小さいが栄養満点なナッツ達 その2
前回も語らせていただきましたが、ナッツは健康に良いと言う話があります。
それでナッツを食べてる人もいるかと思いますが、大雑把にナッツと言ってもその通り多くの種類がある訳です。
アーモンド、カシューナッツ、マカダミアにクルミ等など…売っているナッツにもミックス以外にも単品だけ詰め合わせた物もあり、「ナッツは健康に良い」と言われても、どれがどう良いのかイマイチ分からなかったりします…なので、今回はそんなナッツを個別の種類ごとにどういった物が有るか見ていきましょう。
ナッツと言えばコレと言う程の代表格。
アーモンドにはオレイン酸や不飽和脂肪酸が多く含まれており、ビタミンEなどの含有量も食品の中ではかなりあるそうだ。
オレイン酸や不飽和脂肪酸は身体の悪玉コレステロールを減らし、ビタミンEは強い抗酸化作用を持っている為に血管や肌の老化を抑えてくれます。
あんまり食べすぎると鼻血が出ると脅された幼少期。でも実際はそんなことは無い。
タンパク質・脂質が多くカルシウム、鉄分、カリウムなどのミネラルや各種ビタミンなどを幅広くバランスよく含んでいる。
また、ピーナッツを包む薄皮の部分にはポリフェノールが含まれていると言います。
・くるみ
専用の道具を使わないと中々割れない堅い殻を持つ木の実。
ビタミンEやB、葉酸等のビタミン類やマグネシウム、銅、亜鉛などのミネラルがバランスよく入っており、Ω-3脂肪酸が豊富に含まれているのが特徴。
Ω-3脂肪酸は青魚等でよく知られるEPCやDHAの元となる成分であり、中でもクルミは特に多くのΩ-3脂肪酸を持っているのだ。
三日月形をした木の実で、収穫・加工に手間がかかる為に高価なナッツの一つ。
カシューナッツも他のナッツ同様に多くのビタミンとミネラルを含んでいるのですが、一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸や銅やマグネシウムを特に豊富に含んでいます。
他にも脂肪分が少なく、植物性たんぱく質を豊富に含んでいると言う点もあげられます。
・ マカダミアナッツ
ハワイの名物で、よくチョコと組み合わせたお土産としても販売されている。
非常に多くの脂質を含んでいるのだがコレステロールを全く含まず、代わりにオレイン酸やパルミトオレイン酸などの一価不飽和脂肪酸を多く含んでいる為に、逆にコレステロール値の低下や美肌への効果が期待できる。
海外のお菓子のお土産などによくある奴でチョコレートとかがコーティングされている。
身体に良いと言われている不飽和脂肪酸が多く含まれており、中でもオイレン酸を非常に多く含んでいます。
逆を言えばちょっと脂質が高い為に食べすぎによるカロリー増加に注意をしたい所。
お酒を飲む人の中では割と好きな人も多いのでは?と思われる豆類。
ナッツの女王と言う別名をもち、多くの人に愛されているも…実は 近緊急種に指定されている植物。
ビタミン、ミネラル、脂肪酸等の含有量の多さは言わずもがな…これに加えて天然機能成分であるルテインやゼアキサンチンも多く含まれている。
・ パンプキンシード
かぼちゃの種になります。かぼちゃ自体も非常に栄養価が高い食べ物ですが、それの元となる種もまた小型でありながら栄養価が高いという。
カボチャの種もまた不飽和脂肪酸が多く含まれており、リノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸など多様な脂肪酸を持っております。また良質な植物性たんぱく質も多く含まれており、他にもビタミンEや各種ミネラルも豊富に含んでおります。
懐かしい「とっとこハム太郎」の大好物。ちゃんと人間も食べられます。
ヒマワリの種には、かぼちゃの種と同じくリノール酸やカリウムを多く含んでいる為に、コレステロールの上昇や動脈硬化などの予防にも良く、高血圧の予防にも効果的です。
ビタミンEも多く含まれ、葉酸も含まれているので免疫力を高めてくれる効果を持っている所が特徴的になります。
ナッツと言ってもこの通り、その種類によっても得られる物が様々であります。
筆者みたいに好きな物をぼりぼり食べるのも良し、あれこれ自分に足りない物を選んで食べるのも良し。
ただし前も言いましたが、食べすぎるとおなかを壊す事もあるので、その辺に注意しながら食べるようにしましょう!