これは…水虫なのか…?足がふやけると現れるこの無数の穴は…?

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富・名声・力、この世のすべてを手にできる黄金を見つけた男「ジェームズ・ウィルソン・マーシャル」。彼の発見した黄金は人々を米(アメリカ)に駆り立てた。「川底の黄金か? 欲しけりゃくれてやる。探せ! この川のどこかに、巨大な金塊があるかもしれんぞ!」世界中の男達は一攫千金を求めカリフォルニアを目指す。世はまさに大黄金時代!!

 

さて、今月1月24日は男達が夢見た時代…ゴールドラッシュが幕を開けた日みたいですね。

え?上の、どっかで聞いたことあるって?キ…気のセイでショ(シドロモドロ

まぁ、実際のジェームズ・マーシャル上記のような大それた発言はしておらず、当初製材所の現場監督として雇われており、見つけた金属を雇い主サッターの元に持っていき、鑑定…金と判明して驚いたそうです。しかし、黙ってれば俺らで儲けられんじゃね?との事で秘密にしていたのですが、新聞社主のブラナンにバレて町中に言いふらされ、一気に情報が拡散してゴールドラッシュとなったようです。

多くの人が世界中から集まり、日本からも行った方がいたそうで、おかげで当時何にもなかったカリフォルニアは一気に近代化が進み、都市化が進んでいきました。

 

さて、川の中の金を探したと言う事なのですが、季節的に1月で寒くなかったのですかね。あと、川の中を歩いたと思うのですが、ちゃんとケアをしないと水虫とか大変な事になってそうな気がします。

水虫と言えば指の間や足の底にポツポツが出来たり、指の股がジュクジュクしていたりとありますが…どちらでもなく、ふやけた感じになって円形のくぼみが無数にできたりする症状に心当たりがありませんか?

その場合は新種の水虫…と思いきや、「点状角質融解症」と言う足の病気のかもしれません。

 

「点状角質融解症」と言う名前…あんまり聞いた事が無いと思いますし、たぶん、なっている方でも水虫だと思って対処している人も多いと思われます。

初めの症状は足の裏、指の又などの部分が白くふやけた際に皮膚が剥けやすくなり、自然とむける場合もあります。そうなった場所は多少ヒリヒリしたり、感覚が鋭くなることはある物の、強い痒みや炎症を起こす事もないため「皮膚が剥けて敏感になったか」程度で済ませてしまう場合がほとんどです。

それをさらに放置していると、同ヶ所がふやけるのと同時に数個の直径数ミリ程度の大きさのクレーター状の窪み…例えるなら「蓮の実」や「ハチの巣」に似た穴が開き始めます。これが出た際も特に痒みや炎症はありません。

さらに放置していると、足の裏の「かかと」や「指の付け根」、「指の又」にまで一気に穴が広がり大変な光景になります。この状態でも強い痛みやかゆみは無く、多少ヒリヒリする程度です。が、少し爪を立てて引っ掻くと簡単に皮膚がごっそり剥がれ落ちるので注意が必要です。また、足の臭いもひどい物となり、「硫黄臭」「アンモニア臭」と比喩されています。

 

この原因は、爆発的に繁殖拡大した足の常在菌による浸食が原因となります。

発生条件は水虫と同じく「足を不潔にしている」「足元の湿度が高い(汗っかき)」等である為、併発して水虫を発症させる方も多いのだとか。

我々の足には無数の細菌が存在しているのですが、それが高湿・高温などの条件で一気に繁殖が広がり、皮膚の角質を分解してしまう為に足にあの穴が出来るのです。

水虫とは異なるために、水虫の薬では対処できず、この場合、症状が比較的に軽い状態ならば抗菌石鹸などで洗い、足を乾燥させ、清潔な状態を保つことで自然治癒も可能ですが、あまり症状が進んだ場合は抗菌外用薬などを処方してもらい塗る方が速いと思われます。

 

ちなみに筆者はたまたまこの名前を知ったわけですが…実は筆者も数年前までこれだった事を初めて知り、あの時は水虫だと思って対処していたのですが、2年くらい洗ったり乾燥させたりをやっていたら治り、水虫って市販薬でも治るんだーと勝手に勘違いしてました。