捻挫と打撲

dd4d6d5abed0a8ded2549de2b166bd96_sさて、過ぎてしまいましたが今月の第二月曜日は成人式の日ということで、今年も、多くの人たちが大人の仲間入りをしました。が、さてどのくらいの人が「大人」になれるのかは、これから次第と言うことです。

実際、成人式をとうの昔に過ぎていて大人なのに「大人」になれていない人達はいっぱいいますので。

・・・とまぁ、偉そうに語る自分も大人なのか?と聞かれればそうではないのかもしれません。

昔、思い描いていた大人の姿に近づけたかと思うと、やっぱり違う気はしますね。

皆さんは、自分が大人になったなと実感した瞬間を覚えていますか?

 

さてさて、成人式の話はとりあえず置いておいて。この季節、寒く暗い夜が長く続き次の日には道路がカッキーンと氷りやすい季節です。

目に見える氷ならばいいのですが、特にたちが悪いのがブラックアイスバーン!普通の道路のように見えていて、その実、路面は凍った上に濡れていると言う凶悪さ。油断していると簡単に滑って転んでしまいます。

この季節は何気に転倒による打撲や捻挫、下手すれば骨折が多い季節です。

しかし、この季節柄ですから気をつけていてもなってしまうものはなってしまう・・・

というわけで、なってしまった時の応急処置を今日は考察していきましょう!

 

応急処置**

捻挫は書いて字の如く「捻(ひね)って挫(くじ)く」。そりゃ、関節を捻った上で無理やり曲げたらおかしくなりますね。まぁ、その通り本来の動ける範囲を超えて関節を駆動させてしまった時に、靭帯や腱を傷つけてしまったのが捻挫です。

医学的な言い方をすると靭帯損傷。主に内出血患部の腫れなどが症状として出てきます。

 

打撲の方も書いて字の如く「打(う)って撲(なぐ)る」。まぁ、なんとわかりやすい・・・まさにそのままですね。打撲は、人体部位を強く打ち付けたり叩かれたりして、外傷はないけど中で筋肉などが損傷する事です。

症状的は捻挫と同じく内出血患部の腫れ等が起こりますが、比較的、捻挫よりは回復しやすい傾向にあります。しかし、気をつけなければならないのは強く強打した時に知らずに骨折する場合もあります。

 

どちらも、やってしまった際は、いそいでとりあえず患部を冷やす事を優先しましょう。冷やす時間は大体15分~30分位を目安とすると良いですね。これをやっておく事で治るスピードはぐんと早くなります。そして、患部を動かさないように安静にさせて、テーピング等でしっかり固定して腫れや内出血を抑えて、できれば寝かせて、患部を心臓より高くする事によりさらに腫れや血腫が出きるのを抑えると良いでしょう。

 

ただし、怪我の直後から激しい痛みや、酷い腫れ血腫を伴うようであれば直ちに病院に行く事をオススメします。その場合は骨折の可能性があるからです。

骨折の場合の応急処置は「患部を冷やす」「添え木になるものを使って包帯や布で固定する」「肩や腕や肘の場合は、三角巾で支えてあげる」の三点をした後、できるだけ早く病院に行くようにしましょう。

ただし、骨が傷口から見えるほどの骨折の時や高所からの落下等の命に関わるような事態の時は、すぐに救急車を呼び専門的な治療を受けさせるようにしましょう。これらの場合は、感染症を引き起こしやすく、即座の病院搬送が求められます。

 

とまぁ、今年の冬は暖冬という話も出ているのですが、なんか「大雪が降るのでは?」との話しも出ていますので皆さんもツルツル道路には注意です。

ちなみにずいぶんと昔ですけれども、筆者は滑って両足を同時に捻挫したのと同時に手を突き損ねて両手も捻挫して動けなくなった漫画のような歴史があります・・・