振り返った今年一年…貴方の記憶に残ったことは?

f:id:pegasasu-0120:20211126144255j:plainさて今年も残す所数時間となりました。

最近は一年過ぎるのが徐々に早くなってきているような気がする筆者…まぁ、筆者も年を取っていると言う事なのですかね。

皆さんもそう言う覚えをしたことありませんか?例えば小学生の頃の6年間はあんなに長かったのに、会社に入ってからの6年間は思い返すと割と短かったように感じてしまう…これは社会人あるあるではないでしょうか?

年を重ねるごとに時間の経過は早くなってしまい、この調子で行くと、いずれはレースカーが駆け抜ける速さで一年が去って行くように…と考えると何とも恐ろしい。

さて、実際に子供の頃よりも大人になってからの方が時間の流れが早くなっているように感じている方も多くいる訳ですが、これってどうしてなのでしょうかね?

 

実はこの現象にも名前が付いており、人呼んで『ジャネーの法則』と言う。

コレを提唱した人物は、その通り『ポール・ジャネ』という19世紀のフランスの哲学者さん。…と言う事は同じ事を思っている人が19世紀には既にいたと言う事実にも筆者はビックリ。ちなみに彼の名前をそのままに『ジャネの法則』と呼ばれる事もあるそうです。

内容はその通り『子供と大人では感じる時間の長さが異なる』と言う事で、同じ1年でも1歳の赤ちゃんと10歳の子供。そして100歳の老人では過ごしてきた時間が異なる為に体感時間が異なるように感じるのだと言う。

今の例で言えば、同じ『1年』という区切りであっても、1歳の赤ちゃんはまだ1年目なので1分の1の時間同じく10歳の子供は10年生きたので10分の1の時間。さらには100歳の老人は100年分と言う事で100分の1の時間と、自分が年齢を重ねた分だけ同じ1年でも数字が小さなものになって行きます。

とまぁ、こんな具合によって同じ一年でも年を重ねている方が早く感じるのだと言う。

 

ナルホド…とも思うのであるが、筆者的にはそれ以外の原因の方が主だと思ってしまう。

時に…一年が早く過ぎるように感じるようになった人に聞きます。今年何が自分の周りであったかをどの位覚えていますか?

子供の頃は一年どころか春・夏・秋・冬どの季節のことを聞いても『こんなことがあった』『あんなことがあった』と次々出てくるのですが、大人になると一年を通しても数える位しかあったイベントの事など覚えていない…

このもう一つの理由は『何事への関心も冷めてしまうから』と言う物。新しい刺激を感じない・求めないと言う事によって、同じ一年でも印象に残る事が極端に少なくなり…結果、一年がはやく過ぎるように感じてしまうと言う物です。

 

子供の頃は毎日が新しい物尽くめであり、興味と関心を引く事だらけなので常に刺激に充実した日々でありますが、大人になるにつれて子供の頃にはワクワクしていた物であっても、それに慣れてしまい関心が薄れていきます。

そうなると同じ一年でもその内容が希薄になって行き、結果、漠然と時間だけが過ぎていくような感覚に陥ってしまう…と言う事。

かく言う『今年も早かった』と思う筆者も、一体今年は何があったか思い出してみたのですが…ホント数える位しか思い出せなかった。

 

さて、今年はもうお終いなので…この一年が早く感じたな、と思った人はあと数時間後に始まる来年には、新しい何かを始めてみても良いのではないでしょうか?

物事を始めるのに遅いと言う事は無いので、自分が『これをやってみたい』と思う事に次々チャレンジするのはいかがでしょう?

まだちょっと、コロナによる影響がありますが…外に出る物だけではなく、家の中で始められる新たな事だってきっとある筈。

という訳で、来年の筆者は色々な事をやって行こうと思う次第です。時間が早く感じる皆さんも何か新たな事にチャレンジして、新しい自分を見つけてみましょう!

それではよいお年を!