カレーライス

dd4d6d5abed0a8ded2549de2b166bd96_s本日も唐突ですが、日本と言う国は様々な食文化が混在している国です。

スパゲッティやハンバーグの様な洋食、ラーメンやチャーハンのような中華、そして寿司や蕎麦のような和食。多種多様、様々な食べ物が点在しています。

さてさて、そんな中でも圧倒的な人気を持ち、国民食とまで言われているのが・・・そう「カレー」です。

今月1月22日はカレーの日になっております。もともと、カレーの発祥は皆さんご存知のインドなのですが、遙昔にイギリスがインドを統治していた頃・・・インドのカレーは「ヘースティングズ」と呼ばれる人物の手により英国に渡り、イギリスの女王へと献上され、英国中にその名前が知れ渡るようになります。さらにカレーは研究され、だれでも手軽に楽しめるカレー粉が初めて作られ、その後に、文明開化と共に日本に輸入され今に到ります。

皆さんお気づきでしょうか?つまり、日本のカレーは「インド」の物ではなく「イギリス」のカレーを元に作られているのです。

なので、インドの人が日本のカレーを食べてもまったく別な料理として認識されるみたいですね。それでも、インド人への受けはかなり好評らしいのは、ありがたいことですね。

 

さて、お話が長くなりましたが・・・カレーライスには多くのスパイスが使われており、美味しいだけではなく様々な健康によい効果を持っているとされており、さらには野菜と肉とを満遍なく摂取できるので、栄養面でも優れていると言います。

 

カレーに良く使われるスパイスと効果

ターメリック

カレーの黄色い色の元となる香辛料・・・この場合は天然着色料?別名は「ウコン」です。

ウコンには肝機能の向上や整腸作用、さらには脳機能を活性化させる力もあるとされております。

 

クミン

カレーの香辛料その一。香りと共にかすかな辛味もつけてくれます。クミンには高い脂 肪燃焼効果と減量効果、動脈硬化の予防効果があるそうです。

 

コリアンダー

カレーの香辛料その二。ハーブの一種で、実はお菓子やリキュールにも使われています。

消化器系に対してよい効果を持ち、身体に溜まった毒を出す解毒作用も持っています。

 

カルダモン

カレーの香辛料その三。しょうが科の植物で、別名でスパイスの女王とも呼ばれています。

消化促進の作用と、香りに含まれる成分により精神安定効果があるそうです。

 

にんにく

カレーの香辛料その四。肉の臭みも消してくれるし、香り付けにも最適です。

疲労回復効果、血行不良の改善、免疫能力の増強等、効果は大きいです。

 

クローブ

カレーの香辛料その五。つぼみは、その形が釘に似ている事から丁子とも呼ばれます。

胃を助ける作用や口臭を予防する効果を持っているそうです。

 

唐辛子

カレーの辛さの秘密。1500~1600年位の間に日本に来たとされており、当初は観葉植物、もしくは毒薬の一種として使われたそうです。毒薬って・・・気持ちは分かりますけどね。

脂肪燃焼効果や血行促進、高血圧予防や食欲促進など色々な効果を持っております。

 

なるほど、カレーを構成するスパイスだけでこれだけの物とは・・・侮れません。これに加えて様々な種類の野菜や肉類が含まれるわけですから完全食と名前がつけられるのも納得です。ただし、カレーの弱点として一品自体のカロリーが結構高くなりがちになってしまうのでその点だけ注意が必要ですね。さぁ、皆さんも今夜はレッツ、カレーライス!