年越しそばには何入れる?具材にもいろんな意味がある年越しそば!

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もー、いーくつ寝るとー「お正月」―。

さて、来週になるともうお正月になってしまうと言う…今年も、もう終わってしまうんですよね…皆さん、今年(2018年)に忘れものとかありませんか?しっかりチェックして来年(2019年)に移りましょう。

 

さて年末と言えば決まって、除夜の鐘紅白歌合戦、新年カウントダウン…そして、年越しそばも外せません。

筆者の家では数年前までは蕎麦屋に行って食べていたのですが、ここ数年は食べなくなりましたね。まぁ、通っていた蕎麦屋が軒並みなくなったのが主な原因ですが…さて、一つ単純な疑問としてなぜ「年越しそば」何でしょうかね?

 

日本で年越しそばを食べる風習が出来た正確な年は不明である物の、1814年の大坂繁花風土記において「十二月三十一日 晦日そばとて、皆々そば切をくろふ。当月節分、年越蕎麦とて食す。」と言う一文がある事から、最低でもこの時代にはすでにそういった文化が根付いていたことが分かります。

話は巻き戻り、では、なぜ年越しは蕎麦なのでしょうか?

この「なぜ蕎麦なのか?」と言うのには諸説が多く、ハッキリとした回答が無いのが現状でありますが…1)引っ越し蕎麦と同じく「末永く」と言う所から長寿祈願。2)金銀細工師が金粉銀粉を集めるのにそばを使った事から縁起物として。3)蕎麦は暴風雨にさらされて倒れてもすぐに戻る所から健康祈願として。4)蕎麦が切れやすいという事で苦労や借金を切り捨てると言う所から。等々、様々ないわれがあります。

しかしこうやって聞くとうどんでも良い気がするのですが…と、思いきや地域によっては「年越しうどん」になる場合もあるようで別に間違いって訳ではないようですね。

 

この他に年越しそばに乗っけられる様々な具材にも実はそれぞれ意味がちゃんとあったりするようですね。

 

にしん:京都ではメジャーらしい。ニシンを二親とかけて沢山子供が生まれるようにと、子宝の縁起担ぎとして用いられるようです。

 

:卵の黄身の黄色を黄金とかけて商売繁盛の意味を込めて用いられる。

 

エビ:日本での縁起物の代表格。腰が曲がる事から長寿のシンボルとされており、そのまま長寿祈願の縁起担ぎとして使用される。

 

ネギ:一年の苦労を「ネギ」らう(労う)と言う意味と神職「禰宜(ねぎ)」をかけての事と言います。

 

紅白のかまぼこ:紅白の色は昔よりおめでたい時の色として使われてきており、それにあやかって紅白のかまぼこを乗っけています。白は「神聖」紅は「退魔」を表していると言います。

 

油揚げ:油揚げと言えば「お狐様」。「お狐様」と言えばウカノミタマ…こと豊穣の女神、宇迦様である「お稲荷様」のお狐。と言う事で、お稲荷様のお狐にあやかって金運上昇・仕事運上昇・商売繁盛等の縁起担ぎとして用いられる。

 

こんな感じで次の年への縁起担ぎの物がほぼですね。

全部のせするとゴタゴタ感は凄くなりますが物凄く縁起はアップしそうな予感がしますね。

皆さんは今年の年越しそばはどんな風にアレンジして食べるのでしょうか?来年も良いお年になりますように。