2018年 お正月休みのお知らせ

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★年末年始のお知らせ★

いつもご来店頂き、誠にありがとうございます。

誠に勝手ながら下記の通り年末年始休業とさせて頂きます。

 

・ペガサス薬局 本店 (鋳銭場1-9)

【12月29日~1月3日 迄】

・ペガサス薬局 鹿又店

【12月30日~1月3日 迄】

・ペガサス薬局 バイパス店

【12月31日、1月1日】

・ペガサス薬局 本部

 【12月30日~1月3日 迄】

・ペガサスデイサービス

 【12月29日~1月4日 迄】

 

また来年もペガサス薬局をどうぞよろしくお願いします。

な…なんて言う事を…薬に使われていた宝石の種類

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一攫千金。筆者もあこがれる言葉ですね…憧れはしますが、実行するにはちぃっとばかり度胸が無いので憧れ止まりです。

筆者の周辺で一攫千金を狙うとすれば…近場に何やら昔、金が取れたと言われるお山があるのでそこを狙ってですかね?まぁ、人の土地ですが…

後は石油とか?日本でも取れる場所があるくらいなので…しかし、機材はないのでシャベル一本で頑張るしかなさそうです。石油が出るのが先か、弱音が出るのが先か…

 

さて、一攫千金と言えばこういった鉱石…特に宝石などに使われる貴金属や希少石が筆頭にきます。これらの宝石類は現代、アクセサリーに使われるのがもっぱらですが、その昔には一部の宝石が薬として使われていた歴史があるのを皆さんはご存知でしょうか?

 

琥珀天然樹脂の化石。映画「ジュラシックパーク」でも出てくることで有名。黄色いあめ色をしている。鉱石と言いつつ、厳密には鉱物ではないが宝石類のなのでセーフ。

ネックレスやペンダント、ボタンなど幅広く装飾品として使用されており一番古い物で旧石器時代に使われている人類最古の宝石の一つです。

薬としては漢方で使われ「精神安定作用」「尿障害の改善」「血流改善」が効果としてうたわれてたそうな。

 

:こちらもまた古くから人類が使ってきた貴金属の一つであり、今もなお富の象徴的存在。非常に柔らかく伸びる性質を持ち、金1gを慎重に伸ばすと数平方メートルにもなる。

薬としては金のシアン化合物が結核菌の増殖を抑えることを発見され結核の治療薬として使われた他、自己免疫疾患を抑える効果からリウマチの薬として使用されている。

 

エメラルド:有名な宝石の一つ。昔から様々な権力者に愛されており、天然物は独特の傷が内部についているせいで本体の硬度はかなりあるはずなのに衝撃に非常に弱く簡単に壊れてしまう。正に宝石職人泣かせの石。

かつては宝石としての利用の他に「解毒」「肝臓病」「下剤」等の効果があるとして、薬に利用されたこともあるらしい。

 

真珠:あこや貝からとれる宝石の一つ。宝石と言う事でセーフ。鉱石じゃないけどセーフ。白い色の他に黒やピンク、青や金色と様々な色が存在することを筆者は初めて知りました。

その美しさから美容に良いとされて、古くはクレオパトラがすり潰してお酒と一緒に飲んでいたり、漢方の世界では薬として使用されており「解熱」「鎮静」「強壮」などに良いとされていたようです。

現在でも、中国では割とポピュラーな薬らしく今も使われており、日本でも漢方として使われているみたいですね。

 

トパーズ:天然石としては淡褐色の宝石で、放射線や加熱具合で色が変化する宝石。薬として使った際には「喘息」「不眠症に効くと言われていたそうです。

実は日本でも産出されている宝石の一つなのですが、西洋の鉱石学が導入されるまでは「なんでぇ、この固ぇ石?邪魔くせぇ!」的な感じで、まさかのぶん投げ状態だったそうです。

 

歴史上を見ると結構様々な宝石が薬石として使われていたんですね。筆者的にはエメラルドを削って飲む度胸とかありません。

なお、これらの一部はあくまで「歴史上、薬物として使われていた」と言う事であり、医学や薬学でそういう効果があったという確証がない物も多数あるのでご理解ください。

無くなってからでは遅いのだよ。立派な歯がある内に使っとけ!咬筋力。

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ラーメン、パン、餃子、ハンバーグ、オムライス…
今の日本は、昔よりもはるかに食の選択肢が増えております。食が豊かになると言う事は、それだけ人が幸せになれると言う事なので、とても良い事だと思います。が、食べ物の種類が増え、いつでも手に入り、食べやすいように加工されるようになったが為に、その食生活から病気を招く事態も多くなりました。
そして、その食生活を背景にした影響は、病気の他にも人の身体に大きな影響を与えています。

 

その1つに「咬筋力の低下」があげられます。咬筋力なんて言うと分り辛いですが、噛む力と言うと分かりやすいでしょう。
先の通り、食べ物の多様化に伴って噛む回数が少なくても食べられるものが多くなり、顎の筋肉を使わない為に筋力低下が起こっています。
「何の問題もないのでは?」
と思われるでしょうが、この咬筋力の低下…もとい顎を使わない食生活と言うのは後々に自分の体に大きく影響してきます。

 

そもそも、物を食べる…咀嚼すると言う事には「食べ物をかみ砕く」と言う意味の他にも、口の中を刺激する事によって各臓器への消化液分泌の合図となり、口に入った食べられない物を排除したり物を飲み込みやすくする為に唾液を分泌するのに行います。

 

その為、よく噛まないで食べる事は胃腸への負担を急激に増加させます。
固形物がそのまま入ってくるので、胃が通常以上に働かなければならなくなります。常にそういった環境になると、胃液が多く分泌されるようになり胃酸過多の原因となり、また、物を噛む事が少ないと、唾液の分泌も十分に行われない為に口の中が乾きやすくなります
本来ならば唾液の効果により、食事の後も口の中は洗浄・抗菌されて口の中の酸性度も中和されるのですが、それが十分に行われない為に虫歯や口臭の原因を作る事となります。

 

また、物を食べる事によりその刺激が脳に働いて脳の機能を活性化・発達させると言います。
若い方に限らず、中高年の方も良く物を噛んで食べる事により「認知症」のリスクを減らして物忘れの防止する事が出来、高齢者になると寝たきり状態への予防として、良く噛んで食べる事が良いとされています。
噛む事が何故体に良いのか?口を動かすと言う行為は何も顎や咬筋力だけの事ではなく、脳の咀嚼中枢と呼ばれる部分にて動かされています。口を動かし物を噛む事により、歯根膜より刺激が咀嚼中枢へと伝わり、そこで噛む力を調整する為に脳を働かせる効果があり、顎を活発に動かす事により血流の流れを良くし、脳全体の血流を良くする為に脳に良いとされております。

 

また、噛む事によって心身のリラックス効果を得られることも確かです。スポーツ選手や、戦場で戦う兵士の多くがガムを噛んでいると言います。
これはガムを噛む事によりコルチゾンと呼ばれるホルモンの発生を抑制し、緊張状態を緩めて、平常心に近い状態を作り出す為だと言われています。

 

現代、日本人の顎の力は徐々に弱まってきています。先ほどのように軟食化が進んだために、驚く事に子供の中では「ガム」「ホウレンソウ」ですら「硬い」と感じる事があるそうです。先のように、噛む力と言うのは脳にも影響男及ぼし、また、人の体は絶妙なバランスで作られている為、一か所をダメにするだけで連鎖的に体のあちこちに不具合を示す事があります。まして、成長期の子供の場合、その影響は大きく、たかが顎の事と思っていても長い年月をかけて骨格や筋肉の変形などが現れる事も珍しくありません。

また、顎や歯も骨と同質のものですので、使わなければ劣化していきます。
いつもやわらかい物を選んで食べるのではなく、顎の為にもたまには噛んで食べると言う事をしてみましょう。

かけ方ひとつで全然違う!そういう使い方があるのか…ッ!羽毛布団

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猫と言うのは実に気ままなものです。「布団に入れろ」と言うから入れてあげると、にゅるりと入り、ものの三十秒ぐらいで出ていきます。
満足したのかな?と思うと、また来て「布団に入れろ」と催促する。再度入れてあげるも、また出ていき、今度は布団の上に登り香箱座りで落ち着き始める…
重いからと部屋の外に出すと、今度はドアの隙間から目を光らせてじーっと見てくる…
そんなに布団が欲しいのか?と思い、使わない布団を別個に用意してやっても見向きもせず、こっちに来てまた「入れろ」の催促…いいから寝かせてくれ。

さて、猫は暖かい所が好きと言いますが…それはこの時期、人だって同じことです。
だから故、夜は猫と布団の取り合いとなるのです。
しかし、寝ていないときならお布団を猫に貸してあげても良いのでしょうが…この時期だとそれも危険な布団があります。それが羽毛布団です。どっか壊れて羽毛が出た瞬間から猫たちのお祭りが開始されます。えぇ、それこそ「猫まっしぐら」です。

寒くなって来ると羽毛布団を使うお宅は結構あるかと思いますが…この羽毛布団はその使い方によって暖かさと言うか保温性を大きく変化させます。

さて、皆さんは羽毛布団を毛布の【上に使っています】か?【下に使っています】か?

実は保温性が高くなるのは、「毛布の下に羽毛布団」の方だったりします。
羽毛布団に使われている羽根の部分は鳥の胸部~腹部にかけて生えている綿毛のような白い毛であり、この毛は多くの空気を毛と毛の間に含むことが出来る特徴があるため、その羽根のおかげで水鳥はすい~っと水面を浮いて泳ぐことが出来るわけです。

 

それで、なぜ毛布の下に置き、じかに羽毛布団をかけて寝るのが暖かいのかと言いますと…皆さんは、お酒用のグラスなどでガラスが二層になっている物を見たことがありませんか?あれは、そのまま「二層グラス」とか「ダブルウォールグラス」と呼ばれるものですが、あれの特徴として「飲み物の温度が変わりにくくなる」という物があります。

なんで変わりにくいのかと言うと、二層のガラスの間にある空気層が断熱材のような役割を果たし中身と外気の温度をそれぞれ伝えにくくしている為に、なかに注いだものの温度は変化しづらく、また中の温度が熱かったり、冷たかったりしても手に取れるわけです。

 

それと同じく羽毛布団も中にある、羽毛の抱えた空気が断熱材の働きをする為に、外気の寒い温度を通しづらく、布団の中の温度は保たれると言う訳です。
また、直にかける事は、羽毛布団自体が持っている空気も時間と共に体温で温められるために、最終的には羽毛布団自体が暖かい温度を持つようになり、より温度が保たれるようになります。

しかし、それでもやはり羽毛布団から少しづつでも放熱はされてしまう為、羽毛布団の上に毛布を掛けて、それを抑えるわけです。
逆に毛布を下にして寝るとどうなのか?と言うと、じかに体が羽毛布団に密着しない為に、温度の伝わりが悪くなるに加えて、保温より先に放熱によって逃げる温度が多くなるためにせっかく温度が伝わったとしてもすぐに逃げてしまいます。

中には、羽毛布団に保温効果があるから上は羽毛布団一枚にして、毛布は乗っけずに逆に敷布として使う人もいるみたいですね。
これはコレで、床からの放熱を遮断できるために羽毛布団と合わせてかなりの保温効果を期待できるという事です。

しかし、そもそも体温が低い人などでは、保温機能が働き出すまでのスパンが長く、普通の布団よりも温まりにくかったり…汗をかきやすい人では、羽毛を出さないように作られている為、幾分か素材の通気性が悪く蒸れやすくなり、逆に体を冷やす恐れもあります。その辺が注意点となりますね。

羽毛布団を持っていて、今までの使い方で満足できない方は是非お試しください。

日本最古の発酵食品にして、和食の要。世界最硬度の食材、カツオブシ。

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世の中には様々な食材がある訳で、日本の諺の中に「豆腐の角に頭をぶつけて死ね」というものがありますが…豆腐では無理でも、硬さ自慢の食べ物は多数あり実際に殺せそうな硬さを誇る食べ物は多数あります。

例えばチーズでスイス産の「スプリンツ」、イタリアの「パルミジャーノ」なんかはナイフでは歯が立たないレベルの硬さを誇り…軍隊食の「乾パン」にも上位互換の「堅パン」と呼ばれる、下手をすれば歯が欠ける硬さの乾パンがあります。ちなみに米兵からは「アイアンプレート(鉄板)」と呼ばれてたそうです。

 

さて、そんな硬さ自慢の食品が並ぶ中で世界一硬い食品とは何だろう?と言いますと、意外や意外、皆さんご存知の「カツオブシ」だそうです。

今月11月の24日は11/24(良い(いい)/節(ふし))の日でカツオブシの日になっております。

さて、カツオブシと言えば古来より日本では料理の調味料として親しまれており、世界レベルでも日本の食材として有名ですが、実際どの程度硬い物なのでしょうか?

 

硬さを図る上で、鉱石などの硬さを測る基準の「モース硬度」と言うのがあります。10のランクで分けられる簡易硬度基準で、単純に数字が大きくなると硬くなるというものです。

例としてダイアモンドは最高の10で、ガラスは大体5、爪の硬さ2になるそうです。

さて、肝心のカツオブシをこれで測ると…なんとモース硬度「7~8」と、同表の鉱石で言うと水晶やトパーズなんかと同じくらいの硬さを持ち、とある番組では最強のミキサーに入れて回したらミキサーが煙を上げ、釘を打ったら釘が負けるというとんでもない硬さです。

そもそも、カツオブシの切断面が遠目から見ると黒曜石みたいになってるという…

 

しかし、そんな超硬のカツオブシを日頃から使う…なんてことは料理屋に就職しない限りはあり得なく、普段我々が目にしているのはいわゆる「削り節」と呼ばれるすでに削られた状態のカツオブシです。

主食や主菜としては使われませんが、料理の際には味付けや香り出し、隠し味に等々、様々な面で使われており、特に和食では欠かせない食材の一つです。

そもそも、カツオの身を乾燥させて作る為、小さくはなっている物のカツオの持つ栄養素やうまみ成分をぎゅっと圧縮している為、わずかな量でも豊富な栄養素を含み、また加工の際に余分な脂肪を捨てる為に全体の77%がタンパク質という高たんぱくであり、非常に低脂肪となっています。

また、残された脂肪にも魚の持つ成分として有名なEPAやDHAを含んでいる為、非常に有能です。

骨や歯を作る為の材料となるマグネシウムやリン、体内の水分や塩分の調節をするカリウムが多く含まれ、筋肉や神経系統に影響を及ぼすナトリウムも多く存在しています。

比較的ミネラル類を多く含みますが、水溶性のビタミンの一種であるナイアシンやビタミンE等も含まれております。

 

ちなみに、鰹節を使う際に重要になる「うまみ成分」こと「イノシン酸」。料理で上手に「うまみ成分」の力を引き出したい時は、軟水を使うとよいでしょう。というのも、硬水に含まれるミネラル分には「うまみ成分」の元となる「イノシン酸」や「グルタミン酸」が溶け出にくく、さらに水内に含まれるカルシウムやマグネシウムはこれらの「うまみ成分」と結合して灰汁を作り出す為、せっかくのうまみ成分を捨てる事になってしまいます。

イノシン酸グルタミン酸を多く抽出する和食全般は、軟水の方がより素材そのものの味を引き出せるようですね。

ちなみに水道水は基本的に軟水となりますが、地域によってバラバラで中にはぎりぎり軟水の場所もありますので、よほどこだわって作る際は市販の軟水を使用するのが良いでしょう。

古くから伝わるには意味があるッ!いざという時の民間療法!

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だいぶ寒さも増してきてかなり朝方や夕方は寒くなってきています。筆者は体が弱っちい方なので風邪とかその辺が非常に心配になります。

現代では市販薬の風邪薬なども充実している為に、風邪で大事になるという事はそうそうない訳なのですが…ちょっと昔なんかは今のように薬がそんなになく、お医者さんにも中々かかれないという事もあったそうです。

そんな中で、各家庭で何とかすべく作り上げられたのが「民間療法」という物です。

この民間療法は、薬を用いらずに身近にある物や食べ物を使って治療をしようという物で、ナルホド!という物からナンダソリャ!という物までさまざまです。

さて、この民間療法とやらはどこまで通じるものなのでしょうか?

 

【みかん】

風邪の予防や治療にみかんを使う地域的は結構あり、その中でも筆者的に目に映ったのが「焼きミカン」。表皮が焦げるまでミカンを焼き、皮ごと食べることで風邪に良いとされています。

ミカンを焼く事によって、苦みが強いミカンの皮を無理なく食べることが出来るようになる為、皮に含まれる有効成分もしっかりとれて風邪に良いとのことです。

ちなみに皮に含まれる成分は、抗酸化作用の塊であるビタミンCをはじめ、食物繊維やカロテン、そしてミカンの皮の苦みの正体である「ナリンギン」。このナリンギンにも強い抗酸化作用があり、アレルギーやウイルスへの抵抗力を高めてくれます。

 

【梅干し汁】

風邪の民間療法としては有名。筆者の家でも出され、筆者の梅干し嫌いの原因。

さて、筆者が苦手なのは置いといて…作り方はいたって簡単(シンプル)。

ネギを切って、ショウガを擦って、梅干しを焼いて、それぞれを鍋に入れて水で煮ながら味噌を溶いて味噌汁にすると言うだけです。鰹節もたっぷりと入れてあげると吉。

梅干し入りの味噌汁ですね。温かい汁で直に体を温め、後ショウガとネギが新陳代謝をよくする。また、梅に含まれるクエン酸により筋肉疲労を回復させ、汗によって失なわれるミネラル補給をします。

 

【卵酒】

コレも昔から伝わる風邪の時の民間療法。卵と日本酒と砂糖と時々ショウガ。

筆者の地元では新年やお祭りの時などに配られていたりします。

なぜ風邪時に卵酒が良いのか?筆者的にはおそらくは、アルコールが入っているという事から体を内側から温めつつ、卵の高い栄養素を取るから体に良いというのでしょう。

実際、卵は様々な栄養素を持ち合わせる完全食材の一つであり、そのほかにも免疫力を高めるリゾチームと言う成分が入っています。

 

【たんぽぽ】

皆さんご存知、春になると咲く黄色いタンポポの事です。まぎれもなくあのタンポポ

「えぇ~…」と思う方もいると思いますが、実際にタンポポの根や葉は漢方薬として使われ、根っこの部分はコーヒーの代用品として飲むことが出来ます。

タンポポには食欲不振を治し、疲労を回復させ、毒素を体外に出す作用がある為、タンポポの根をお茶にして飲むことがあったそうです。

 

その他にも「スイカズラを煎じて飲む」とか「ダイコンの蜂蜜漬けを食べる」とか、日本以外だと「チキンスープを飲む/アメリカ」や「コショウを入れたウォッカを飲む/ロシア」など様々な物があります。

今のように科学的とか医学的に見てなどで作られたわけでは無く『いろいろやったら効いた』的な感じなのでしょうが、今見てみるとそれなりに理屈としては通っているというから驚きです。先人の知恵もバカにはできないと言う訳ですね…

絶好の天体観測日和。という事は、乾燥に注意!知ってはいるがやはり色々引き起こす乾燥

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この時期、寒くなってきたので野外でのイベントもだいぶ少なくなって…と思いきや、秋になればなったで、大小さまざまな秋のお祭りやイベントがあるのが日本と言うお国柄。もちろん日本古来からの物もあれば、外国から来た物もありという。「和洋折衷」この節操のなさが日本人らしいとも言えます。

先月もハロウィンがありましたし、来月はクリスマスが待っています。

さて、そんな人が作ったイベントもありますが、中には自然が作り出すイベントもあります。

11月は毎年、しし座流星群が見える月で、今年はかなり良好な条件で見えるらしく、日本以外のアジア全域で見る事ができます。…まぁ「晴れていれば」という条件は付きますが。

時期的には11月18日あたりに流星が多くなるころで、時間帯は夜の1時とまぁまぁ深夜ですが、夜3時とか朝方4時とかよりはよいでしょう。

しかも、今回は月齢が29と言う事で月が一番細くなる時期と合点するので月の光に照らされすぎて星が見えないという事も少ないと言います。

都心部のような地上からの光が多い所から離れて、暗めの場所から見るのが重要です。

 

さて、冬の星空は夏場の星空と比べると澄んで遠くまで見えますが…これは皆さん知っての通り空気が乾燥しているからであります。

寒くなる時期の悩みの種「乾燥」。言うのは簡単ですが、それが及ぼす影響は非常に幅広く、人の健康や快適感に影響を及ぼすのはもちろん、乾燥することによって劣化が早まる物もあったりします。

 

主に乾燥が人にどのような影響を与えるのかと言いますと、まず有名な所で「ウイルス感染がしやすくなる」というものです。

乾燥するとどうしてウイルス感染が起きやすいのでしょうか?という素朴な疑問があるのですが、これはウイルスの重さに関係があります。

ウイルスは細胞より小さな極小生物です。もう風が吹くだけでも空を舞うようなそんな軽さなのですが、これが冬季の乾燥期に入るとウイルス自身が持つ水分が蒸発してしまいさらに軽くなります。軽くなるという事は、普段よりも風に飛びやすく、飛距離も長くなり滞空時間も長くなります。そう言った事から、乾燥期はウイルスが飛びやすくなります。

 

のどの痛みや肌のかゆみと言った症状もやはり乾燥が原因で起こります。

乾燥しきった部屋で一日寝ると、次の日に喉が痛かったり、声がガラガラになっていたり、寝てる間に体をひっかいていて大変な事になっていたりした経験ありませんか??

これは寝ている間に皮膚やのどの粘膜などから水分が奪われることにより起こるのです。皮膚も喉などの気管の粘膜も外からの雑菌の侵入を防ぐために重要となる訳であり、これがちゃんと機能していないと風邪などが引きやすくなります。

さらに乾燥している時は上記のようにウイルスも空を舞いやすくなっている為にさらに注意です。

 

その他、人体以外にも野菜や果物などの水分を奪う事によりその鮮度を下げてしまったり絵画や古美術品などは特にこの乾燥による影響を顕著に受ける傾向にあり、ひび割れや急な劣化を起こす場合があります。

美術品収集が趣味の方は注意が必要ですね。まぁ、だからと言って安易に湿度を上げると今度はカビが…なかなかむつかしい所です。

 

また、静電気の発生により電気類も帯電しやすくなり不安定になったり、パリっと不意な電撃を食らう場合があります。特にパソコンなどの精密機器では帯電や静電気によって埃や塵などが付着しやすくなり、機械の故障や下手をすれば過熱からの発火などもあり得ますので十分に注意が必要です。