疲労を溜めない体になろう!筋トレにて得られるメリット6選
人は裏切り、お金は離れていく…されど、筋肉は裏切らない。
自分が裏切らない限り筋肉は裏切らず、愛をこめればその分返してくれるのが筋肉です。
大人になればなるほど、スポーツや筋トレなど意識をしていないと中々つく事のない筋肉。
特に仕事がデスクワークが中心な人では筋力低下待ったなし状態ですもんね~
さて「今の時代に必要なのは頭脳だぜ!」
なんて思う人も中にはいるかと思いますが、何も筋肉は「重い物を持つ」とか「強く見せる為」とか、その程度の物の為にある訳ではありません。
筋肉をつける事の「メリット」を知ると、あなたも筋トレをしたくなるかもしれませんよ~
筋肉メリット1:腰痛改善
骨と共に体を支える為に必要な筋肉。中でも内臓をしっかりと支える腹筋が弱くなってくると内臓の重みに負けて姿勢が悪くなり、背骨と背筋に負荷がかかり腰痛の原因となります。腹筋を鍛える事によって内臓をしっかりと支えられ腰痛予防へと繋がります。
筋肉メリット2:疲れ知らず
筋肉には「筋肉ポンプ」と呼ばれる機能が付いており、血管周辺の筋肉が収縮・弛緩を繰り替える事によって血流の流れを良くし全身の隅々まで血液を行き渡らせます。
血行が改善されることによって栄養・酸素が供給され疲労がたまりづらくなります。
筋肉メリット3:代謝アップ
全身には様々な器官・臓器があるのですが、中でも最も大きな代謝機能を持っているのが筋肉になります。ダイエットでもよく代謝の話が出ると思いますが、代謝が高ければ当然消費されるカロリーの量も多くなるので、必然と脂肪を燃焼しやすい体になります。
筋肉メリット4:病気知らず
代謝アップのお話でもした通り、筋肉が増えると基礎代謝が増えます。そして、基礎代謝が増えると体温も上昇しやすくなります。
人間の免疫機能は体温が高い方が活発に動きやすくなる為に、筋肉をつけておくと病気がしにくい…もしくは病気をしても治りやすい体になります。
筋肉メリット5:美肌効果
最近、注目される事がある筋肉から生成されるホルモン「マイオネクチン」。この成分は血液を介して皮膚にやってきて、シミの元となる「メラニン」の発生を抑制する働きがあるのだとか。また、同様に「シワ」や「毛穴目立ち」「色ムラ」等にも同等の効果が有るのでは?と言われてます。
筋肉メリット6:精神強化
筋肉をつける事…と言うよりも、筋肉をつける為の筋トレによって精神力を向上することが出来ます。運動を行う事によって、血流がよくなり体温も上昇する為に疲労も伴いますがリラックス効果を得る事が出来ます。
また、筋トレをすることによって作られるホルモン「テストステロン」には軽い鬱に有効と言う事です。
筋肉メリットを6個ほど紹介してみましたがどうでしょうか?
筋トレと言うとジムに通う様なガッツリとした重そうなトレーニングを思い浮かべる人もいると思いますが、そう言った物ではなくとも軽いストレッチのような物を行う程度でも大分違う感じになります。
今からでも、ちょっと変わった自分を作りたいと思っている方には良いかもしれません。
3月9日は雑穀の日!こんなにあるぞ、雑穀の種類!
天下泰平の江戸の時代。現代にも多く残る多様な文化が作られた時代でもあります。
そんな江戸時代には、江戸の街を中心に広まった食文化として「白米」があります。
今まで、将軍とか殿様とかしか食べれなかった白米が庶民も食べれる時代になりました…とはいえ、まだまだ地方や田舎の方まで白米の文化が広まった訳ではなく、あくまで江戸などの主都の一部がそうなっただけでいた。
その為「江戸には仕事もあって、白飯も食べられる」と言って、田舎から江戸に移り住む人たちも多かったそうです。
しかし、時をほぼ同じくして…江戸の街に一つの奇妙な病が流行り始めたのだとか。急に心臓に動悸が走ったり、締まるような感覚が有ったり…かと思えば四肢がしびれてみたり、と症状の大小は有れども、それらは共通の症状を持っていました。
医者にかかっても、原因は分からず…憧れで江戸に来て仕事を始めた物の、この病のせいで泣く泣く田舎に帰る事に…と言った人も中にはいたんだそうです。
医者も原因も治療法も分からぬとした病気…しかし、不思議な事に江戸を離れると時を追うごとに順々に回復していくと言う。
そして、この事から多くの人は「江戸に住むとなる病気」という事で、これを「江戸患い」と言うようになりました。
さて、この江戸患い…正体は「脚気」であるのですが、なんで食も仕事も様々ある江戸で拡がり、田舎ではあまり見なかった病気なのか?
答は簡単。地方の食事…農民が食べていた雑穀米の方が栄養(ビタミンB)が豊かだったからです。
現代でも健康食と言う事で雑穀を含んだお米…雑穀米が売られていますが、実際にどのような雑穀が含まれ、どのような栄養があるのでしょうか?
【雑穀一覧】
玄米:精米されてない状態の米。白米よりビタミン、ミネラル、食物繊維を多く含む。
胚芽押麦:胚芽を残した大麦。ビタミン、カリウム、カルシウム等を多く含む。
黒米:別名、紫米とも。ビタミン、リン・カリウム等のミネラルを多く含んでいる。
きび:五穀の一つ。キビダンゴの原料。ポリフェノール、鉄分、ミネラルが豊富。
あわ:五穀の一つ。ビタミンB郡、鉄、食物繊維を豊富に含んでいる。
ひえ:五穀の一つ…と、される時もある。ビタミンB郡や食物繊維を多く含む。
ハトムギ:元々は薬用として使われていた。ミネラル、アミノ酸が多い。
トウモロコシ:日本でもおなじみトウキビ。炭水化物、ミネラルが豊富
大豆:日本でも様々な料理に使われる豆。ご存知の通り、高タンパク質。
黒豆:大豆の品種の一つ。色素の成分であるポリフェノールを含んでいる。
うずら豆:いわゆるインゲン豆の一種。アミノ酸を多く含み、特にリシンを多く含んでいる。
ゴマ:健康食として有名なゴマ。ビタミン、ミネラル共に多種多様な物を多く含んでいる。
小豆:餡子の原料。無機質やビタミンが多く、亜鉛などが多く含まれている。
ソバ:細かく挽いて、練る事で蕎麦となる。ビタミンB郡やルチンを多く含む。
キヌア:南米アンデス山脈産の疑似穀物。リンやマグネシウムが多く、葉酸も豊富。
アマランサス:昔は観賞用として栽培されていた。リン、マンガン、鉄分が豊富。
其々が小さくとも、数集まり量を取ればバランス良い栄養を得られるのが雑穀米の良い所。
江戸時代に誰もが憧れた白米。そして、その白米によって引き起こされた江戸煩い。
当時は一人当たり一日五合の米を食べていた時代であり、さらには米の量は多いがそれにちょっとした味噌汁と漬物などが付くくらいで、魚などのオカズは良い所の武士でさえ月に2~3回と言う程度…明らかに米に偏り過ぎた食生活です。
結果、ビタミンが不足し江戸煩い…もとい、脚気になる人が急増したと言う。偏った食生活による健康被害と言うのはこの頃からあった訳ですね。
使わないとキツイのに…使うと眠くなる…なぜ花粉症の薬は眠くなるんだろう?
今年は冬場でも驚くほどに暖かい時期があったためか、いつもよりも早く花粉が飛びまわっていると言う事で花粉症の人にとっては早めに嫌な季節が来る事となってしまいました。
耳はかゆいし、目もかゆい。鼻水は出るはで、喉もイライラ。これが数か月にわたって起こるかと思うと、杉の木を山ごと吹き飛ばしてやりたい気持ちになります。
もういっそ、花粉のない所へといければ問題はないのでしょうが…
しかしながら、杉は日本の北は北海道から南は屋久島までの幅広い範囲に棲息している為に、実質日本のどこにも逃げ場はないのです。
さて、辛い花粉症ですが悲しい事に一度なってしまえば根本的な治療は難しく、現代医学を持ってさえ対症療法にて症状を抑えていくくらいしかできません。
「舌下免疫療法」や「レーザー治療」等で劇的に改善する人もいるそうですが、完治ではなくあくまで「症状軽減」できると言う事と、効果を実感できるまでに期間を必要とする為に今日やって今シーズンは今からじゃぁ遅い可能性もあります。
マスクをして鼻から花粉を入れず、メガネをして目に花粉が入らないようにして、部屋の湿度を高めて花粉が舞わないようにして…と、気がつけばインフルエンザの時と同じような予防方法をして予防、症状軽減を図るしかありません。
さて、花粉症のお薬。使用すれば効果がある事は分かるのですが、それでも躊躇してしまう…なぜなのか?大体そう言う方々の理由は決まって「眠くなるから」「集中できなくなる」という物です。まぁ、よく聞く話ですよね。
しかし、なんで花粉症の薬を飲むと「眠たくなる」のでしょうか?
花粉症の薬にも様々な種類があるのですが、その中でも「抗ヒスタミン薬」と言うアレルギー受容体に制御をかけるお薬がこの「眠くなる」副作用を持っています。
このヒスタミン、生体で作られる物でもあり食べ物から直接体に取り込まれる物でもあります。よく名前を聞く通り、アレルギーを引き起こし蕁麻疹の原因物質ともなる。
しかし、アレルギーを引き起こすだけがこれの役割ではなく、本来の役割は情報伝達物質であり、悪い事だけではなく「体温管理」「記憶学習の補助」「食行動の抑制」等の生理機能に関する部分をコントロールしているのです。
そして、この生理機能の一つに「覚醒状態の維持」があり、これが眠くなる作用と関係している訳です。
先の通り、ヒスタミンは一部の場所にてアレルギー反応を起こす原因となっております。このアレルギー反応は、人体がアレルゲンの侵入を感知した時に肥満細胞と呼ばれる物から内部に蓄積されたヒスタミンが一斉に放出される為になります。
そして、その放出されたヒスタミンを受容体と呼ばれる人体に備わった言わばセンサーがキャッチすることによって鼻水や炎症を起こす訳です。
そして花粉症の薬に見られる抗ヒスタミン薬は、この受容体とヒスタミンの間に入り込んでセンサーが反応する事を阻止するのですが…先の通り、ヒスタミンには「覚醒状態の維持」だったり「記憶学習の補助」だったりと神経伝達物質としての役割も持っています。
抗ヒスタミンはこういった神経伝達物質としての役割の部分もブロックしてしまう為、眠気や学習能力の低下と言った副作用が出る訳です。
これが花粉症の薬によって眠さが出てくるメカニズムとなります。
そして、お分かりいただけた通り抗ヒスタミン薬は、花粉症に効果が大きい=ヒスタミンを抑える力が強いと言う事で、効果が大きい物を使えば使う程に眠さが出てくるのです。
副作用に悩まされるが…飲まなければそれはそれで酷い…ん~悩み所ですね。
しかい、最近はそういった副作用を抑えた薬もあるので薬を変えるor変えてもらうのも一つの手です。
まぁ、一番は花粉症を完全回復できる薬が出来ると良いのですが…それはまだ遠い未来の話ですので、今は薬と使うタイミングを相談しながら季節を乗り越えるとしましょう…
常温保存?室温保存?いったい何度が正解なんだ、目薬の保存
目薬。目が痒い時や、充血している時。疲れた時や乾いた時など…何かと使う場面が多いお薬が一つ。ディスクワークを主にしている人には必須級の物です。
さて、そんな目薬。筆者はいつでも使えるようにと机の引き出しの中に保存しており、「常温保存が出来るのは助かるッ!!」と思っているのですが…ここでふと疑問。
「常温保存」の「常温」とは、どこからどこまでの範囲を常温と言うのであろうか?
10度?20度??はたまた30度くらいまででしょうか??意外と「常温保存」の物って多い訳ですが具体的な温度と言うのはいまいちわかりません。
常温保存してると自分では思っていても、実際は全然常温じゃなかったりとか…
常温とはどのくらいの温度を定義とするのか?厚生労働省による「常温保存可能品に関する運用上の注意」によると「常温とは、外気温を超えない温度」という事らしく、つまりなんて言うか…超ざっくり。
ちなみに、病院や薬局では医薬品を扱う事から「日本薬局方」に常温の定義が乗っており、それによると「標準を20度とし±5度を常温とする」らしいですね。つまり病院・薬局観点からは15-25度。
それとは別に、日本工業規格では常温を「20度を標準とし、±15度の間を常温とする」らしいですね。こっちは5度~35度。
どちらも常温ですが、食品・工業品・生活用品などで「常温」とした場合は「日本工業規格」を基準としている事が多いようです。
と、書いていてふと別の目薬を見て発見してしまった「室温」保存。し…室温だと!
ええい、またざっくりとな!と心の中で文句言いながら探しましたら、見つけたのが「日本薬局方」の中。なんと…最初に調べた時に見とけばよかった。「標準温度は20℃,常温は15~25℃,室温は1~30℃、微温は30~40℃とする」とある為にどちらかというと「工業規格」に近い感じですね。ってか、微温と言うのもあるのか…
じゃと思い、別品に書いてある「冷暗所保存」の場合はどうなるのだろう?…と思ったらコレもやはり「日本工業規格」にてキッチリと決められており、この場合の冷所は1~15度と言う事であり、かつ温度の変化が少ない所を指すようです。
自分の机の中なので、温度が氷点下になる事も無く…高温になる事もないから十分常温として機能している訳です。安心安心。
んでは目薬を冷蔵庫の中で冷やす事は良いのでしょうか?「冷暗所にて保存」であれば問題ないのでしょうかね?
答から言うと「問題ない」だそうです。
先の通り常温保存の日本工業規格は5度~35度、日本薬局方では1度~30度で、冷蔵庫の平均温度は5度になります。
定義から見ると問題なく冷蔵庫で保存しても良いということになりますが、気を付けなければならないのが…間違って「目薬が凍ってしまった」場合になります。
この場合は、中の成分が分解し薬効が変化する場合が…というか変化します。そうすると、本来の効果を得られなくなるうえに、害が及ぶことも想定されます。
冷凍庫に間違って入れた時や、冷蔵庫でも冷気吹き出し口の近くだと凍る場合があるので注意しましょう。
それと、目薬に関するもう一つの疑問。
例えば今日買ってきた目薬。使用期限の欄には○○年○○月と書かれており、ざっと使用期限が2年あるとします。
しかし、封を開けて説明書にパッと目を通すと「開封後、速やかにお使いください」とも書いてあります。??使用期限2年もあるのに??
この場合はどっちに従えばよいのか?というお話になる訳ですが…
この場合の使用期限は「未開封状態で適切に保存した場合」の使用期限であり、開封後の事を指してはおりません。…意外と知っていない方が多いのですが…
なので、開けてなければ適応されますが一回でも使った瞬間から「お早めにお使いください」の使用期限が適用されるようになります。
ここでもまた微妙な時間の言い回しが来ている訳ですが…この「お早めにお使いください」とは、どのくらいの事でしょうか?っというと、目安は大体1ヶ月らしいですね。
これを過ぎた場合は残念でも捨てるようにしましょう…(´・ω・`)
冬だからしっかり暖まりたい。湯船につかるメリット!
2月に入り、もう少しすれば3月、4月と暖かい時期になるのですが…まだまだ先は長いという。身も心も寒くなるこの時期は温泉にでも行って、すっきりしたい所でありますがそんな時間もお金もない。
あぁん、と嘆く前に、筆者一つ考え付きました。VRで温泉の風景を見ながら風呂に入れば温泉に行ってる気分になるのではないでしょうか?
グッドアイディア~と思いながらも、VRの機械って耐水性だったっけ?とか、逆に現実に戻った時が悲しいとかそんなことが頭にちらつきましたけど、無視!
いいじゃない、現実が厳しいなら仮想空間(バーチャル)に逃げたって!
寒い時期だからこそ、しっかりお湯につかって体を芯から温めたい…
しかし、お風呂に入って暖まりたいけど風呂が溜まるまで面倒なのも事実…なので、今夜はシャワーでえぇや。こんな感じで夜にシャワーだけ浴びている方も多いと思いますが…実はそれだけでは体の疲れも汚れもちゃんと落ちていないのですよ。
身体を洗ってシャワーを浴びれば綺麗になっている、と思われがちですが実はこれでは中途半端。皮膚上層にある汚れはこれで洗浄できるのですが、問題なのは毛穴の中の汚れ。
シャワーでお湯をかけて、ガシュガシュ洗ったとしても毛穴の中に入ってしまった汚れは中々取れる物でありません。
それをそのままにしておくと、肌荒れやニキビの原因となったり体臭の原因となる事もあるようです。
そんな毛穴に詰まった汚れを取り除くには、温かなお風呂に漬かるのが一番。
お風呂に入って皮膚がふやけるのは皆さんも知ってると思いますが、それと同じく肌が水分を吸って柔らかくなり毛穴が広がる為に、中に溜まった汚れも取れやすくなります。
また、古くなった角質や汚れも落としやすくなる他に、古い角質が落とされて皮膚の持つ本来の機能が十分に発揮されやすくなります。
なるほど、シャワーだけでは駄目だったんですね。これは意外。
そんな風呂は何度くらいの温度が丁度よいんでしょうかね?筆者はちょっと熱め(だと思う)42度前後くらいで入ってます。夏場はもうちょっとぬるいですけど…
入浴するお湯の温度によって「39度以下:微温浴」「39-42度:温浴」「43度以上:高温浴」と分けられるようで、それによって暖まり方や効果が若干変わってきます。
比較的温度が低いお湯につかってまったりする「微温浴」。39度以下のお湯の温度なので体が温まるまでに時間はかかりますが、急激に体を温めさせない為に体への負荷は軽微。
時間をかけてゆっくりと体全体を温める為に、筋肉をほぐし副交感神経をリラックスさせてくれます。
日本人の入浴温度として比較的多い「温浴」温度。体温より高めの温度設定で、全身の血行が良くなる為に新陳代謝が活発化。肩こりや腰の痛みなどの血行不良からくる体の不調を緩和させてくれる効果が有ります。
江戸っ子は熱い風呂に入るんでぇい!「高温浴」は43度以上のお湯である為に熱さによって体に刺激が与えられ、自律神経が活発化され心拍数や血圧が上昇します。
それによって、精神・神経が昂るので「頭がハッキリしない」「疲れが残っている」という時は高めの温度のお湯につかると身も心もすっきりするでしょう。
ただし、高温のために入浴後に肌の皮脂が多く落とされがちになり「肌乾燥」の原因となったり、高い温度は体への負担も大きくなる為に、調子の悪い時は逆に控えた方がよいでしょう。あと、精神が昂るので寝る前にもあまりお勧めできない…
成程、寝る前に体を温めすぎてもダメなんですね。筆者はギリギリ「温浴」の部類に入るようですが、睡眠前の入浴ならもうちょっと低めの方がいいっぽいですね。
しかし、疲れを取る為に湯船に入っても長時間にわたって入浴を続ける事で逆に疲れを溜める事もあるので注意です。
以外にもその辺にあるぞ!実は身近な漢方薬!
お薬と言うと西洋薬と漢方薬の二種類に分かれるのはご存知かと思われます。
西洋薬は特定の物質から成分を抽出して作られる…小難しくなってしまいましたが、要は、ふだんお医者などからもらうお薬ですね。
一方、漢方薬は自然の素材の持つ力をそのまま使うお薬で、鉱石、植物、動物などなどの素材を乾燥させて粉末状にして使います。
「漢方=あやしい」みたいなイメージを持つ人も少なくないと思われますが、実際は漢方と言うと未知の雰囲気でも案外、身近な所につかわれていたり、存在したりするものです。
皆さんもよく知る漢方の種類の一つ。古い時代より漢方薬として重宝されており、血圧を高める効果や滋養強壮に使われていたとの事です。
主に中国や朝鮮で栽培されており、韓国なんかではお茶にして飲んだりする。
身近な所では、栄養ドリンクなどにもよく入っており有名処では「ユンケル」とか「モンスターエナジー」等。
抗炎症作用や血流改善、むくみ改善の効果が有るとされている漢方薬の一つ。特に「β-クリプトキサンチン」と呼ばれる成分が多く含まれており、がん予防に良いと注目されている。
そんな「陳皮」の正体は、寒い時期によく食べるミカンの皮。これを乾燥させて作るのが陳皮になります。
漢方の世界において幅広く使われている生薬の一つ。鎮痛、解毒、去痰の効果が有るとされており、その名の通り甘味成分であるサポニンが含まれている為に甘い。
漢方でも使われているのだが身近な食品等にも使用されており、醤油や味噌などの甘味料としても使われ、欧米などではリキュールなどのお酒やリコリス菓子にも使われる。
生薬は花が咲く直前の物を乾燥させて作り、蒲公英根(ホコウエイコン)として流通している物は、その名の通り根の部分を乾燥させて作られる。
どちらとも健胃、解熱、強壮、利胆に作用し民間薬としても利用されている。
この蒲公英の正体は春に咲く花の代表であるタンポポ。
生薬として、とある植物のトゲトゲとした実の中にある種子を使用する。この無数のとげが生えた実の形状から「悪実」の名前になった物と思われます。ぱっと見、ウニ。
種子はごく普通の茶色い小さな種であり、煎じるか炒って粉末状にして使用されます。風邪の熱や咳、扁桃腺の炎症を抑えてくれます。
悪実なんて言うと一体どんな…って思う訳ですが、なんてことはなくゴボウの種になります。ちなみにゴボウ自体も「牛蒡根」と言って食欲増進、発汗作用のある生薬として使われています。
筆者にとっては最もなじみ深い漢方薬。ハート形の広い葉を持ち、白い十字の花びらを持つ花を咲かせる。花が咲いた時に根以外の部分を丸っと刈り取り乾燥させて使用する。
主にお茶にして飲むことが多い。独特のにおいが存在する。
利尿作用、強心作用、抗菌作用などを持っている。
そんな生薬の正体はドクダミ。気がつかないだけで、割と色んな所に生えており日陰などの湿った場所に好んで生えている。
こんな感じで実は「漢方」は非常に我々に生活に身近な物を利用している物も数多くあります。他にも、「薤白(がいはく)」はラッキョウの事だし、「蒼耳子(そうじし)」はオナモミだったりと、この他にもまだ沢山あります。まぁ、中には不思議な物があるのも確かですが…
ともかく、特殊そうに見える漢方の世界ですが、実はそれほど遠い世界ではないというお話でした。
最近は色んなものを投げるんだな~…各地で違う、豆まきの種類
二月初めのこの時期…日本各地で行われる大規模な厄払いの儀式、その名も「節分」。
鬼は外!福は内!のアレですね。豆を握って全力で投げぶつける。
日本の英雄譚の中で、西洋における竜と同じような位置づけで鬼が登場する訳ですが…そんな鬼を豆で追い払えと…?
豆で鬼を倒せるかどうか心配な方には、アメリカ製の優秀な暴徒鎮圧用兵器である「ビーンバッグ(豆袋)弾」がありますので、そちらを使うと良いでしょう。
さてさて、皆さんご存知の節分。なんで豆を投げるのかと言いますと、その昔のこと…京都に鬼が現れ暴れた時期があり、その際に毘沙門天様から「鬼の目に向かって豆を投げよ」とのお告げを頂き、それによって無事鬼を退治できたとの逸話から鬼に豆を投げる風習が生まれたのだとか。そして、鬼を払ったという逸話から豆には「魔滅」の意味があり魔(悪いモノ)を払ってくれる効果が有ると言いう風になったとな。
さて、この豆まきなのですが筆者の地域では幼い頃より「落花生」を投げるのが普通だったので、あんまり気にしたことが無かったのですが…何やら地域によっては「大豆」の事もあるんですね。よくよく考えれば、この時期の豆まきのCMだと大豆投げてますもんね~
この辺は東北か関西かによって豆の種類が変わっているらしく、東北地方では「落花生」が多く、対して関西地方では「大豆」が多いみたいですね。
この違いは、鬼は外福は内をやる際に豆を屋外へと投げるのですが、東北地方の2月と言うのは丁度、気候的に雪などが降りやすい時期であり、地面もろもろぬかるんでいる場合が非常に多くなっております。
その後に投げた豆を食べるという観点から見ると、不衛生になりがちです。
なので、東北地方ではある程度汚れた後でも普通に食べられるように殻付きの落花生を投げる風習になったんだとか(諸説あります)。
大豆を投げる地域では逆に外に投げた大豆は食べずに放っておく方が多いんだとか…聞いた事があるかと思いますが、節分の豆に炒った物を使う理由は別に美味しく調理の意味ではなく、邪気を追い払い邪気を吸い取った豆が、家先に根付いて芽を出すという事を縁起悪しと考えて芽が出ないようにする為に炒るんだとか。
大豆や落花生の他にも最近は投げる人の趣向を反映させて「ピスタチオ」だったり「うぐいす豆」だったり「旭豆」だったりと千差万別。
ピスタチオくらいだったら、まぁ落花生もある事だし…と思うのですが、うぐいす豆となると…ん~、片付けとかその辺が大変そうなイメージ。
ちなみに、この場合の「うぐいす豆」は甘納豆に入ってるしっとりした奴ではなく、芯にピーナッツが入ってる豆菓子で、いわゆるコンビニとかで売ってる「でん六豆」ですね。
また、秋田県にある湯殿山龍泉寺においては「おとなの豆まき」と称し、節分の豆まきにと一緒に「金」「銀」「プラチナ」「水晶」を小さな湯殿山の紙袋に入れて一緒に投げるというイベントをやっているみたいですね。なにそれ、超豪華!
遠い昔は新年度の厄払いの神事として行われていた「節分」。今では、家族が集まってみんなで楽しみながらできる行事。
たまには日頃に怒りや恨みをその豆に込めて、全力で鬼にぶつけてみてはいかがでしょうか?鬼はたまったものでは無いんでしょうが。