありますので、自分の身体に合わせた運動方法にて行うのがよろしいでしょう。

…と言いつつ、筆者もそう言う事をちゃんとやらないといけないなと実感するのであった。