新年号始まって即の大型連休!休み明けの気分落ちに気を付けろ!

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平成から令和に代わって、初のコラムになります。

なんやかんやで31年続いた平成もついに終わってしまったのですね…筆者の生まれは昭和になるのですが、なんだか昭和がすごく昔の年号に感じてしまうから不思議です。

 

さて、今年はご天皇の即位とGWがかぶさった為に、いつもの2倍くらい長い休暇となる訳です。休みが長い分、ゆっくり休息をとって次の仕事に備えるのがデキる大人の過ごし方…なんて言うのは簡単ですが、理想と現実は実に違う物。

1週間以上も休んでしまったら、仕事には行きたくなくなるというのが現実です。

…とはいえ、仕事に行かなければお給金を貰う事はできず、何とか仕事に向かうも意識や体はいまだ休みの世界に…この切り替えがなかなか難しい物です。

中には生活リズムが戻らずに、そのまま鬱っぽいような状態にまでなってしまう人もいるそうで…そこまでくると五月病」なんて言われたりします。

 

皆さんもよく聞いた事がある五月病。医学的な診断名では適応障害と呼ばれる物になります。

症状的にはうつ病」に似た症状を出す事が多く、抑うつ」「無気力」「不安」「焦り」「食欲不振」「疲労感」「睡眠障害等が引きおこるようです。

 

アメリカの精神医学界が作っている「精神障害の診断と統計マニュアル」と呼ばれる精神病の診断基準を記した書物「DSM」によると、

・はっきりとしたストレス因子が存在し、抑うつ状態や不安、攻撃的な行動が一時的に引き起こされる。

・ストレスの始まりから3ヵ月以内に発現し、ストレス源が無くなると6ヵ月以内に解消される。

・どの年齢層でも起こり得るが、成人では男性よりも女性の方が比率は多く、独身の方が発症率は高くなる。

と言った所から症状が似通っている「うつ病」と区別されているそうです。

特に、症状が発症する原因となる「具体的」なストレスが前後にあったかどうか?という所が適応障害の明確なポイントになるそうですね。

 

例として、5月病だと4月の新年度からの職場の変更、入学といった環境の急激な変化があり、それになれるか慣れないうちに大型連休に突入。それにより、環境変化による疲労が一気に出てしまい連休後の仕事に影響してしまう例や、長い連休の時間に体が慣れてしまい、急に元の仕事や学校の時間に戻っても体が追い付かない為に発症するなど、「新生活」「大型連休」と言った明確な環境原因があるので「適応障害」になる…と言う訳ですね。

 

新たな環境に適応するにつれて徐々に治って行く物ではありますが、中にはそのままうつ病にまで発展してしまうケースもありますので注意は必要です。

 

こうならない為にも日頃からの生活習慣には気を付けて、休みと言ってもだらけないように過ごすのが一番な訳です。

熱い湯船や、冷たいプールに一気にドボンと浸かると心臓に悪いのと一緒で、急に休みから日常に戻ると体に悪いと言う事。ゆっくりと足先から浸かって体を慣らす感覚と一緒で、休み→日常への戻りも休みの内から徐々に整った生活リズムに戻すのが一番と言う訳です。

…などと、真面目ぶった事を言ってみる筆者はどうなのか…?むむん…筆者も気を付けます…

調理法によって変わる栄養素。どの調理がいったい良いのか?

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長い歴史の中で、今から約140万年前に「火」を手にしたと言います。

火を手に入れたことにより、人は夜に灯りを取り、害獣を避け、寒さから身を守り、そして食べ物を焼いて食べると言う人類史最初の調理法を考えました。

そして、食材を調理して食べると言う方法はそこからずーっと続いているんだからすごいですよね。

 

さて、料理の際の主な調理方法は「煮る」「焼く」「茹でる」「揚げる」の四択になると思う訳ですが、食材に当然含まれている栄養素…これらの中には熱を通す事によって変質する物や、水分と一緒に流れ出てしまう物など調理過程で変化する物も数多くあります。

普段からそういった面を気にしている人はそう滅多にいないとは思うのですが、この調理方法による食材の栄養面がどう変わるのか、ちょっと見ていきましょう。

 

★1:焼き料理

もっとも原始的な調理方法である、食材を焼く方法。

肉の場合は焼く時間にもよりますが、時間の長さに比例してタンパク質が変質し肉汁が出て、脂質なども溶け出ていく為にエネルギー量、脂質の摂取量が少なくなります。逆に、焼き加減が少ないレアの状態ですと出ていく栄養部分が少ないので、必然とカロリーは高くなりますが消化・吸収はよくなるとの事。

魚も基本的には同じく、長時間の加熱調理ではEPA・DHAが失われてしまうので注意。しかし、フライパンなどでの調理であれば油の飛散率が少なく…特にEPAに関しては殆ど失われないとの事。

一方、野菜では抗酸化物質を持っている物が過熱する事で失われる場合があり、熱に弱いビタミンなどは長時間の調理だと栄養素が破壊される場合もあるようです。

 

★2:蒸し料理

直火ではなく、蒸気を使って加熱する調理方法。

肉の場合、よく蒸すと肉の油が落ちると思われていますが…焼く、茹でる、蒸すとを比較すると最も脂が落ちないのが蒸し料理になります。

直火では短時間の高熱で油が溶け、茹でた場合も加熱されたお湯に油が流れるのですが蒸し料理の場合はそういった影響が少ない為に油が落ちにくいようです。

一方の魚もやはり似たり寄ったりですが、油が流失しにくい分、EPADHAの消失が少ない。

野菜でも、栄養素の流出がもっとも少ない為に生食に次いで、栄養素を壊さず・捨てさずに得られる方法になります。

 

★3:茹で料理

お湯で食材を煮て調理する方法。

肉、魚、野菜すべてに共通して言えるのは、煮料理では水に溶ける種類のビタミン…水溶性ビタミンが外部へと出てしまうために、出汁を捨ててしまうとそれらを廃棄してしまう事となる為、実質的には栄養が少なくなっている状態です。

しかし、食材の持つ苦みや渋味の総称である「灰汁」を取り除けるため、他の調理方法よりも食材を食べやすく調理できます。

 

★4:揚げ物

高温の油を使った加熱調理方法。ちなみに、食材を油に入れた際にじゅーっと泡立つのは、表面の水分が気化する為。

肉類、魚類の場合、先の通り高熱の油によって内部の水分が気化し、油分が内部に入る為に脂質の量が上昇します。また、水溶性ビタミン・ミネラルも熱によって減少する傾向にあるようです。対して、脂質が多くなる為に摂取した際のエネルギー量は増え、油と一緒に摂取する為に油溶性ビタミンの吸収率があがります。

これと同様の事が野菜にも言え、水溶性ビタミン類は失われやすい一方で、普段はなかなか吸収されにくい脂溶性のビタミンは吸収率がよくなります。

「揚げ物=体に悪い」のイメージがありますが、「揚げたから悪くなる」訳では無く、「油のせいで悪くなる」のが正しく、劣化による油の酸化が最も人体に影響を及ぼすそうです。

 

調理の方法でも色々と変わって来るものなんですね。熱で栄養素が変質するとか、水と一緒に出てしまうならそのまま食べた方が…とも思えますが、物によっては寄生虫が有ったり、そのままでは消化・吸収率が悪いモノや、そもそも調理しないと毒素がある物等もある為に生の方がよいとは一概に言えないのがむつかしい所。

どっちが身体に良いのかしら?肉と魚

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関係ないのですが、それにしても今年は雪が少なかった年でしたね…まぁ、良い事なんですが逆になんか怖いですね。

東北なんかはいつもなら、2月~3月あたりにドカッと多く一回くらい雪が降っていたのですが、それも無く4月に入ってもはや5月。

まぁ、何事にも例外という物は存在する訳ですが…去年に引き続き、季節がおかしい事になってる感じですかね?

一昔前には騒がれていた「地球温暖化」。最近ではめっきり話題にも上がらなくなってきた訳ですが、その影響でしょうかね??

この異常気象…今年も自然災害が来てしまうのか…!?なんて、言ってると本当に来てしまうので止めておきましょう。

 

さて、話は変わり筆者も年を重ねてきたせいか、だいぶ食が細くなってきており…以前はご飯もモリモリ食べられたのに今では普通盛り…おかずも昔は肉類だけでも十分行けたと言うのに、最近は魚が良いと思う時もちらほら。んん~、年齢ですね…

食事の際のメインとなるおかずは「肉」「魚」の二択になると思うのですが、世間では「肉より魚の方が健康に良い」とか、「魚だけだとタンパク質が不足する」とか「魚も肉も体を腐らせる」とか、んでは何を食ベろというんだい?と、ツッコみたくなる次第です。今日はそんな食事のメイン「肉」と「魚」はどっちが、どう体に効くのかを見ていきましょう。

 

【時たまガッツリ食べたい時があるぞ!子供も大好き「お肉」!】

肉は当然の事ながら「動物性たんぱく質」を有しているのですが、このたんぱく質が人体に置けて必要不可欠な必須アミノ酸を作り出す役目を持っています。

人の体を構成するアミノ酸の数は20種類あり、その内の9種類が必須アミノ酸と呼ばれ体内で構成する事の出来ない栄養になります。

これは外部から摂取しなければならないのですが、食肉から摂取できる動物性たんぱく質コレをバランスよく含んでいます。

また、人間の体を構成するタンパク質。これを作り出す原料もやはり動物性のタンパク質となります。

血液や皮膚、髪の毛や爪なども当然タンパク質から作られており、また、体の傷やケガなどを直す際にも当然タンパク質は必要となり、摂取量が多い人だと傷の治りが良い傾向にあるのだとか。

 

【日本の食文化を支えてきた「お魚」】

そして、魚と言えばやはりこれ「EPA」「DHA」この二つの栄養素は外せないでしょう。

二つとも魚の皮下脂肪内に含まれている不飽和脂肪酸の種類になり、この成分は主に魚類しかもっておりません。

EPAには赤血球や血管を柔軟にさせる効果が有り、血流の流れを良くしてくれる効果や血管が固くなって起こる動脈硬化や血が固まる血栓が出来るのを予防してくれるために脳卒中心筋梗塞と言った重大な病気の予防として働きます。

もう一つの有名な栄養素DHA。DHAにはEPAと同じく血流を改善してくれる効果を持っている他に、直接の脳内に入り込み脳細胞を活性化させる効果を持っています。

また、骨や歯の成長を助ける事で有名なカルシウムもまた魚介類に多く含まれています。骨や歯を鍛える他にもカルシウムには「神経伝達物質としての役割」や「細胞機能の補助」、「筋肉の働き」など様々な所でも使われております。

 

どちら共々、必要な食物なんですね。

片方は体に悪いから片方だけ摂取した方がよい!という訳ではなく、どちらもまんべんなく取る事、それが大事となるんですよ。

宇宙空間と骨の意外な関係…そして、それは他人事では無かった!

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普段気がつかないだけで日本にはたくさんの記念日があります。

国が決めた記念日で63種類。日本記念日協会が「記念日」として決めた日だと1600種類あります。そんなこんなで、なんでもない日に思えても実は何らかの記念日であったりするようです。

例えば近く4月12日は1961年同日ソ連が世界初の有人衛星に成功した日であり「地球は青かった」で有名なガガーリンさんの日…「世界宇宙旅行の日」の日になっています。

さて、宇宙空間と聞くとどんな所?と聞くとすぐに思い浮かぶのが「無重力」である事。だと思われます。

一度でいいから体験してみたい無重力空間。楽しそうですよね。

しかし、人は長い時間、無重力空間にいると筋力が急激に落ちていきます。理由は単純で、無重力では「重さ」が無い為に、筋力を使わなくなるので筋力が落ちる訳です。

この、筋肉量が減るのは有名な話ですが、実はもう一つ無重力空間にて減少してしまう、筋肉量よりも深刻な物があります。

それが「骨」になります(厳密には骨密度

 

骨は人体を形作る上で最も重要であるも、ある年齢を超えると育たなくなったり、体の深部にある為に、一度形成されればずっと同じままだと思っている方も多いと思われます。

が、実は成長しきった骨も他の体の組織と同じく生きている組織であり、代謝によって入れ替わっています。

 

骨の代謝を支えているのが、古い骨細胞を壊す「破骨細胞」と壊された骨細胞の再生を行う「骨芽細胞」の二種類になります。

これらの細胞によって、気がつかないだけで骨は3年くらいの月日でそのすべてが入れ替わります。

さて、この二つの細胞…壊す方の細胞は頼まれなくとも自動的に動いているのですが、逆に骨を作る方の細胞は動く為の条件があります。

それが筋力と同く「使う事」になるのです。

例えば、何か重い物を持つとしましょう。それを持った際に当然筋肉には負荷がかかり、それを支える骨にも当然負荷がかかります。同じく歩いたり走ったりした際にも、筋肉・骨を動かす訳で負荷になります。

この「負荷がどのくらいかかっているか?」を基準にして、骨芽細胞はその働きを強めたり弱めたりしている訳です。

地上では普通に生活している時でも、日常生活の中で少量ながらも負荷が生じている為に骨芽細胞は動いている訳ですが、それが無い全くの無重力空間では骨芽細胞は働きません。

その為に骨密度の低下が生まれる訳ですね。

 

無重力空間では極端にその影響を及ぼす訳ですが、骨密度の低下は地上にあっても同じことが言え、それの原因の一つに「運動不足」があげられます。

特に、年齢を重ねていくとホルモンバランスの低下栄養吸収率の低下などもある為に、骨内に含まれるカルシウムが血中に溶け出てしまう事も多く、骨密度の低下が起りやすくなります。

それに加えて、体力的に動かない傾向が続くと先の通りに骨の強度がぐんぐんと下がるため、骨粗鬆症や骨折などが起りやすくなります。

 

一度、骨密度が低下した骨は再生させることが非常に難しく、宇宙開発においてもここ最近になって骨密度の低下を阻止する方法が発見されましたが、それ以前では長期間の宇宙滞在に置いて、低下をどう回避するかが難題としてあげられていたほどです。

これは地上でも同じく言える事で、それを回避するためにはある程度のやはり運動も必要な訳なのです。

 

そして、ちょっと前まではこういった話は高齢者の方が多かったのですが…最近では子供もまた、運動不足からくる骨の強度低下による骨折が多いのだとか。外で遊ぶ場所が無かったり、ゲームが常に出来る世の中になってしまった事による弊害とも言えるでしょう。

日本の将来が心配です。

4月においしいタケノコ。実は意外な物の予防効果に…

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この間、コンビニに寄った際に久しぶりに買った「たけのこの里」。比較的買うとすれば「きのこの山」の方が多いのですが、たまには違った物をと思って買って久しぶりに食べてみました。「きのこの山派」とか「たけのこの里派」とかよく聞きますが、筆者的にはどっちでも美味しく頂くので…もし、どれが良い?と聞かれたら「すぎのこ村派」ですかね?

あらら、ご存知ない?かつて山と里の間に存在していた村なんですけれども…双方の対立が過激化するにつれて消滅してしまったんですよ。

 

さて、同時期。この4月の春の時期に旬を迎える「タケノコ」たけのこの里」は年中食べられますが、「タケノコ」はこの時期に美味しい物が出回るようになります。

日本では割と初期のころからタケノコを食する文化はあり、江戸時代の初期 (1643年)の頃にはタケノコの調理法をまとめた本も出されていました。

日本以外の国々でも、竹が自生している地域(アジア圏)では各所にてタケノコを食べる文化は存在しており、ご存知の通り中華料理では頻繁に使われタイではカレーの中に入れられるそうです。

 

タケノコはにょきにょきと育つとご存知の通り、青々とした竹となる訳ですが…成長した姿と比較すると、食物繊維なんかは多そうですがそれ以外の栄養素とかはあんまりなさそうなイメージです…そこの所は実際どうなのでしょうかね?

 

イメージ的には栄養が少なそうな感じですが、ところがどっこい!タケノコには予想に反していっぱいの栄養が含まれています。

何故かと言うと、タケノコは10日と言うわずかな時間で成長を遂げて竹となりますが、この成長速度は植物の中でも異常なほどに早いスピードであり、物によっては1日で1mも成長する物もあります。

それを可能としているのが、地下茎にて竹どうしがくっついている事もあるのですが、そこから送られてくる豊富な栄養素になります。

そして、その送られてくる栄養がたっぷりと含まれているのがタケノコになる訳です。

 

ビタミンB1、B2、C、E葉酸カリウム。食物繊維に亜鉛にパテント酸…そして、チロシンと呼ばれるアミノ酸の一種などが含まれています。

ビタミン類や葉酸カリウム辺りは何となく他の健康のお話とかでも効いた事があると思いますが…パントテン酸チロシンはよく分からないと言う方も多いと思われます。

 

パントテン酸はかつては「ビタミンB5」と呼ばれていた栄養素の一つです。パテント酸の主な働きは3代栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)をエネルギーへと変換する過程で、その補助をするコエンザイムAの材料となる事です。

直接栄養となる訳では無く、補助的な役割がメインとなる訳ですが…これが体内に不足すると効率よく体内にエネルギーが供給されにくくなる為に、疲労や食欲不振、便秘と言った症状があらわれて来るそうです。

 

続いてチロシン。あまり聞きなれない栄養素であると思いますが、タケノコの他にチーズなどの乳製品やたらこ、ゴマなどにも含まれているそうです。

チロシンドーパミンアドレナリンノルアドレナリンと言った脳内での神経伝達物質の原料となり、体の成長や代謝へと働きかける甲状腺ホルモンの作成に関与します。

特に前記の神経伝達物質を作る材料と言う点に置けては、間接的にうつ病などの予防・改善をさせるとも言われています。

そして、地味ですが結構重要な役割としてメラニン色素を精製すると言う点にあります。

メラニン色素は肌にて紫外線から細胞を守る働きを持ち、日焼けなどの原因となる訳ですが、もう一つの効果として毛髪の色素の成分もメラニンとなっており、白髪などの予防・改善にも効果的と言えます。

 

タケノコと白髪に関係があったとは…この事から、ワカメとは非常に相性がよく、煮るとワカメのアルギン酸によってタケノコが柔らかくなるので「若竹煮」なんかがオススメ。

キュウリにトマトにウズラの卵…酢漬けにして美味しく頂こう!ピクルスの世界

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筆者は数か月に一度、無性にハンバーガーを大量に食べたくなる日があります。

でもって、筆者の中のマイルールとして必ず新商品を1品、ポテトとドリンクのセットで買って、あとはとはチーズバーガーを大量購入します。

さて、皆さんはハンバーガーに一緒に入っているピクルスはあったほうが良い派ですか?ないほうが良い派ですか?

ちなみに筆者はハンバーガーに入っているピクルスは大好き派なので、断然入っていてもらった方がうれしいです。なくても食べられますが、なんとなくさびしい感じにはなります。

出来れば、ピクルスバーガーとかでないかなぁ~位に思う時もあります。もう、ハンバーガー何処からかじってもピクルスが入ってるくらいの勢いがあると嬉しいですね。

まぁ、マクドナルドで実はできなくは無かったりする訳ですが…

 

さて、このピクルス…まぁ、日本語で漬物の事ですが、主に欧米風の漬物の総称的な扱いになっているようで、故に既存の日本の「漬物」はピクルスに入らず、「キムチ」「ザーサイ」何かも日本外の物ですが、欧米ではないのでピクルスにはなりません。

逆に同じ材料であっても作成過程が日本風なら「漬物」で、ヨーロッパ地方風なら「ピクルス」になる物もあります。キュウリなんかがいい例ですよね。(日本風=浅漬け、欧米風=ピクルス)

 

さて、本場のピクルスですがその特徴として「日本の漬物よりも酸味が強い」と言うのがあります。これは欧米の食形態が「肉」や「チーズ」を中心とした動物性の油の物が非常に多く、それに合わせて酸味が強く設定されているものかと思われます。

なもので、そのまま単品で食べると言うイメージよりも、何かに加えて食べる…例えばハンバーガーホットドック、サンドイッチなどに挟む方が多いみたいですね。

また、ピクルスを付ける為に用いる液。基本ベースは砂糖や酢なのですが、その他にも様々な香辛料などをいれる事も特徴の一つと言えるでしょう。

 

さて、いろいろ混ざりはしますが基本は「野菜の酢漬け」であり、体に良いとされる「酢」と「野菜」の栄養を同時に摂取できます。

ただ、野菜の面に関しては漬ける野菜の栄養価に左右される為に一概には言えませんが…ピクルスにされる代表的な野菜を例に挙げると「人参」には豊富なβカロテン、「パプリカ」にはカロテロイド、「ミニトマト」にはリコピン「キュウリ」には…キュウリには…残念ながらキュウリはギネス公認の「世界一栄養価の少ない野菜」だそうで…えぇい!「健康だから摂る」ではなく「食べておいしいと感じる事」が大事なのだからいいんです。問題なしです!

ともかく、その野菜ごとにその栄養価は変わる為に用途に合してでも良いでしょうし、作る側の好みでも一向に構わないという感じで、中には野菜ではなくウズラの卵をピクルスにする人もいるそうです。

さて、ではピクルスの酢の部分にはどういう効果があるのでしょうか?

野菜を漬ける酢には、「酢」だけではなく「砂糖」や複数の「香辛料」「ハーブ」等が含まれており、それらの栄養も中に溶け出ています。

お酢の特性として、肉体疲労に対して有効なエネルギー源を作り出すクエン酸回路…その体の仕組みを促進させる為に必要なアミノ酸クエン酸を酢の中には含んでいるので言わずもがな肉体疲労に効果を持ち、同じクエン酸の効果として血流を改善し、コレステロールの値などを減らす効果を持ております。

また、酢の香り成分の中には食欲の増進効果があり、夏のような熱く食欲が低下する季節には丁度いいかもしれません。

 

ピクルスは自分でもアレコレ手軽に作れる為に、自作する方も多いかと思われますがちゃんと出来なかったりすると瓶の内部で雑菌が発生する場合もあるみたいですので十分に気を付けて作る事が重要と、捨てるときは思い切って捨てる事が大切になってきます。

皆さんも思い思いの自分好みのピクルスを作ってはいかがでしょうか?

バッツリ切ったらやっちゃった…割と痛いぞ、深爪

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ご存知の方もいると思いますが、筆者の家には3匹ほど猫がおります。

どれもやんちゃぶりがすごく、よく家の中をどったんばったん駆け巡っており、家に帰ると絨毯がめくれていたり物が落ちていたり、ご飯(猫用)の袋が破られていたりなどはよくある事です。

さて、3匹もどったんばったんの化身がいるせいか、筆者の家の中にはたまに猫の爪が落ちている時があります。おそらくは遊びまわっている最中に取れるのかと思うのですが…割れた爪の形がきれいにこう「猫の爪」と言った感じのまま取れているので、靴下などに刺さる場合があります。

うぅ~ん…爪とぎはよくしているようなのですが、切った方が良いのですかね~?

 

さて、人間でもいえる事ですが、ちゃんと爪を切って整えておかないといざという時に大変危険です。長くなった爪がどこかに引っかかって爪が割れるとか、はがれるとかはよくある話だそうで、冬時期やマニキュアなどをよく使う人では全体的に爪の中の水分がなくなって硬くなっている為に、より割れたりしやすく危ないです。

かと言って、切りすぎもまた手にはよくない話で…あんまり念入りに切りすぎると、いわゆる「深爪」という状態になってしまいます。

 

深爪は、やってしまったことがある人も多いと思われますが、爪は外から見える硬い部分…いわゆる「爪」の部分である「爪甲」と、表からは見えない指の中に埋もれている爪の発生点「爪根」から成り立っています。

爪が伸びる原理は、爪根より爪が伸び始めて古い爪甲が押されていき、これを繰り返すことにより古い爪甲が押し出されて爪が伸びる状態になるのです。爪甲は指先まで指にくっついており、指先よりも前に伸びることによってはじめて指の部分から離れます。

この指先よりも内側を爪切りで切ってしまう事によって、深爪と呼ばれる状態が発生するのであり、爪の下の爪床と言う部分が露出してしまった状態です。

ほんの僅かに触れるたびに地味な痛みが続くために指を動かすのも嫌になります。それに加えて爪の成長は遅いために、本当に深く爪を切ってしまった時などは1週間や2週間は痛みが続く状態になってしまいます。

 

爪床は毛細血管が細かく走っている場所で、非常にデリケートな場所でもある為に感染症にもかかりやすく、最悪の場合ですと「化膿性爪囲炎」と言う細菌感染が原因で起こる激しい痛みと膿を伴う病気になりかねません。

化膿性爪囲炎は爪周りの部分が赤くはれて痛みを持ち、炎症部位が浅い場合は内部にたまった膿により白く腫れる「膿疱」が出来ます。

そのまま痛みを我慢して放置すると、さらに炎症は酷くなり、指のみならず指全体までに感染が広がる場合もあり、重症化すると関節部を曲げられない、爪が剥がれ落ちるなどの症状になる事もあります。

治療も、早期での発見と治療が望まれ、症状が重くなればなるほどに治療方法が複雑になっていくと言い、最悪の場合爪の一部を除き切除する手術をするのもあり、その場合だと術後に麻酔が切れ、激しい痛みが起こることがあるそうです。

また、爪が取れたり手術で切除した後には完全回復するまでの間はいびつな形の爪が伸びて来る事が多いのだとか。

 

そうならないようにも、深爪をして出血してしまったときは外から細菌が侵入しないように絆創膏のようなもので傷口を保護してあげるのが良いでしょう。あとはあまり深い時には病院に行きましょう…となるのですが、この場合の病院は外科や皮膚科があげられます。

別個ですが、筆者が陥入爪になって痛みでもう駄目だってなった時は、とりあえずパッと頭に出た診療内科に行ってみたら何とかしてもらえました。

とりあえず、この手の痛みは我慢してれば収まるとかはあまり期待せず、痛みがひどいようであれば近場の病院が一番ですね。