湿布にある温感と冷感…あれって、何か違うの?湿布の違い

21f1e8a19cb3565d5f70019269e6294d_s少し前の事。唐突にお狐様が見たくなり、行ってきました「蔵王のキツネ村」。

4号線を宮城から福島方面に進み、白石の途中から脇道に入り山の中へと進んでいくとある訳ですが…なんやら去年の冬に来た時よりも人が多くいてちょっとびっくり。

後で知った事が、テレビで紹介されたのと、生まれたばかりのチビお狐様が初お披露目と言う事で見に来る人が多かったらしいです。

何と言うタイミングの良さ。お狐様を見て触って、筆者も大満足です。

ちなみに、世界広しと言えど、お狐様を直で触れる動物園はここだけらしいですね。お狐様を飼えれば毎日さわれるわけですが…まぁ、そう簡単にもいきません。

お狐様好きの方には是非オススメしたい場所です。ただし、さわれるお狐様は決まっており、専用の場所で触ったり抱っこと言う事になり、どのお狐様も触り放題ではないので注意です。特に、放し飼いスペースにはいっぱいいますが、勝手に触って噛まれても自己責任になります。まぁ、目の前をちょこちょこ歩いているので、触りたくなるのは分かりますがね…

スッ…(手を無言で伸ばす) 狐「不敬ものッ!」ガブッ

 

さてさて、そんな感じでキツネ村に行ってきた訳ですが…その帰りに、コンビニによった際に、ちょっとした段差があることに気が付かず、よろめいてしまった筆者。

しかしながら、運動不足の筆者と言えど転ぶまではいかぬ!と、とっさに足を出したら、今度はその足を軽く捻挫してしまいました…解せぬ…

まぁ、もとより筆者の足首の関節は普通の人とちょっと違っており、性質上、挫きやすくなっていると言う迷惑な作りなので捻挫には慣れっこなのですが…今回はいつもより少しばかり痛みを引きずっています。ムム…これは湿布の出番ですね。

所で、湿布には「温感湿布」「冷湿布」がありますが、あれって温度の違い意外に何か違いってあるのですかね?ちなみに、その時は冷湿布をはりました。

 

筆者的には「肩こり・腰痛」等には血行を良くする意味合いを込めて温湿布」、「打撲・捻挫」等の炎症症状には冷やす為に冷湿布」と言うイメージですが…効果を改めて見てみるとどっちも同じように「肩こり・腰痛・捻挫・打撲」が入っています。効果に違いはないのか…

すると、「冷え」からきている肩こり・腰痛に冷湿布…または、炎症中の打撲・捻挫に温湿布でも問題がないと言う訳ですね。 と、思いきや…人の脳と言うのはイメージに弱く、効果上では確かにそういう組み合わせでも効果があるのですが、「炎症部位を温める=痛さが増す」や「血行が悪い部位を冷やす=より血行が悪くなる」と言うイメージから、逆に悪くなる場合があるのだとか… まぁ結果としては「温・冷」共に効果に差異はないけれども、症状に合わせた貼り方は必要と言う訳ですね。

  ちなみに、温湿布・冷湿布ともにつけた瞬間から温かい・冷たいと言った感覚になりますが、あれも、温湿布には唐辛子成分、冷湿布にはメンソールの成分が入っている為に急激に温度が温まったり冷えたりと言う感じがするようで、実際の変化は2~3度とたいして高くも低くもならず、さらには温度によって直接患部に影響を与えることは無いのだとか…

 

さて、抗炎症と鎮痛効果がある湿布。他の薬だと効果の時間とかがご丁寧に書いてある場合もあるのですが…湿布薬は書いていない物も多いですよね?具体的にはどのくらいの時間、効果がある物なのでしょうか?筆者は丸一日つけている時が多いです。

 

その種類によっても変わってくるところが多いのですが、湿布は大体が1日2回と言うような作りになっている物が多く(中には1日1回の物もあります)、そこからすれば8時間前後が交換の目安と言えるでしょう。ただし、肌がもともと弱い人やちょっと心配な人はその半分の4時間くらいでの交換がちょうどよいと言われます。なお、貼ってから赤くなって痒みや痛みが出てきた場合はすぐに使用をやめてください。

特にお風呂上りは湿布の効果がよく出ると言われるので、お風呂上りが良いと言うからと言う訳ではなく、その人の体質に合った使い方をしましょう。